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からくりサーカス

【からくりサーカス】名シーンランキングトップ10をまとめてみた!

更新日:

勝と鳴海の共闘シーン

週刊少年サンデーで連載され、現在アニメが放送中のからくりサーカスには数多くの名シーンが存在します。絶望的なシーンから感動的なシーン、最後まで見たからこそ分かる名シーンもあります。そんなからくりサーカスの名シーンランキングトップ10を独断と偏見で選出させていただきました!

【からくりサーカス】名シーンランキング10位『サヨナラルシール』

ルシールさよなら出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

自動人形を破壊する使命を宿命づけられた最初のしろがねであるルシールは、アンジェリーナ人形の呪縛で最古の四人の動きを止めます。しかし、その中でも息子の仇であるドットーレだけは動くことが出来ました。

ルシールはドットーレに『フランシーヌなど自分に何の関係もない』と思えば、呪縛を断ち切り自分を殺せると挑発します。挑発に乗ったドットーレはアンジェリーナ人形の呪縛を断ち切りルシールを殺害しますが、それは自分の存在理由を手放すことでもありました。存在理由を失ったドットーレは絶望の中で死を迎え、ルシールは最高の形で復讐を達成し、鳴海に残りを託して旅立ちます。最強のババアの最強にカッコよくて泣けるシーンです。

【からくりサーカス】名シーンランキング9位『悪魔降臨』

悪魔がやってきた出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

ハーレクインに追い詰められるエレオノールは教会に逃げ込みます。逃げ込んだ教会には生き残った神父が神に祈っていました。しかし、絶体絶命の状況で現れたのは神ではなく自動人形にとっての悪魔でした。

ハーレクインを倒し、エレオノールを助けた加藤鳴海は悪魔から人間に戻ります。からくりサーカスの主人公の一人加藤鳴海の終着点とも言えるシーンです。

【からくりサーカス】名シーンランキング8位『言えねえよ』

真実は言えない加藤鳴海出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

サハラでの死闘でしろがねも自動人形も殆ど全滅してしまいました。手足を失い仲間たちも鳴海を護るために散っていきました。仲間のしろがねたちに全てを託された加藤鳴海はついに目的であるフランシーヌ人形までたどり着きます。

しかし、フランシーヌ人形は偽物だった!すべてはフランシーヌ人形を破壊するための犠牲だったはずなのに、ここにいるフランシーヌ人形は偽物だった。そんな中、時間を稼ぐためにパンタローネと死闘を繰り広げていたファティマは今わの際にいました。鳴海は死にゆくファティマに真実を告げることはできませんでした。そしてファティマは散っていき、それは加藤鳴海が感情を捨て人間を辞める一因となります。

【からくりサーカス】名シーンランキング7位『笑うことができたフランシーヌ人形』

笑えたフランシーヌ人形出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

しろがねたちの敵、自動人形の首魁とも言えるフランシーヌ人形でしたが、長きに渡って笑う方法を探すも見つからず『疲れ』を感じていました。フランシーヌ人形は代わりとなった人形に役目を託し、自ら破壊されるために才賀正二の前に現れます。

紆余曲折の末フランシーヌ人形は才賀正二やアンジェリーナと一緒に生活し、エレオノールの出産に立ち会ったことで心に目覚めていきます。しかし、そこに何故か自分のいう事を聞かない自動人形が襲来し、フランシーヌ人形は身を挺してエレオノールを守ります。

エレオノールの中にあった『柔らかい石』が溶けだした生命の水に身体を溶かしながら必死でエレオノールを守ったフランシーヌ人形にはすでに心が芽生えており、エレオノールをあやしながら、ついに笑うことが出来たシーンです。

【からくりサーカス】名シーンランキング6位『ギイ・クリストフ・レッシュ散る』

ギイ・クリストフ・レッシュの最期出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

最終決戦に向けて列車に乗り込むサーカス団員たち。しかしギイはその列車には乗らずに襲撃してきた自動人形を迎撃します。長きに渡り戦い続けてきたギイの身体は限界が近づいていました。

それでも、勝や鳴海に希望を託し3000体もの自動人形を葬りさったあと、ギイはオリンピアの腕に抱かれながらその生涯を終えます。最後にオリンピアの腕に抱かれるところが印象的なシーンです。泣けるシーンですが、この先の展開に胸が熱くなる場面でもあります。

【からくりサーカス】名シーンランキング5位『今までの戦いは何だったんだ…』

目的は果たせなかった加藤鳴海出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

サハラでの戦闘で殆どのしろがねは全てを加藤鳴海に託して散っていきました。四肢を失いながらも仲間たちの思いを背負った鳴海は仲間たちの懸糸傀儡を手足にして復活します。
最後の四人を倒し、ついに加藤鳴海は倒すべき最終目標であるフランシーヌ人形にたどり着きます。

