2022年1月より、ついにアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第6部が放送されます。ジョジョ唯一の女性主人公にして、これまでのジョジョシリーズの区切りとなる作品です。ジョジョの顔としても有名な最強のスタンド使いである空条承太郎の物語としても最後となる第6部は、衝撃的かつカタルシスに溢れる展開と結末を迎えます。そんなジョジョ第6部のネタバレあらすじを紹介していきたいと思います！
目次
ジョジョ第6部ストーリーその① 殺人犯“空条徐倫”
空条承太郎の娘である19歳の空条徐倫は恋人のロメオが運転する車でドライブ中にヒッチハイカーを撥ねてしまいます。徐倫はロメオの言う通りに死体を隠す手伝いをさせられてしまいます。その後、徐倫は警察に逮捕されます。罪状はひき逃げの容疑。徐倫は運転していなかったにもかかわらずひき逃げ犯として逮捕・起訴されてしまったのです。徐倫は留置所で拘留されているとき、母親が差し入れとして持ってきたペンダントに入っている石に触れ、精神力でできた糸を作る能力を扱えるようになります。
ようこそグリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所へ
徐倫は弁護士に騙されて15年の実刑を受け、凶悪犯罪者が捕まるグリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所に収容されることが決まってしまいます。刑務所に来ていた悪徳弁護士に対し、糸を操る能力でオトシマエをつけさせ、徐倫はあのペンダントの能力で自分の身を守れというメッセージだと受け取ります。そして、自分をハメたもう一人の人物である元恋人のロメオにオトシマエをつけるべく、徐倫は脱獄を決意します。
ジョジョ第6部ストーリーその② 謎の少年と空条承太郎登場！
スタンド能力に目覚めた同室のグェスと一悶着あって、死闘の末に徐倫はグェスを解らせます。その後、徐倫のもとに面会に来た人物がいました。それは徐倫の父親である空条承太郎でしたが、承太郎との面会の前、謎の少年から行ってはだめだと警告されます。家庭を顧みなかった承太郎はすでに妻と離婚しており徐倫も承太郎を嫌っていました。そんな承太郎に対して徐倫は反抗しますが、承太郎は徐倫に衝撃の事実を伝えます。徐倫が殺人の罪で逮捕されたのは恋人のロメオと悪徳弁護士のせいではなく、その事故自体を仕組んだ黒幕がいたという事実でした。
ジョンガリ・Aの陰謀
徐倫が逮捕されたのは、かつて承太郎が倒したDIOの意思を継ぐものによるものでした。その男はジョンガリ・Ａ、かつてDIOに心酔していた男であり、その復讐のために徐倫を狙ったのです。そして、面会中にジョンガリ・Aが襲撃します。ジョンガリ・Aは狙撃衛星のスタンドを使って二人を標的にします。徐倫はジョンガリ・Aを出し抜き撃破したかに見えたのですが、それはすべて幻覚でした。徐倫と承太郎は別のスタンドの攻撃を受け、眠らされ幻覚を見せられ徐々に肉体を溶かされていました。しかし、エンポリオから受け取った骨のおかげで目を醒まします。
ジョジョ第6部ストーリーその③ 黒幕の目的
敵は二人いました！ジョンガリ・Aは幻覚が生み出した代物ではなく、すべては承太郎が娘をかばい時を止める状況を作り出すため。真の目的は承太郎の記憶でした。承太郎は徐倫をかばったことで自分の身を守り切れず、スタンドと記憶を奪われて昏睡状態になります。徐倫は父親が愛情を向けていなかったのではなく、巻き込まないために遠ざけていたことを察します。徐倫は承太郎が手配した潜水艦を使い脱獄できる状況でしたが、承太郎だけを潜水艦に乗せて自分は残る選択をします。犯人が『中』へ逃げたからです。倒すべき黒幕を探し出し、承太郎のスタンドと記憶を取り戻すため、徐倫は再び刑務所へと戻る選択をします。
スタンド使いエルメェス
