Netflixオリジナルアニメーション作品として好評を博した『ULTRAMAN』ですが、皆さんは視聴しましたか? 2022年は庵野秀明監督作品の『シン・ウルトラマン』も公開されたりと、何かとウルトラマンシリーズに注目が行く年でしたね。ウルトラマンシリーズのファンとしては、従来通りのテレビシリーズとして展開されている『ウルトラマンデッカー』にもぜひとも注目してほしいところではありますが、アニメミルのようなコアなアニメ情報サイトを読まれている皆さんのような方には少し物足りないかもしれません。 そのような方々には、ぜひとも本作の『ULTRAMAN』を見てほしいと思います。子供向けに作られているウルトラマンシリーズとは異なり、本作は本当に大人が楽しむことができるウルトラマンシリーズをテーマとして制作されていますので、コアなアニメが好きなファンの方であっても、充分楽しむことができると思います。1シーズンに引き続き2シーズンもアニメ化されていますので、ぜひとも今回の記事で1シーズンでどのような流れがあったのか把握して通シーズンまで楽しんで見て下さいね。
ウルトラマンが去って数十年後の世界
まずは本作の大前提となる世界観ですが、本作はあの国民的テレビ作品である『ウルトラマン』にてウルトラマンがゼットンに敗れた後、数十年後の世界を描いた作品です。かつては、人類の守り神のように活躍をしてくれていたウルトラマンがいなくなってしまった後、人類がどのように脅威に立ち向かうのかということをテーマに物語が進行していきます。
かつてウルトラマンに変身していた早田進も老人に
かつてウルトラマンとして平和を守っていた早田進もすっかり老人になってしまっています。早田進を演じられた当時の俳優さんも、現在ではおじいちゃんになっていますか、よくよく見比べてみると非常に似ていますよね。 この辺の実際に俳優として登場したキャラクターが本作に登場する際には、かなり似せて描かれているので、一目で見て誰かわかるというのも、ウルトラファンから見たときの本作の面白さであるといえるでしょう。
ウルトラマンの力は残っていた!!
もうウルトラマンに変身することができなくなってしまった早田進ですが、実は一部ウルトラマンの力を残していました。アイアンマンのようなスーツを身にまとい、異星人を相手に戦闘繰り広げていたのです。
受け継がれるウルトラマンの力!!
そんな早田進には一人息子がいました。かなり歳をとってからできた息子のようで年は祖父と孫ほど離れていますが、れっきとした親子です。ウルトラマンから授かった力は、彼の息子である進次郎にも受け継がれており、進次郎は進と比べても遜色のない力を有していました。
息子、早田進次郎の新たな物語が始まる
大作の主人公はそんなかつてウルトラマンであった男、早田進の息子、早田進次郎です。彼がウルトラスーツを身にまとい数多くの異星人と渡り合うというのが本作の大枠のストーリーとなっています。
新たな敵
そんな新たなヒーロー早田進次郎の前に立ちはだかる敵たちも、初代のウルトラマンシリーズに比べてかなりパワーアップして登場します。本作では怪獣ではなく、異星人が主に敵役として登場し、世界観としてはウルトラセブンにやや近いものとなっています。
謎の敵ベムラー
特に初回から登場している謎の敵ベムラーは、本作のストーリー進行の鍵となる異星人でしょう。彼の目的は未だに判明しておらず、物語で初めて登場した異星人である彼は何を企み行動しているのか?ストーリーが進行するにつれて、徐々に明らかになっていくというのも、本作のストーリーの面白さの1つであるといえます。
ウルトラマンとして戦う
そんな数々の強敵を相手に進次郎はウルトラスーツを着用し、ウルトラマンとして対峙します。かつて自身の父親が数多くの強敵を倒し、地球の平和を守っていたように、彼も自身の与えられた力を使って人類の平和を守っていくこととなるのです。
ウルトラマンとしての葛藤
そのような戦闘を繰り広げる日常の中で進次郎の中にも、心の迷いが生じてきます。もともとはただの高校生であった人物なので、異星人とは言えいきなり平和のために敵の命を奪わなくてはならないという状況になってしまったことに困惑をしてしまうのです。物語で彼がどのようにこの心の葛藤を解決したのかという点にも注目してみてください。
