現在、絶賛進行中のHUNTER×HUNTER「暗黒大陸編」ですが、まだまだ暗黒大陸についての詳しい設定が出ておらず、まさにこれからといった感じですよね。今回は、これからレオリオやクラピカが(もしかしたらゴンやキルアも?)冒険するであろう未知の領域暗黒大陸について、現在わかっている情報をまとめていきたいと思います。
外の世界
そもそも「暗黒大陸」とは何なんだ?という疑問もあるかと思います。「暗黒大陸」とはこれまで人類が活動していた地域から外にある膨大な面積の大陸のことです。
パンドラの箱
暗黒大陸については昔から存在が確認されていたものの、常識ではとても考えられない程の危険生物等が闊歩している事もあり、その存在については一部の人間を除いて長きに渡って「パンドラの箱」として伏せられていました。
世界樹やキメラアントも暗黒大陸産!?
暗黒大陸編に突入する以前から登場している「世界樹」や「キメラアント」も実は暗黒大陸からやってきたものであることが後に判明しています。世界樹に関しては「まだまだ苗木の状態」と紹介されており、暗黒大陸では更に桁違いのサイズの樹があることが示唆されています。
未だ謎が多い
しかし、暗黒大陸はまだ正確な描写がなされておらず、未だに多くの謎に包まれています。
辿り着けたものはごく一部
その理由の1つとして、そもそもたどり着ける人間が殆どいないことが挙げられるでしょう。作中でも暗黒大陸に乗り込んだことがある人物はごく一部で、暗黒大陸の過酷さがうかがえる設定となっています。
少し踏み入れるだけでも危険
また、暗黒大陸はたとえたどり着くことができても、常識では考えられないレベルの危険生物が闊歩しているため、少し足を踏み入れるだけでも命を落とす危険があります。そのため、なんとかたどり着くことはできても暗黒大陸から戻ってくる事は困難を極めます。
「ここはデカすぎる」
暗黒大陸に関しては、極端に情報が少ないながらも、その圧倒的なスケールの違いは多くの人物の言葉と経験から推し量ることができます。
ネテロもかつて渡っていた!?
暗黒大陸に渡った人物の1人に前ハンター協会会長のネテロがいます。作中でも屈指の実力を誇るネテロですが、そのネテロですら「ここはデカすぎる」と評し、入り口で引き返してしまうほどの規格外な環境でした。
息子ビヨンドも暗黒大陸の探索に失敗
父親のネテロに触発され、息子のビヨンドも暗黒大陸に渡りますが、こちらも探索は失敗し、多くの仲間を失う結果となってしまいました。命からがら戻ってきた後も暗黒大陸への野心を捨てきれなかったビヨンドにネテロは自身が死ぬまで暗黒大陸に渡航することを禁ずることになります。
新世界紀行
数少ない暗黒大陸に関する資料の中で、最も信憑性に長けている資料がこの「新世界紀行」です。
狂人の妄想!?
暗黒大陸に関する記述があまりにもケタ外れだったため、当時は狂人の妄想として片付けられていました。現在でも分類としては空想小説に当てはまるようです。しかし一方で、暗黒大陸に接している一部の有識者からは暗黒大陸に関する資料としての価値が認められ、暗黒大陸研究の中でも第一級の資料として扱われています。
まだ執筆中!?
「新世界紀行」は300年前に執筆された書物のため作者は既にこの世にはいないというのが一般的な認識ですが、現在東の巻しか発見されておらず東の巻に「究極の長寿食」についての記述も見られることから、ジン・フリークスは「作者はまだ生きていて、西の巻を執筆中である」と推測しています。
ドン・フリークス
「新世界紀行」の作者の名前はドン・フリークスであると明かされています。ジン や主人公ゴンと同じくフリークスの名前を冠しており、何らかのつながりがある可能性があります。もし生きているなら、作中でもかなりのキーパーソンになると思われます。
ジン・フリークスと暗黒大陸
主人公のゴンは「キメラアント戦」での反動として念能力を扱うことができない状態に陥っており、現在は戦線を離脱してる状態です。そのため本編ではゴンに代わり父親のジンがピックアップされています。
パリストンと共に暗黒大陸へ
「会長選挙編」にてしのぎを削ったパリストンとジンですが、2人とも「一二支ん」を脱退し、ともにカキン帝国が統べる「ビヨンド隊」として暗黒大陸を目指すこととなります。
目の前にない何かを求めて
ジンが冒険をする理由は明確に述べられており、「目の前にない何か」を求めていることが明かされています。常に未知の冒険を求め続ける生粋の冒険狂のジンにとって「暗黒大陸」の存在は、決して無視できるものではなかったのかもしれません。
5大厄災
これまで人類は何度も暗黒大陸に探索に出ていましたが、そのたびに暗黒大陸から何らかの「厄災」を人間の世界に持ち帰っており、何度も絶滅の危機に瀕していたようです。
キメラアントよりも強力!?
作中でも絶望的なくらいに猛威を振ったキメラアントたちですが、彼らの危険度は「B」に過ぎません。かつて人類を襲った5大厄災はそのどれもがB以上の危険度に分類されており、いかに規格外の厄災だったかが伺えます。
「人類が滅亡していないのはたまたま」
そのあまりにも凄まじい厄災を前に、ジンですら5大厄災のことを「人類が滅亡していないのはたまたま」と評しています。
協会の禁忌
ゴンやキルアが暗黒大陸について全く知らなかったのには、長らく暗黒大陸がハンター協会の中でも禁忌として扱われてるという事実があります。
多くのハンターが渡り大惨事に
暗黒大陸がハンター協会の禁忌となった1つの理由として、かつて多くのハンターが暗黒大陸に渡り命を落としたという過去があります。当時からかなりの実力者であったネテロが探索に失敗した事で、多くのハンター達の冒険者魂に火をつけてしまい、暗黒大陸に渡ってしまったのです。そのような過去もありネテロは暗黒大陸をハンター協会の禁忌として封印することになったのです。
ネテロが死ぬまで
しかし、暗黒大陸をハンター協会の禁忌として指定したのはネテロ自身であり、自身の息子ビヨンドにも「自らが命を落とすまで」という期限付きで暗黒大陸への渡航禁止していたということもあり、この禁忌はネテロが命を落とすまでのものでした。
大陸解禁
しかし、暗黒大陸編ではこれまでの暗黒大陸に関する禁忌やしがらみが一気になくなり、多くの人々が暗黒大陸に向けて旅立つ事となります。
ネテロが「キメラアント編」で命を落とす
ハンター協会の禁忌を作り上げたネテロが「キメラアント編」にて命を落としたことで暗黒大陸に対するハンター協会の禁忌は実質的に解かれることとなりました。
カキン帝国が動き出す
多くの人々が暗黒大陸に旅立つことになった背景として、カキン帝国の国王がビヨンドと手を組み自らの名を後世に残す為に動き出した事が挙げられます。「暗黒大陸編」ではカキン帝国陣営とハンター協会の凌ぎ合いがメインとなります。
まとめ
いかがだったでしょうか?現在絶賛進行中の「暗黒大陸編」ですが、まだまだ進んでおらず多くの謎が秘められています。これからの冨樫先生の構成に期待ですね!!富樫先生早く続きを書いて下さい!!