2018年10月からアニメ放送予定のゴブリンスレイヤー。その作品の中でヒロイン役を務める「女神官」の魅力や活躍に迫りたいと思います!期待度が高い作品なのでぜひご注目ください。
目次
女神官のプロフィール
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
地母神を崇める敬虔な女神官(プリーステス)の少女。15歳。 神殿で育った孤児で、独立するにあたって冒険者となることを選んだ新米冒険者であり、そのため初登場時は最低等級の第十位、白慈等級。
概要
同じ新米の冒険者三人と共に赴いた初めてのゴブリン退治で、一行がたかがゴブリンと侮って挑んだことが災いして罠に掛かり、パーティは全滅し絶体絶命の危機に瀕していたところをゴブリンスレイヤーに助けられる。 以降は助けになるかもとゴブリンスレイヤーと共に冒険をしている。
性格と能力
女性神官に相応しく、とても優しい性格。しばしば無茶を冒すゴブリンスレイヤーを心配し、同時によく慕っている。一党内では地母神のもたらす奇跡を賜り前衛補佐を担うと共に、炊事もこなすなど甲斐甲斐しさが目立つ。白磁等級でありながら奇跡が4種類、3回使えるなど能力は優れている。
一人目のゴブリン被害者
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
一人の冒険者希望の少女(女神官)がギルドにやってきます。そこへ、一組のパーティーが女神官に声をかけてきます。剣士、女武道家、女魔術師のパーティーです。彼らは、今から『ゴブリン退治』に行くための仲間を探していました。冒険者の中ではゴブリン退治は通過点であり、そんな彼女達と一緒に女神官はゴブリン退治に赴く。
優秀な魔術師もゴブリンの前では・・・
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
新人冒険者の中でも同行している女魔術師は『賢者の学院』を優秀な成績で卒業している実力者ですが、後ろから複数体のゴブリンが襲い掛かって来て対抗できず、大事な杖を奪われてしまいます。ゴブリンは短剣で女魔術師の腹を突き刺すのでした。
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
剣士もゴブリンが投げつけた短剣が太ももに突き刺さり、行動不能に。女武道家は女神官に逃げるよう伝えます。そして、一人でゴブリン達に立ち向かいますが、そこに巨大なゴブリンが現れます。一方的に攻撃を受け、壁にたたきつけられ、ゴブリン達に取り押さえられてしまいました。
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
女神官ではどうすることもできません。重症の女魔術師をかついで、何とか2人で外を目指します。石につまづき倒れた時に、女神官は気が付きます。女魔術師には回復魔法をかけたはずなのに効いていないのです。むしろ、どんどん悪化しているように見えました。そんな中でゴブリンに囲まれてしまっているのです。もう、絶望的な状況です。
主人公と衝撃的な出会い
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
そこへ、誰かの足跡が聞こえてきます。ゴブリンたちは一気に襲い掛かるのですが、現れた鎧の男は、次々とゴブリン達を薙ぎ払い、倒していきます。鎧の男は、たった一人で周りのゴブリンを全て倒してしまいました。その男は、最上位とされる銀の身分証を身につけています。その男こそ本作の主人公のゴブリンスレイヤーです。
心が強い女神官
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
ゴブリンスレイヤーに助けられましたが、ゴブリンの被害は心の中で大きな出来事となります。危険が多い冒険者で自分がその被害者となっても信仰する地母神さえも信じ続けられるか疑問を覚えます。しかしそんな中でももう少し冒険者を続けようと強い気持ちを持ちます。「これは被害者を減らす・無くす」行動ができるのはないかと考えた結果からくると判断できます。優しい心と強い心の持ち主で魅力的なヒロインです。
冒険者として成長していく
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
ゴブリンスレイヤーと一緒に依頼をこなしていく内に女神官もゴブリンを討伐していきます。そんな活動を行っている内にゴブリンスレイヤーからも頼られる存在となって行きます。壁を作る魔法も覚えたりと、初登場時では考えられないほど成長します。まさに正ヒロインとも言える存在です。
ヒロイン的行動