自身の運命を受け入れる
紆余曲折あった進次郎の心の葛藤ですが、最終的には自身が与えられた力を何かの役に立てないで、知らないふりをしている事はできないとの結論に至ったようです。自身の運命を受け入れウルトラマンとして、地球の平和を守る職務を遂行することとなります。
能力を開花させる進次郎
覚悟が決まってから彼の声は早くなりました。科特隊が想像していたよりも早く進次郎は能力を開花させることとなるようです。もともと想定されていた力よりもさらに力のある究極のヒーローとして実力を発揮していくこととなります。
予想以上の実力
序盤の敵とは言え、大きなピンチに陥ることなく異星人を大することに成功していく進次郎は、次第に自身がウルトラマンとして人々の生活を守るために大きく貢献できていることを実感し始めます。自身の行いによって、多くの人々の世話を支えられているという事実に誇りを持つことができるようになったのです。
空も滑空
ウルトラマンの力を継承していると言うこともあり、空を滑空することができるようになりました。立体的に移動しながら、敵と戦闘することができるというのも、彼の持っている戦略的アドバンテージであると言えるでしょう。
真実が明かされる
このようにある程度順調に任務をこなすようになってきた進次郎ですが、しばらくして彼にもう一つの試練が訪れます。それは冒頭で対峙した強敵のベムラーとの再会でした。ベムラーとの再会によって、物語はさらに新しいフェーズへと突入していくのです。
新たなフェーズへ
仲間と協力しながらかろうじてベムラーと渡り合うも、彼は目的を達成するや否やすぐに姿をくらましてしまいました。このシーンはシーズン1でも特に盛り上がる戦闘が多く描かれているシーンですので、ぜひとも注目をしてみてみてくださいね。
個性豊かなウルトラスーツ使いたち
このようにシーズン1では数多くの魅力的な仲間たちも登場をします。ここからはそんな進次郎の頼りになる一癖も二癖もある魅力的な仲間たちについて詳しく紹介をしていきたいと思います。
諸星弾
セブンスーツを扱い、進次郎と共に戦うのは諸星弾です。彼は進次郎のようにウルトラマンの力を持っているわけではありませんが、一般人でも使えるように制作をされたセブンスーツを使い数多くの難局を乗り越えてきました。進次郎よりも戦闘経験自体は豊富なので、冷静に状況判断したり、進次郎に適切にアドバイスをしたりと司令塔として活躍しています。
北斗星司
シーズンの後半で登場したのが、エーススーツを扱う北斗星司です。北斗は進次郎の高校の後輩であり、進次郎とはもともと面識がある人物でした、そのためお互いに話自体は合うようで親しげにしているのですが、あることがきっかけに少し対立をしてしまうこととなります。
星司と進次郎
この星司と進次郎の対立の元となってしまったのが、ウルトラマンの力の扱い方についてです。2人の個人的な考え方の違いであったはずの対立がやがて諸星を巻き込んだものになってしまい、一時期ウルトラマンチームは混乱期へと突入してしまうのです。
ぶつかり合いながらも互いに認め合う
そんな力ずくの争いへと発展しましてしまった3人ですが、次第にぶつかり合いながらも違いを認め合うようになっていきました。北斗が危険な目にあってしまったときには、北斗を救うために諸星と進次郎が助けに来たりと、着実に3人は同じ志を持つ仲間として認め合うようになるのです。
仲間との共闘を通して進次郎が覚醒する
このような仲間たちとの共闘を通して、進次郎自身の実力にも変化が出てくるようになります。自分と同じような境遇にある仲間たちが危機に陥った時に、彼らを守るために、彼の奥底に眠っていたウルトラマンの力がさらに引き出されることとなったのです。
まとめ
いかがでしたか?今回は『ULTRAMAN』シーズン1について簡単に振り返りをしていきました、もちろん今回紹介した内容以外にも、数多くの注目ポイントや激アツポイントが存在するので、Netflixに登録をして視聴してみてくださいね!もし、本作のシーズン1を見て『ULTRAMAN』が気に入ったという方がいれば、引き続きシーズン2を視聴してみてくださいね!