盾の勇者の成り上がりでは、人間から疎まれる盾の勇者として主人公の岩谷尚文がこの世界に召喚されるところから物語が始まります。そんな盾の勇者は、マインの策略にハマり、孤独になってしまうのでした。そんな孤独な盾の勇者が序盤に出会った女の子がラフタリア。元々は奴隷商にて買い取った奴隷だったのですが、盾の勇者の片腕として非常に逞しく、献身的に盾の勇者を支える存在になるのでした。今回は、そんなラフタリアについて紹介させていただきます。
ラフタリアとの出会い
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
マインに強姦の冤罪をかけられた岩谷は、誰も真実ことができなくなります。そんな岩谷の姿を見かけた奴隷商人が彼に声をかけるのでした。できれば男が良いという岩谷。そんな中で奥からする死臭に気がつきます。そのシートをめくるとそこには、ラクーン種と言われる亜人の女の子が。ガリガリに痩せており、パニック症と気管がらみの病気を患っているらしいのです。そんな亜人の女の子ラフタリアを、岩谷は購入し、奴隷紋を買い替えて自分の従者としたのでした。
ラフタリアに強要すること
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
岩谷が奴隷としてラフタリアを購入した後、ラフタリアに強要することがあります。それは、魔物と戦うこと。岩谷の刃となることでした。岩谷は盾の勇者ですので、攻撃力がほぼ無いに等しかったのです。ラフタリアも徐々に岩谷の事がわかり始め、自分は盾の勇者のために働くことを決めます。だから見捨てないでほしいと言ったラフタリアは、過去の奴隷生活とは全く別物の世界になるとわかっていたのでしょう。実はラフタリアの両親は、波から出てきた魔物に殺されていたのです。これはパニック症になる原因でもあるのですが、そんな中で岩谷が世界の厄災と戦うという言葉を聞いて、岩谷と共に戦うことを決めたのでした。ちなみにラフタリアの魔法適性は光と闇です。
急成長をするラフタリア
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
これは、盾の勇者と従者のラフタリアが共に過ごして数年たった日。というわけではありません。正確な時はわかりませんが、約1〜2週間で急にラフタリアが急成長をするのです。この頃には、言葉遣いも大人っぽくなり、テーブルマナーもしっかりとしています。したたかさも身につけた模様ですね。奴隷紋をかいくぐる方法だって考えついています。実は亜人は、幼いときにレベルをあげると、比例して肉体が最も効率のいいように急成長する生き物なのです。なので、精神的にはまだまだ子供のラフタリアですが、体はしっかりと大人になっているのでした。その事を知らない岩谷は、それを打ち明けられるまで、まだまだ子供扱いしていたようです。
勇者よりも強いラフタリア
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
波の向こうの世界からやってきた相手は皆、槍、弓、剣の勇者を弱いもの扱いします。事実、殺さないように手加減をして攻撃することもあるのですが、ラフタリアとフィーロは全く問題がないようでした。つまり、この時点ではラフタリアたちの方が、勇者よりも強くなってしまっているのです。今後、どのように上下関係が変わっていくかはわかりませんが、何かと負けキャラの定着しつつある他の三人の勇者たち。そして、盾の勇者の武器として強敵と戦い続けるラフタリア。彼らの力関係はどのように変わって行くのでしょうか。
ラフタリアは盾の勇者を好き
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
ラフタリアは盾の勇者のことを元々怖いと感じていたものの、尊敬していました。それは、亜人の中では盾の勇者というのは英雄であったことも理由の一つです。その後は岩谷の苦しみを分けて欲しいというようなことを言い出し、いつの間にか恋心に変わっている様子。フィーロが産まれた後には、岩谷の取り合いもしていました。そんなラフタリアの思いを岩谷はわかっている様子なのですが、まず一つにマインに裏切られた過去より、そう言った女性関係にはあまり手を出したくないというのもあり、世界が平和になるまではとりあえずおいておこうと考えているのでした。最終的に2人の関係もどのようになって行くのか、気になりますね。ちなみに実は一度、盾の勇者にほっぺたにキスをされた事があります。その時は、照れていましたし、何より盾の勇者はペットにキスをしたくらいの話し方だったのですが、あのキスの真意も気になるところではありますね。
筋のいいラフタリア
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
セーアエットに剣術を指南してもらったときの話。ラフタリアは筋がよくすくすくと物事を吸収して行くのでした。この強さの秘訣を聞かれたラフタリアは、私はナオフミ様の剣。そう誓った日から私は剣士になった気がします。そう答えるのでした。確かに岩谷と出会ってからは毎日のように魔物と戦い、クラスアップの際には2倍近いステータスアップがあり、非常に優秀な側近となったラフタリア。剣術に優れているのも納得ができますね！波の向こうからやってきた扇を持った敵は、ラフタリアのことを眷属と読んでましたね。これも何やら続きがありそうですよね。
ラフタリアを紹介 最後に
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ／KADOKAWA／盾の勇者の製作委員
盾の勇者のことが大好きなラフタリアは、今日もナオフミ様のために一生懸命頑張っているものと思います。そんなラフタリアとフィーロが今後、盾の勇者とどのように成り上がって行くのか。ますます目が離せません！
