2001年のイタリアを舞台にしたジョジョの奇妙な冒険の5部作である黄金の風。今回は、そんな黄金の風に出てきたスタンドを、グループに分けて説明させていただこうと思います。ぜひお楽しみください!
目次
【ジョジョの奇妙な冒険】黄金の風 5部 ブチャラティのチームのスタンド
こちらは、幹部であったポルポの下についていたチームでボスを裏切ったことにより、トリッシュもこのチームと運命を共にします。主人公のジョルノもこのチームに所属してますね。
「スティッキー・フィンガーズ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ブローノ・ブチャラティのであり、「スティッキー・フィンガーズ」という人型の青を基調としたスタンドを使います。戦闘力も凄まじいながらあらゆるものにジッパーを取り付けることができ、移動したり攻撃したりできます。相手の体にジッパーを取り付けてバラバラにしたり、土の中を移動するなど非常に万能で強力です。
「ゴールド・エクスペリエンス」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ジョルノ・ジョバーナのスタンドで、「ゴールド・エクスペリエンス」という人型の接近戦を得意としています。物を動物に変えることが可能であり、その動物に攻撃するとその分のダメージを攻撃した本人に与えます。さらに、人間を直接殴ることで感覚をゆっくりさせ、すべてスローに感じさせます。
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ジョルノ・ジョバーナのスタンドで、「ゴールド・エクスペリエンス」に矢を刺したときに発動した能力です。能力は、殴られた攻撃してくる相手の力や意思を全てゼロにしてしまいます。この能力に殴られたものは死んだことさえもゼロとなってしまうために、何度でも死への経過を無限にループします。この能力でディアボロは、死ぬことすらできなくなってしまいました。
「ムーディー・ブルース」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
レオーネ・アバッキオのスタンドであり、「ムーディー・ブルース」と呼ばれる人型のスタンドです。ムーディー・ブルースはある一定の場所や物の過去もさかのぼって見れるようになる能力を持っており、何十年前の情報も探ることも可能です。戦闘向きではないですが、探索や情報収集に非常に長けています。警察のままだったら、出世間違いなしだったでしょう。
「パープル・ヘイズ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
パンナコッタ・フーゴのスタンドであり、「パープル・ヘイズ」という人型のスタンドをです。パープル・ヘイズは手に猛毒が入ったカプセルがついており、攻撃を受けることで敵は体が腐って滅びるという非常に危険性の高いスタンドです。仲間でさえも殺してしまう可能性のある作中でもトップクラスに凶悪なスタンドです。しかし、知性はあまり高くはありません。
「エアロ・スミス」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ナランチャ・ギルガおスタンドで、プラモデルのような小型の戦闘機型のスタンド「エアロ・スミス」を操ります。主にスタンドに登載されている機関銃やミサイルによって攻撃しますが、プロペラによって相手を切り刻むことも可能です。二酸化炭素の量によって敵の位置を確かめることもできます。
「セックス・ピストルズ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
グイード・ミスタのスタンドで、「セックス・ピストルズ」と呼ばれる妖精のような6匹のスタンドを操ります。それぞれに指示を出して配置につかせることで自分で打った弾丸を自在に角度を変えて思わぬ方向から攻撃を与えます。お昼ご飯を食べないと仕事をしません。またそれぞれNo.1からNo.7まで名前があるのですが、4という数字が嫌いなためにNo.4は欠番となっています。
「スパイシー・ガール」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
トリッシュ・ウナのスタンドで、人型の「スパイシー・ガール」は触った物体を柔らかくする能力を持っています。物語の途中でスタンドが見えるようになっていたトリシュでしたが、能力が発揮したのは、ボスをブチャラティ達が裏切った後の、ジョルノの手を敵のスタンドから守る決意を固めた時でした。ちなみに、スタンドの名前を効いたトリッシュは、一味違うのね、とダジャレを挟んでいます。
「ブラック・サバス」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ポルポの持つスタンドで。ライターの炎の中から出現し、自動的に攻撃します。影の中だけを進むのですが、あまり小さい影には入れません。口の中からは矢のようなものを出し、貫かれると死ぬかスタンド能力に目覚めるかのどちらか。もともとブチャラティのチームの幹部であったが、ジョルノに殺され、ブチャラティが幹部となりました。
【ジョジョの奇妙な冒険】黄金の風 5部 元暗殺チームのスタンド
元暗殺チームも元々はパッショーネの組織に属していたのですが、あまりにも不遇であったためにボスの正体を暴き、麻薬ルートの利益を横取りしようと企んでいます。そのためにトリッシュを誘拐しようとして、ブチャラティ達と交戦していきます。
「リトル・フィート」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ホルマジロのスタンド能力である「リトル・フィート」。人型のスタンドであり、攻撃を加えるとジョジョに人物を小さくすることができます。一定時間たてば元に戻るのですが、ナランチャは苦戦させられました。
「マン・イン・ザ・ミラー」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
鏡の中に現実世界とは別の世界を作り出すことのできるスタンドで、イルーゾォが使用していました。鏡の世界にはイルーゾォの許可したものしか入ることができず、スタンド能力も外の現実世界に置いていきます。また、半身だけ入ることを許可できるなど細いか調整もできていました。鏡の中の世界では全て鏡同様に反対に物事がひっくり返っています。
「グレイトフル・デッド」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
プロシュートのスタンド能力である「グレイトフル・デッド」。その空間における生物の老化を促進します。体温が上がるほど老化スピードが高くなり、そこから男女の区別をつけることも可能です。そのために、氷や水を使用することにより老化のスピードを抑えることも可能です。見た目は、二本足と触手でさせられているような異様な形態をしています。
