【転生したらスライムだった件 第3期】新キャラクターの声優さんを含めた豪華声優陣をご紹介します！

遂に第３期が放送される事になった「転生したらスライムだった件」ですが、個性的なキャラクターが大勢登場します。劇場版やスピンオフ作品でもテレビシリーズに登場していないキャラクターが登場しています。そんなキャラクターを輝かせているのが声優の皆さんです。作品が素晴らしいものになるのか、観ている方々に受け入れてもらえるのか、その要因の大きな一つが声優さんだと思っています。今回は改めて演じているキャストの皆さんを厳選してご紹介したいと思います。

リムル・テンペスト　cv.岡咲美保（おかさき みほ）

最初はやはり、主人公リムル・テンペストの声を担当している岡咲美保さんをご紹介したいと思います。岡咲さんが声優を本格的に目指すきっかけとなったのは、高校時代に出演した『NHKのど自慢』でチャンピオンになった際に、ゲストで参加されていた水樹奈々さんに帯同していたキングレコード取締役の三嶋章夫さんから「本気で声優を目指すなら養成所に通った方がいいよ」とアドバイスをもらった事だそうです。その後、日本ナレーション演技研究所を卒業しています。

初主演以降「転スラ」と共に

声優デビューは２０１７年で、２０１８年にリムル・テンペスト役が決まりました。岡咲さんにとっては初主演作で大変だったと思いますが、長期のシリーズになるとは思っていなかったのではないでしょうか。第１期の後、Audibleで小説版の朗読を一人で担当していたそうで、他のイベントもこなしながら第２期の制作に入ったそうです。第３期もその前に劇場版やスピンオフなどがあり、２０１８年以降「転スラ」にずっと関わっているとインタビューでお話ししていますね。

４月は「転スラ」以外の作品にも

岡咲さんは、声優になって演じてみたいキャラクターが少年と人外とインタビューで語っています。リムルでそれは叶ってしまいましたが、しかし、「転スラ」と同じ４月から放送予定の「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」では少年役を、「THE NEW GATE」では人外を演じています。４月は「転スラ」とダブルで夢を叶える岡咲さんに注目です。

ベニマル（紅丸）cv.古川 慎（ふるかわ まこと）

緑川光さんが演じた『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイを見て声優に興味を持ったのが５歳の時だったという古川さんが、声優デビューはアマチュアで２００９年にRPGゲーム『黄金の絆』のサディアス役だったそうです。プロデビューは２０１１年にWebアニメの『武装中学生』の吉野サトシ役で果たします。その後もゲームのモーションアクターのバイトなどもしながら、２０１３年に『ゴールデンタイム』の多田万里役でテレビアニメ初主演されています。

古川さんの代表作は！？

古川さんを一躍有名にしたのは『ワンパンマン』で演じたサイタマで、代表作の一つに挙げられています。普段の一般人の時と戦う時のマジモードのギャップがサイタマの魅力だと古川さんもインタビューで語っています。その他には『吸血鬼すぐ死ぬ』のロナルドや『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』の白銀御行がファンの間では人気ですね。

シュナ（朱菜）cv.千本木 彩花（せんぼんぎ さやか）

２０１６年に放送された『甲鉄城のカバネリ』でヒロインの無名（ムメイ）を初担当して以降、様々なで活躍している声優さんです。『甲鉄城のカバネリ』に出演していた、同じ事務所の先輩にあたる内田真礼さんに「すごい子が出てきちゃった」と言わしめた声優さんです。

声優としての実力は本物！

転スラではヒロインの一人シュナを演じています。シュナは大鬼族の姫で、知性的で見た目はとても可愛いですが、相手がリムルや他の魔王ミリムやヴェルドラであっても怒る事ができるしっかり者です。そんなシュナを演じている千本木さんは、今シーズンで『ダンジョン飯』のマルシルを演じており、魔物料理を見ると「嫌だぁぁぁぁぁ～！」と凄い形相で叫んでいます。見ているとシュナのイメージが壊れていく音が聞こえてくるのですが、そんなタイプの違うキャラクターを見事に演じている千本木さんの凄さが良く分かりますね。

シオン（紫苑）cv.M・A・O（まお）

最初は俳優としてデビューをし、本名である市道真央で活動されました。２０１４年に『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』のキラキラ役で声優デビューした際にM・A・Oとして活動されたのをきっかけに、現在まで声優での活動はM・A・Oで行われています。今でも俳優で活動する際は市道真央さんの名で活躍されていますが、２０１４年頃から声優の仕事が増えて来たのをきっかけに、現在では声優業をメインで活躍されています。