しかし、フランシーヌ人形から語られたのは自分が偽物であることでした。数多くの犠牲を出しながらもたどり着いたのは、あまりにも残酷な真実でした。そのときの加藤鳴海の魂の叫びであり、加藤鳴海が人間を辞める最大のきっかけだったと言えるでしょう。

【からくりサーカス】名シーンランキング4位『自動人形の悲願』

自動人形たちの悲願叶う出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

かつてはしろがねたちの敵として立ちふさがった最古の四人はフェイスレスから今まで守っていたフランシーヌ人形は偽物だったことを暴露されます。フランシーヌを笑わせることが存在理由だった彼らは、自分の存在理由を見失ってしまいました。しかし、フランシーヌの記憶を受け継ぎ、生き写しであるエレオノールに出会ってからはエレオノールに忠誠を向けるようになります。

しかし、アルレッキーノとパンタローネは最後の四人との戦いで機能停止寸前にまで破壊されてしまいますが、そんな二人は最後に見たのはエレオノールが心から笑う姿でした。アルレッキーノは首だけになったパンタローネに『見ているか?』と問いかけると、パンタローネは笑っていました。最後の最後に自分たちの悲願を達成し、満足してその役目を終えた自動人形の感動のシーンです。

【からくりサーカス】名シーンランキング3位『コロンビーヌの幸せ』

さよならコロンビーヌ出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

最後の四人のコロンビーヌもアルレッキーノ、パンタローネ同様にフェイスレスに回収され、フランシーヌ人形が偽物だったとバレたことから存在理由を失っていましたが、エレオノールに忠誠を向けるようになってからは、才賀勝のサポートに回ります。

勝はコロンビーヌの行動に懐疑的でしたが、コロンビーヌはフェイスレスと決別しディア、マンティーナと戦闘になります。しかし、シャトルから落ちてきたエレオノールと勝を助けるために防御を解き、機能停止寸前まで破壊されてしまいます。

コロンビーヌは人間の恋愛に興味を持っていました。サハラでの戦いのなかでも愛する人に抱きしめれることに憧れを持っていましたが、最後は自分の人生は何だったのかと絶望しながら死ぬはずでした。しかし、そこに勝が現れ勝は泣きながらコロンビーヌを抱きしめます。アルレッキーノとパンタローネとは違う形で自分の生に満足し、勝に最後の言葉を残して役目を終える。個人的に一番泣けるシーンです。

【からくりサーカス】名シーンランキング2位『僕が、まちがって、いたよ』

間違っていたフェイスレス出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

本作のラスボス『フェイスレス』は数百年生き続け、からくりサーカスにおけるほぼ全ての因縁の元凶足り得る人物です。才賀勝との決戦で一度たりとも自分の行動を顧みなかった男が自分と同じ立場の才賀勝に感化され、自分の過ちを認めながら散っていくシーンです。

フェイスレスからゾナハ病を聞き出すために宇宙ステーションに乗り込んだ勝はフェイスレスからなぜエレオノールを奪わなかったのかを問います。勝はエレオノールが最初に好きになったのは鳴海だった、奪ったとしても幸せにはなれないと思う、そう言います。

自分と同じ弟的な立場であり、愛する女性に選ばれなかった才賀勝はある意味フェイスレスと同じ立場でした。そんな勝の選択とディアマンティーナの乱入によって、自分の身勝手な醜さを自覚します。

その後、心境の変化が訪れたフェイスレスは才賀勝と協力して危機を脱します。そこでフェイスレスは弟を見守る兄の気持ちを理解し才賀勝を脱出させた後は全ての幕を下ろすように謝罪の言葉を口にします。物語のラストに相応しい名シーン。

【からくりサーカス】名シーンランキング1位『鳴海と勝の共闘シーン』

勝と鳴海の共闘シーン出典: からくりサーカス ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン

二人の主人公が再び出会い共闘するシーン。加藤鳴海はしろがねとなり、仲間たちの屍を超えて人間を辞めるほどに強くなり、才賀勝は過去を知り、様々な人たちと出会い強くなりました。

そんな二人が背中合わせに戦えば敵はいません。からくりサーカスの二つのエピソードが交錯した最高に熱い名シーン。加藤鳴海はこれが才賀勝であったことを知らなかったことも最高に熱いです。からくりサーカスの集大成はこのシーンにあると思います。

からくりサーカス名シーントップ10まとめ

名シーントップ10をまとめてみました。大体が誰かが散っていくシーンですが、どれもこれもカッコよくて泣けるんですよね。散っていった一人一人がいろんな思いを抱いて退場するわけで…最後まで感動しっぱなしの名作だと思います!

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