原作は細音啓によるファンタジーもののライトノベル作品で、「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」通称「キミ戦」。2017年から『富士見ファンタジア文庫』で刊行されており、2018年には『ヤングアニマル』で漫画化、2020年10月からはアニメの放送が予定されています。大魔女ネビュリスが帝国を火の海沈めたことから、軍事国家「帝国」と魔女の国「ネビュリス皇庁」は世界の覇権を巡り、終わりのない戦争をしていました。戦場で帝国の兵である主人公のイスカと魔女の国の王族である「氷禍の魔女」アリスは出会います。二人は敵対する関係でありながら、互いに惹かれ、目指すべきトコロが同じであることに気付きます。しかし、二人はロミオとジュリエットのような関係であり、一緒になることなどありえませんでした。運命の出会いをした二人でしたが、互いの目的の為に戦場に赴くことになるのです。今回は作中に出てくるキャラクターの強さをランキング形式でご紹介していきたいと思います。
目次
第5位 キッシング・ゾア・ネビュリス９世
イスカとミスミスがボルテックスを発見した際に遭遇した純血種の星霊使い。突き刺した物体を消し去ってしまう棘を使用するなど、非常に強力な星霊を宿していますが、オンにまだ調整中と言われているように、戦う前に星霊術を見せすぎるなど、実践においては未熟なところが垣間見えます。アリスのことを姉さまと慕っています。
第4位 アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス９世
ネビュリス皇庁の第２王女であり、帝国からは氷禍の魔女と呼ばれる純血種の星霊使い。氷を自在に操り、その硬度は万物を切り裂き、帝国の大規模火力兵器の火力さえも封殺してしまいます。「氷花」と呼ばれる氷の盾は非常に強力で、始祖ネビュリスの天の杖による「時空破壊」も防ぎました。
第3位 オン・ゾア・ネビュリス
イスカがキッシングに止めを刺そうとした時に現れた純血種の星霊使い。「空間を渡る扉」を生み出す星霊術を使い、キッシングとミスミスの位置を瞬時に入れ替えました。実際の戦闘シーンはほとんどなく、イスカとの決着も付いていませんが、自在に空間を操れるという能力は非常に強力なため、第3位としました。
第2位 イスカ
「黒鋼の後継」と呼ばれ、星剣を使いこなす元使徒聖の帝国兵士。黒の星剣は、炎であろうが風であろうが、星霊術で作られたものならば斬ることが出来る「星の遮断」という力を持っています。白の星剣は、「星の遮断」によって斬った星霊術を一度だけ再現することが出来る「星の解放」という力を持っています。また、師匠のクロムウェルから対星霊使いに特化した訓練を受けており、相手が星霊使いであれば負けることはほとんどないでしょう。
第1位 始祖ネビュリス
100年前に帝国を一人で火の海に沈めた大魔女。すでに死んだとされていましたが、実はネビュリス王宮の地下室で眠り続けていました。イスカの星剣とアリスの星霊に反応して覚醒することになります。人間に宿る精霊は一つだけであり、精霊術で干渉できる事象は一つだけというのが一般的ですが、始祖ネビュリスの精霊は「時空星霊」と呼ばれ、星の中枢より生まれた最古の一体であり、星の事象すべてを記憶し、時空の彼方から呼び招きます。ハッキリ言って最強です。最終的にはイスカとアリスが共闘することで、再び眠りにつくことになりますが、一対一では確実に勝てなかったので、ランキング第1位としました。
作中のキャラクターを強さ順でご紹介！！ランキングベスト5まとめ
いかがだったでしょうか？今回ご紹介したランキングは、単行本3巻までの内容を元に作成したもので、個人的な見解も含まれているので、あくまでも参考程度に見ていただければと思います。また話が進んでいくにつれ、このランキングは大きく変わっていくと思います。