シオンのイメージにぴったり

調べて頂ければ分かると思いますが、M・A・Oさんの演技の幅の広さは本当に広く、メインのキャラクターから名無しのキャラクターまで様々な役を演じています。特撮でいえば、戦隊シリーズ・仮面ライダシリーズ・ウルトラマンシリーズの三大特撮ドラマシリーズを制覇しています。そんなM・A・Oさんが演じるシオンは、キャラクターのイメージにぴったりと思う方も多いのではないでしょうか。普段は明るく抜けたところがありますが、リムルに敵対する相手と戦う時の勇ましさはM・A・Oさんならではのシオンだと思います。

ソウエイ（蒼影）cv.江口 拓也（えぐち たくや）

「江口拓也といえば！」で、最初に頭に浮かぶキャラクターといえば『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャー役だと思います。作品としても人気が高いですし、江口さんが演じるロイド・フォージャーも素晴らしいと思います。２０２３年には第17回声優アワードで主演賞とMVS賞をW受賞していることからも、江口さんのロイドが愛されていることが分かるのではないでしょうか。

できる男「ソウエイ」

ソウエイは隠密活動がメインという事もあり、ベニマルやシオンより一歩下がっている印象ですが、その存在感が大きいのは江口さんの力が大きいと思います。江口さんのインタビューで、「転スラ日記」で本編とは少し違うソウエイを演じる事でソウエイの幅が広がったとお話しされています。第３期では更に幅の広がったソウエイを見る事ができるのではないでしょうか。できる男「ソウエイ」が楽しみです。

ハクロウ（白老）cv.大塚 芳忠（おおつか ほうちゅう）

大塚さんといえば、ハリウッド映画・海外ドラマの吹き替えや、報道からバラエティーでのナレーションで活躍されてます。アニメファンだけではなく、アニメはあまり見ない幅広い層の方々が大塚さんの声を知っていると思います。大塚さんが自分の声を「低く深く滋味あふれるところから、高くシャウトするような狂気まで」と表現されています。その通りの幅広い役をこなす実力派の声優さんです。

クセあり声優！

大塚さんはクセあり声優とご自身で言われています。２０代の頃から「芳忠節」と言われて、昔はダメ出しも出されていたそうです。しかし今ではその「芳忠節」を求めてオファーされるようになったそうで、森久保祥太郎さんに「クセあり声優はいいよ」と言っていたのが印象的です。第３期では、そんな大塚さんが演じるハクロウの意外な事実が明らかになります。是非アニメを見てご確認ください。

ランガ（嵐牙）cv.小林 親弘（こばやし ちかひろ）

大学で演劇部に入ったのをきっかけに芝居の面白さにはまってしまい、大学卒業後１年間就職して資金を貯めて、２００７年に円演劇研究所に入所しました。その後も役者として活動されていましたが、２０１２年に韓国ドラマの吹き替えをきっかけに声優の仕事がはじまり、２０１３年『ムシブギョー』で初めてアニメの声優としてデビューします。当初は試行錯誤しながら悩んだそうですが、大塚明夫さんから「お前、芝居めっちゃいいな！そのままやっていった方が良いぞ！」と言われたのをきっかけに、現在の「生っぽい」と言われる自然体の演技の方向性に向くことができたそうです。

分岐点は『ゴールデンカムイ』

やはり小林さんの声優としての分岐点は『ゴールデンカムイ』の主役・杉元佐一をオーディションで受かった事だそうです。同じく『ゴールデンカムイ』に出演している津田健次郎さんは同じ劇団の先輩後輩の間柄で、津田さんから「いいねえ」と言われた事も自信になったと話されています。常にリムルの傍に居るランガを、自然体で演じている「小林ランガ」は第３期でも楽しみです。

ディアブロ cv.櫻井 孝宏（さくらい たかひろ）

櫻井さんが演じるキャラクターは冷静、問題を抱えている、掴みどころがない、しかし重要人物というようなイメージがあります。しかし、実際は少年や少女や王子様系の主役、熱血漢系やマスコットなど幅広い役を演じてこられています。１９９６年の『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』がデビュー作で、声優としてのキャリアも豊富な声優さんです。

楽しみなディアブロの活躍！

第２期の途中で、リムルが２万のファルムス軍と戦う重要なシーンから登場したディアブロですが、第３期では更に活躍します。方向性は違いますが、アダルマンと同じ様にリムルを崇拝し、驚異的な力を秘めていますが、他の仲間とはちょっと異質な存在のディアブロを櫻井さんがどう演じてくれるのかとても楽しみですね。

ルミナス・バレンタイン cv.Lynn（りん）

『名探偵コナン』の工藤新一と『犬夜叉』の犬夜叉を山口勝平さんが演じていることを知り、興味を抱いたことが声優を目指すきっかけだったそうです。そして、犬夜叉は「恋に落ちたキャラ」とご自身が明言されています。競馬が趣味というLynnさんですが、ウマ娘プリティーダービーでマルゼンスキー役を演じたことで競馬関連の番組やイベントの出演が増えているそうです。