徐倫と顔を合わせていた女囚であるエルメェス・コステロは巡り合わせでスタンド能力に目覚めていました。しかし、大事に持っていたカネを何者かに奪われていました。カネを奪ったのは掃除人のサンダー・マックイイーンであり、マックイイーンからカネを取り戻そうとしますが、自殺するとターゲットにした人物も死ぬはた迷惑なスタンド「ハイウェイ・トゥ・ヘル」で殺されそうになりますが、パンティーとスタンドを駆使して何とか撃破。以降エンポリオと同様、徐倫の協力者となります。
ジョジョ第6部ストーリーその④ フー・ファイターズ
徐倫たちはマックイイーンの記憶の中にあった農場のトラクターの中に無数のDISCが隠されていることに気がつき、行方不明の囚人探しのボランティアの機会を利用してDISCを探そうとします。しかし、徐倫たちがトラクターに近づこうとした瞬間、5人だったはずの女囚が一人増えていました。さらに看守や女囚たちが次々と犠牲になっていきます。全く姿の見えない敵、その正体はDISCにより知性を獲得したプランクトンの集合体でした。
新たな仲間
フー・ファイターズにとって知性を持ってDISCを守ることこそが存在理由なのです。それを見抜いた徐倫はDISCの入ったトラクターを追わせることで脱水症状に追い込みます。しかし、徐倫はとどめをさしませんでした。フー・ファイターズは黒幕のホワイトスネイクと仲間というわけではなく、自分の知性を守りたかっただけだったのです。それならばフー・ファイターズを味方に引き込めると判断し、以後フー・ファイターズは死んだ女囚のエートロの身体を借りて徐倫たちの仲間となります。
ジョジョ第6部ストーリーその⑤ サベェジ・ガーデン作戦
それからホワイトスネイクが送り込んだスタンド使いの妨害を受けながらも、徐倫は取り返した承太郎のスタンドDISCをどうにかして送り届ける必要がありました。盗聴されると分かっていながらSPW財団と連絡を取り、スピード勝負でDISCの受け渡しを計画します。財団の代表は受け渡しの場所に中庭を指定しますが、徐倫にとってはそれすらも困難な道のりでした。かくして、サヴェジ・ガーデン作戦と名づけられた作戦がエンポリオの仲間のウェザー・リポートと共闘して行われます。
プッチ神父登場
重力を操るスタンド使いのラング・ラングラーの妨害を受けながらも何とか撃破して中庭に向かおうとしますが、そこに神父が現れます。この神父こそが一連の黒幕プッチ神父でしたが、今の徐倫には知る由もありませんでした。プッチ神父は中庭に向かう徐倫を見送りますが、操っていた看守に射殺させる算段でした。プッチ神父はかつてDIOの友人で、DIOから聞いた天国へ行く方法を探していました。その手段を知るのが現在は空条承太郎のみだったために、承太郎から記憶を奪う計画を立てたのです。それでも徐倫はウェザー・リポートの支援もあり、重傷を負いながらも受け渡しを成功させます。
ジョジョ第6部ストーリーその⑥ 愛と復讐のキッス
徐倫の仲間であるエルメェスはこれで収容されるのは二回目でした。しかし、エルメェスにはある目的があってわざと逮捕されここにやってきたのです。その目的は姉を無残に殺害した殺人犯であるスポーツ・マックスへの復讐でした。エルメェスは完璧な計画を立て、綿密な準備を経てスポーツ・マックスに復讐を果たせるはずでした。しかし、エルメェスは思わぬ反撃を受けます。スポーツ・マックスはスタンド使いになっていたのです。
復讐とは
エルメェスは見えない敵から攻撃を受け、加勢にやってきた徐倫とF・Fも打開策を見つけられずにいました。スポーツ・マックスのスタンドは死体を見えないゾンビとして復活させるスタンドだったのです。徐倫は一時撤退を提案しますが、エルメェスは自ら姿を晒します。自分を殺しにくるときは必ず本人が来るはずだと確信していたこともありますが、復讐を果たして自分の運命に決着をつけるためでした。エルメェスは捨て身の作戦で重傷を負いながらもスポーツ・マックスに復讐を果たします。
【ジョジョの奇妙な冒険】ストーンオーシャン 6部 ストーリーネタバレ前編まとめ
ジョジョ第6部のストーリーをまとめてみました。今回は前編で徐倫が冤罪で刑務所に入れられてから、エルメェスが復讐を果たすまでのストーリーでした。単行本だと、64巻～70巻までの内容までの内容です。これ以降の内容もまとめているので見てください！
