ついにファン待望のアニメ第二期の制作が決定した≪Re:ゼロから始める異世界生活≫！異世界ファンタジーのループものとして大人気になりましたね。この記事ではアニメ一期のラスボス的な存在であるペテルギウスに注目！勤勉なのに怠惰と言われる理由から能力、意外な過去までまるっとお伝えしていきます！
目次
狂人？ペテルギウス・ロマネコンティとは！
アニメ一期の最後に現れる、魔女教大罪司教『怠惰』担当のペテルギウス。超個性的な緑色のおかっぱ頭に、痩せこけていて常に無感情なまんまるな目をしています。見た目からして狂人なのですが、中身もすぐに自傷行為をする狂人です。魔女教の恐ろしさの象徴として登場してきましたが、作者曰く大罪司教の中では一番まともな人物だそう…。
口グセは、「アナタ…怠惰デスね？」。
実はペテルギウスに肉体はない！
ペテルギウスの正体は邪精霊で、肉体に宿って生きています。そしてその年齢は驚きの402歳！実はエミリアの過去にも関わりのある人物なのです。そんなペテルギウスの過去については、あとで詳しくお伝えします。
魔女教ってなに？
ペテルギウスが所属している魔女教とはいったいどんな宗教なのでしょうか？魔女教は『嫉妬の魔女サテラ』を信仰しており、世界各地で凶悪犯罪をしているため一般人からは怯えられている組織です。世間では、魔女教徒を見かけたら抹殺してもよいとなっているほど危険視されています。
勤勉なのになぜ『怠惰』担当なのか…
ペテルギウスは『怠惰』担当なのに、魔女への想いがとても強く『福音書』の記述通りになるように勤勉に動いています。あまりに勤勉なので、スバルにも「怠惰担当のくせに…」とツッコまれていましたね。
実はペテルギウスはとある事件があって、『怠惰』の魔女因子を体に取り込んでいます。そのため勤勉ではあるものの『怠惰』担当なのです。決してペテルギウスが怠惰というわけではありません！
ペテルギウスの能力
ペテルギウスが『怠惰』の魔女因子を取り入れたことで、使えるようになった権能は２つ。『見えざる手』と『怠惰の権能』です。アニメでは『見えざる手』の方しか使用することはありませんでしたが、せっかくなので両方紹介していきたいと思います。
能力① 見えざる手
怠惰の魔女セクメトが発現させた能力で、もともとは動かなくても遠くのものをつかんだり動かしたりするための”手”でした。セクメトの魔女因子を取り込んだペテルギウスはとても勤勉なので、福音書の通りに物事を進めるために怪力な『見えざる手』を使ってたくさんの人を潰し殺してきました。
作中ではレムも『見えざる手』に体中の骨をねじりおられ、無残な殺され方をしていましたね…。ちなみに魔女因子に適性が高いスバルには『見えざる手』が見えてしまいます。
能力② 怠惰の権能
アニメでは使われていませんが、こちらは一言でいうと『精神汚染』の能力です。怠惰の権能は、『怠惰の魔女因子』に適性がない人のみに有効で、戦意を喪失して正気を失った上に、自傷行為に走ってしまうという恐ろしい能力です。効果がない人がいるとはいえ、恐ろしい能力ですよね…。
『指先』とは？
ペテルギウスの周りにいる『指先』と呼ばれる魔女教徒たちは、実は肉体のストックです。邪精霊であるペテルギウスは、適性のある人物に憑依することができます。アニメでもこの能力には苦戦しました。最初のペテルギウスを倒してもどんどん憑依していくので、『指先』を全員倒さないとペテルギウスを倒せないのです。
主人公のスバルにも乗り移った！
やっと『指先』を全員倒した！と、安堵したその瞬間…。なんと今度はペテルギウスは、スバルの体に憑依しました。スバルは”死にもどり”で死んでもまたやり直せるので、その場にいたフェリスにペテルギウスごと殺してもらいましたが、”死にもどり”のことなんて知らないフェリスはとっても辛かったでしょうね…。
天敵スバル＆ユリウス現る！
『見えざる手』や憑依能力のあるペテルギウスは、多くの被害を出した大罪司教として有名です。しかし『見えざる手』が見える上に、”死にもどり”で能力を把握しているスバルはペテルギウスにとって天敵そのもの！さらにそのスバルが、他の精霊と契約済みのため精霊であるペテルギウスの能力が及ばないユリウスとタッグ組んで現れた…。これはペテルギウスの長い人生で最悪のタッグといえます。
狂人ペテルギウスの最期…。
スバルとユリウス率いる合同連合は、『指先』を全員倒してペテルギウスをついに追い詰めます。そしてスバルの視界をユリウスが共有することで、『見えざる手』が見えるようになりペテルギウスはなす術もなく倒されました。
しかしその後ペテルギウスはもはや執念とサテラへの愛だけで、とんでもない姿になりながらもスバルを追いかけてきます。そしてスバルに大切にしてきた『福音書』を投げ捨てられ、ペテルギウスはそれに手を伸ばしバランスを崩してしまいます。そのままスバルに炎を撃ち込まれて、今度こそ最期を迎えました。
狂人ペテルギウス誕生秘話。
ここまで大罪司教としてのペテルギウスを紹介してきましたが、実はとんでもない秘密を過去に抱えています。ネタバレになりますのでご注意ください。
ペテルギウスの過去。
紹介のところでもお伝えしましたが、ペテルギウスはエミリアと育ての親フォルトナ（エミリアの父の妹）と過去に会ったことがあります。エミリアはフォルトナやエルフたちとエリオール大森林で暮らしていて、大罪司教になる前のペテルギウスはエルフたちの生活を支援し加護を与えている人物でした。
大切な人を守るために手に入れた力。
しかしある日エリオール大森林に、虚飾の魔女パンドラと大罪司教レグルスがやってきて、エミリアたちの平和な暮らしは崩壊します。ペテルギウスはエミリアとフォルトナを逃がすために、適性のない『怠惰』の魔女因子を体に取り込み、パンドラたちと戦いますが殺されかけてしまいます。
しかし最悪の結果に心も体も壊れてしまう…。
パンドラたちを誰も止めることができず、再びエミリアと相対するパンドラ。そこにフォルトナとペテルギウスがかけつけますが、パンドラの虚飾の力によりペテルギウスはフォルトナをパンドラと見間違えて殺してしまいます。そしてペテルギウスは大切なものを守るために無理をして手に入れた”怠惰の魔女因子”の力によって、大切なものを自ら壊してしまった。そしてそのショックで、心まで崩壊してしまったのです…。
CV松岡禎丞さんの演技がすごい！
そしてリゼロを見るときに注目してほしいのは、ペテルギウスの声優である松岡禎丞さんの演技です！狂演すぎてすごいと話題になりましたね。松岡さんといえばソードアートオンラインシリーズのキリト役など、爽やかイケメンキャラのイメージが強いのですが、ペテルギウスの狂気を見事に表現していました。正直私も見ていて驚きました！
ペテルギウスまとめ
魔女教の狂気の象徴であり、アニメ一期のラスボスであるペテルギウス。でもその狂気の裏側には、悲しい過去や魔女への純粋な思いがあってどうにも憎み切れないキャラです。二期では他の大罪司教が出てくることになると思いますが、ペテルギウスの存在も忘れてほしくないものです！