第３期で本格的に登場

最終話にて、ついに喋ったルミナスさまのCVを担当させていただきました！
#転スラ https://t.co/2wPloym8vV

— Ｌｙｎｎ (りん) (@Lynn_0601_) September 22, 2021

第２期の最後の方で初登場したルミナスですが、初めて喋ったのが最終回でした。その時に「ついに喋ったルミナスさま」とLynnさんはＸに投稿しています。その後で放送されたサイドストーリーの「コリウスの夢」でも登場したルミナスですが、第３期では重要なキャラクターの一人になります。Lynnさん演じるルミナスが楽しみですね。

ヒナタ・サカグチ(坂口 日向）cv.沼倉 愛美（ぬまくら まなみ）

２００８年にゲーム「アイドルマスターSP」で声優デビューし、アニメでのデビューは翌年の「銀魂」が初出演です。高校生の時にアニメ好きの友達からドラマCDを借りて聞いた時、「音しかない世界で声だけで全てを表現する仕事を知り、そうした人にすごく憧れを持った」ことが声優を目指すきっかけになったそうです。

存在感のあるヒナタ・サカグチ

第１期では姿だけの登場だったヒナタが第２期でリムルとの対決で登場しました。沼倉さんはヒナタの存在感を大切にし、表情のあまり変わらないですが無感情ではないヒナタを繊細なお芝居で演じられたらとおっしゃっていました。実はかなりお喋りなキャラクターのヒナタを第３期で沼倉さんがどう演じてくれるのか、今から楽しみです。

グランベル・ロッゾ cv.小野 大輔（おの だいすけ）

第３期から登場する新キャラクターのグランペル・ロッゾを演じるのは小野大輔さんです。２００２年『フルメタル・パニック！』の小林役で声優デビュー後、２００６年『涼宮ハルヒの憂鬱』の古泉一樹役でブレイクするまでは声優として苦労されたそうです。今では「声優界一の演技力」と評されるほど役柄の幅が非常に広い実力派声優さんです。

今回は長老役

クールなイケメンからド天然の熱血漢、寡黙なタフガイなど幅広い役をこなす小野さんが今回は、シルトロッゾ王国を束ねるロッゾ一族の長である長老を演じます。グランペル・ロッゾは別の顔も持っており、小野さんがどう演じるのか、今からとても楽しみです。

マリアベル・ロッゾ cv.水瀬 いのり（みなせ いのり）

新キャラクターの一人で、シルトロッゾ国の十歳の姫として登場するマリアベル・ロッゾを演じるのは水瀬いのりさんです。人気声優ランキングでは上位に入り、声優としても演技の幅が広く、演技力も高いと言われています。演じるキャラクターも様々な役で出演しており、最近では「佐々木とピーちゃん」の魔法少女から「デッドマウント・デスプレイ」の明るいサイコパスの殺人鬼少女など、ヒロインだけでなく様々なキャラクターを演じています。

普通の少女ではないマリアベル

今回演じるのは、グランペル・ロッゾの１０歳にも満たないの孫娘ですが、普通の少女ではなく、リムルと同じ転生者で、転生前の知識と技術を用いて今の世界の支配を目指している少女です。一癖あるマリアベル・ロッゾを水瀬さんがどう演じるか、今から楽しみです。

ダムラダ cv.浪川 大輔（なみかわ だいすけ）

もう一人、情報が公開されている新キャラクターのダムラダを演じるのは、浪川大輔さんです。子役の頃から『E.T.』『ネバーエンディングストーリー』『グーニーズ』などの人気作品で主役の吹き替えをしたことで、人気声優となりましたが、色々あり一時芸能界から距離を取っていました。レオナルド・ディカプリオ主演の『ロミオ+ジュリエット』をきっかけに吹き替えの情熱が戻り、色々ありましたが、現在の活躍に至っています。

キャリア抱負な実力派

子役から活躍していたので、役者としてのキャリアは長く、実力も本物です。役の幅も広く、大概のキャラクターはこなしてしまいます。ルパン三世シリーズで井上真樹夫さんから石川五ェ門役を引き継いだことは皆さんもご承知だと思いますが、現在でも吹き替えの仕事もこなしている実力派声優さんです。浪川さんが演じる東の商人という謎の多いダムラダも注目してください。

キャスト紹介のまとめです

今回は、メインキャラクターから第３期の中心となるキャラクター、そして情報公開されている新キャラクターを演じる声優の皆さんをご紹介しました。転スラには他にもたくさんの魅力あるキャラクターが登場しています。そして、その数だけの声優さんが転スラの世界を作っているのです。第３期も素晴らしい転スラの世界を届けてくれると思います。最後までお読みいただきありがとうございました。