「ビーチ・ボーイ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ペッシの操るスタンドで、釣竿に糸と針がついており、その針を体内に突き刺すことで引っ張ったり、さらには体内の中にどんどん侵入していき、心臓を貫くことも可能です。また、針に引っかかった相手は、ペッシの力により引っ張られるのですが、それに踏みとどまるだけでかなりの体力を消耗してしまいます。
「ベイビィ・フェイス」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
メローネの使用する遠隔操作型のスタンドです。一般人に植え付けた子種から産みだしその母親に寄生しと良くなっていき、任務を遂行するようになります。また常時メローネとは連絡が取れる状態なので、この「ベイビィ・フェイス」は戦闘中にも成長していきます。
「ホワイト・アルバム」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ギアッチョのスタンド能力である「ホワイト・アルバム」はスーツ型の形状をしており、使用者がそれをまとうことにより能力を発揮します。「ホワイト・アルバム」をまとったギアッチョは全ての物を凍りつかせる能力があります。しかし、スーツの中はあったかくポカポカしているらしいです。
「メタリカ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
元暗殺チームのリーダーであるリゾットのスタンド能力であるメタリカ。無数に生えているスライムのような形状をしています。鉄分を操ることができ、射程圏内の人間の血液からカミソリの刃やハサミを作り出し、体内から攻撃できます。人間は、攻撃はもちろんのこと、鉄分不足でも死に至ります。また、背景と一体化し、カメレオンのように擬態する能力も持っています。
【ジョジョの奇妙な冒険】黄金の風 5部 ボス直轄 親衛隊チームのスタンド
もう一つの勢力は、ボスの派閥です。ボスを守り、組織に属している人間ですね。ボス派閥、暗殺派閥、ブチャラティ派閥の三つによりこの物語は戦いが激化していく構図となっています。
「キング・クリムゾン」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ボスであるディアボロ(ドッピオ)のスタンド能力であり、人型でなおかつ額にもお面があります。時間を10秒程度進めることができ、その時間は、世に存在するものは体験した記憶も残りません。自分以外、時間が事実上消されたこととなります。また、未来予知のように、能力を発動すると敵の動きを予知することもできす。ラスボスにふさわしい能力でした。
「トーキング・ヘッド」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ティッシャーノの使用するスタンドです。舌に巻きつけばその人間は思っていることと反対のことを強制的にしゃべらされてしまいます。攻撃能力はないのですが、撹乱にはもってこいで、ほんの一瞬だけ能力を外して本当のことを言わせたりと調整も可能な能力です。
「クラッシュ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
スクアーロのスタンド能力で、小型のサメのような形状をしており、水中をどこでも行き来できます。殺傷能力が高く、事実ナランチャの首筋に穴も開けています。もちろん出血があればその部分からこのスタンドが侵入してくることも可能です。
「ノトーリアス・B.I.G.」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
何の集合体かわからないですが、使用者であるカルネが死亡した際にその怨念で発動するスタンドです。つまり、カルネはこのスタンド能力を発動させるためにわざと死んだことになります。非常に強力で、撃したものの肉体やスタンドのエネルギーで成長して行きます。最後まで死ぬことのなかったスタンド能力でした。
「グリーン・デイ」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
チョコラータのスタンド能力である。この能力を発動させると、高い位置から低い位置に降りると生物はカビに襲われてしまいます。カビの射程距離は死体からの距離となるために死体から死体へと繋がって行き大惨事になります。
「オアシス」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
セッコのスタンド能力で、スーツ型のスタンドです。土を泥のようにすることができ、一定距離離れると再び硬質化するので、それを利用して遠距離攻撃も可能です。近距離攻撃の破壊力も抜群でミスタの「セックス・ピストルズ」を小石で弾いていました。
【ジョジョの奇妙な冒険】黄金の風 5部 スタンド番外編
「エコーズ・ACT3」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
広瀬康一の操るスタンドで、重さを操ることのできるスタンドです。こちらは4部で登場したスタンドなのですが、5部にも登場シーンがありました。写真は4部のものです。
「ミスタープレジデント」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
亀の甲羅の溝に鍵をはめ込むことにより訓練されています。動物のスタンド使いでまさしく亀です。名前をココ・ジャンボと言います。能力が発動すると、亀の中のスペースを行き来することができるようになります。
「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
ジャン=ピエール・ポルナレフのスタンドである「シルバー・チャリオッツ」が矢に刺さr得たことにより発動した暴走状態のスタンドです。能力は、人の魂と肉体を入れ替えること、そして矢をひたすらに守ることでした。
【ジョジョの奇妙な冒険】黄金の風 5部 登場したスタンドと能力を全部紹介 最後に
出典: ジョジョの奇妙な冒険 ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険 製作委員会
今回は黄金の風に登場した全てのスタンドを紹介させていただきました!私が初めて黄金の風を読んだのはかれこれ10年くらい前になりますね。この記事を書かせていただくのに再度読み直したのですが、やっぱりおもしろい!アニメも原作の雰囲気をちゃんと踏襲してるところが素晴らしい!本日もありがとうございました!
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原作 ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
荒木飛呂彦の独特の絵柄で有名なジョジョシリーズの第5部。1995年から1999年の約4年の間に週刊少年ジャンプで連載されました。1990年代の作品とは思えないほど先進的で面白い作品ですね。まだ原作を読んでないと言う方や久しぶりに原作を読んでみたいなと思う方は是非この機会に原作を手にとってみてください!