一人、休憩所で休む女神官。そこへ、他のパーティーが仲間にならないかと誘ってきます。女神官は断りますが、彼らはゴブリンスレイヤーが新人を囮として扱っているのではと心配して誘ってきたのです。そこへ現れたのが『魔女』。魔女は、女神官にゴブリンスレイヤーと一緒にいる子でいいのよね?と聞きます。女神官は、自分のような白磁級が、銀等級のゴブリンスレイヤーと一緒にについて行くのでは迷惑ではないかと心配しています。
女神官の決意
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
そこへいつものごとくゴブリン退治に向かおうとするゴブリンスレイヤー。ゴブリンスレイヤーは一人で行くから来なくていいと言います。これはわかりづらいですが、ゴブリンスレイヤーからすると相談しているようです。迷惑と思っていた女神官でしたが、決意しゴブリンスレイヤーに『一緒に行きます』『放っておけませんから、あなた』と言います。このシーンは女神官の名シーンとも言える場面です。
ゴブリンスレイヤーの理解者
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
エルフ達の依頼達成後、ゴブリンスレイヤーの行動を見たエルフから女神官はいつもあんな事しているの?と問われます。その問いで女神官はいつものゴブリンスレイヤーの行動を振り返りますが、今回は他の人達も依頼に同行していたため、途中で帰りましたが、きっと一人だったら、どんなに傷つき疲れ切っていてもゴブリンを殺しに奥まで行くんだろうな。と考えます。これは常に一緒にいた女神官だからこそ、他の冒険者では考えられない行動をするゴブリンスレイヤーの行動を理解することができるのではないでしょうか?
昇格した女神官
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
女神官の等級が十位から九位の黒曜級に昇級したのです。先日、オーガと戦ったのが大きかったようです。そして今回の昇格の件と初めて会った時に助けてもらったお礼を言います。
ゴブリンスレイヤーのピンチを救う
ゴブリンスレイヤーはゴブリンロードと戦闘していましたが、使っていた盾は砕け、剣が折れていた。そんな中でゴブリンロードは今まで受けてきた攻撃の鬱憤を晴らすがごとく、ゴブリンスレイヤーを何度も踏みつけます。ゴブリンスレイヤー自身のダメージも大きく、立ち上がることもできません。ゴブリンロードは斧で止めを刺そうとします。
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
ところがゴブリンロードは背後に何かがあることに気が付つきます。それは、透明な壁でした。その時、ゴブリンロードは正面に女がいることに気が付きます。相手が女であるためゴブリンロードは油断します。その間に、女神官は『聖壁』の呪文を唱えます。聖壁はもの凄い勢いでゴブリンロードに向かっていき、背後の壁と合わさってゴブリンロードを板挟み状態にしてしまいます。ゴブリンロードは怒り狂い、近づいてきた女神官を威嚇します。しかし、女神官はいたって冷静に、ゴブリンロードを見据えてきました。
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
泣きながら助けを求めるゴブリンロード。しかし、それはゴブリンロードの作戦でした。このように哀れな姿を見せて謝れば、女なら許して見逃してくれることを経験上知っていたのです。その場にはゴブリンスレイヤーがいました。傷ついた体に鞭を打ち立ち上がります。ゴブリンスレイヤーは聖壁に挟まって動けなくなっているゴブリンロードの首に剣を突き刺し、止めをさすのでした。
ゴブリンスレイヤーの良き理解者
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
ゴブリン退治を冒険者たちに依頼するのではなく頭を下げて頼んだことがどうしても不思議であったため、その理由が知りたかったのです。自分が幼いころゴブリンに姉を襲われて殺されてしまった時に誰も助けに来ることはありませんでした。そのことがあったため、『運任せ』で皆に頭を下げて頼んだと言うのです。
出典: ゴブリンスレイヤー ©蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー製作委員会
しかし女神官はそのゴブリンスレイヤーの入った「運任せ」という言葉を否定します。『助けてほしいって言ったら助けてくれます』だから「運任せなんかじゃないですよ絶対。」と言う。自分の周りに集まる冒険者たちの顔を見て、ゴブリンスレイヤーは先ほど女神官が言っていた言葉を思い返します。その時の女神官の笑顔を思い出し、ゴブリンスレイヤーもかすかに笑みを浮かべます。
まとめ
女神官は他の物語の主人公のように初めは弱く、だんだんと成長して行く人物のような存在です。またゴブリン狂いのゴブリンスレイヤーの良き理解者であり、女神官がいないとこの作品は成立しないと言っても過言ではないのではないでしょうか?女神官の活躍をぜひ作品やアニメを通してご注目ください!