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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んではいられません】アニメ第1部、第2部の振り返り!来季、放送予定の第3部に向けて、マインの世界をご紹介します!

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小説表紙

大人気アニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んではいられません」ですが、すでに2022年4月から第3部の放送が予定されています。そこで今回はこの作品の主人公、マインについて、そして第1部と第2部を通してマインに起きた出来事をまとめていきたいと思います。

マイン

マイン顔アップ

本須麗乃(もとすうらの)は図書館司書を目指すほど、本が大好きな少女でした。そんな彼女は死の間際、別の世界へ転生してしまします。どこか分からない木造の部屋、ベットに寝ている自分を心配そうに見つめる姉トゥーリ、裁縫などの手仕事をしている母エーファ、子供たちにべったりな門兵の父ギュンター、この4人家族の次女マインとして、この異世界に転生したのでした。

マインの野望

本 展示

部屋を見渡しても一冊も本のない生活にイライラするマインでしたが、本を探すため街へ出かようとします。この世界のマインの虚弱体質のせいで、転生して3日してやっと街へ買い物に出かけることができます。店の値札に文字らしきものは書いてあるけれど一冊も本は見当たらず、街の人に聞くと、本は貴族のものであり、それらは一文字一文字、手で書き写した高価なものだと言われてしまいます。当然、街には本屋もなく、このままでは本に触れることすらできない、そんな不安からマインは「本が手に入らないなら本を自分で作ればいい」という野望を掲げました。

文字

オットーとマイン 

この世界の言葉は、マインとして転生したときになぜか自然と理解できていましたが、文字は読めないままでした。そんなマインはある日、父の忘れ物を届けに南門へ出かけます。南門では貴族宛ての割り印や羊皮紙を使った仕事が多く、読み書きのできる人もいました。実際にその仕事を見たマインは、父の部下、オットーから簡単な文字を教わります。黒板のような小さな板に白い石で、まずは自分の名前を書いて覚える、マインは一からこの世界の文字を勉強するのでした。

紙とインク作り

煤を集めるマイン

さて、本題の本作りですが、マインはまず紙を作ることにします。始めに取りかかった草を編んで作るパピルスは難易度が高く断念、次に作った粘土版は焼く工程で爆発してしまい失敗、次の木簡はナイフを使い形は完成しますが、母に誤って薪として燃やされてしまい失敗に終わります。このように紙作りは難航しますが、インクの方は割と早い段階で光明が差します。この世界のインクは高価で手に入らないため、代用品としてかまどの煤(すす)と粘土板で使った粘土を混ぜて練ったものを、鉛筆のように固めることで、ひとまず文字を書くインクが完成しました。

植物紙づくり①

木を溶かすマイン

ルッツが商人見習いになる条件として、雇い主となる商人ベンノから来年の夏まで、紙の試作品をみせることを要求されます。この課題としてマインが提出しようとしていた紙は植物紙でした。植物紙の作り方は、木から繊維を取り出し、繊維と水ととろろを混ぜ、それを細かい網目状のすき機に通して、出来たものを固めて乾かす、これらの工程を経てやっと植物から紙が完成します。マインたちはこの植物紙をつくるために、まずは紙を作る道具から作らなければいけませんでした。

植物紙づくり②

ベンノと紙

ベンノの先行投資のもと、道具や原材料が確保できたマインたちは、借りた倉庫を工房として本格的に作業を始めます。この世界にある木の中で紙に向いている物を探し、とろろの代わりに木の実を使ってやっと、紙の試作品が完成します。見事、ベンノの課題をクリアした2人は正式に紙を作る権利と売る権利を得ます。まずは本作りの第一歩、紙が完成しました。

身食い

虚弱体質のマインは、事あるごとに倒れ、寝込んでしまいますが、本づくりを失敗したとき、つまりマインが絶望したときに発熱したことがありました。他にもマインの感情が高ぶったとき、目が黄色に光り全身から得体のしれない力を出すことがありました。これは身食い(みぐい)という病で、体内の魔力が溢れてしまい、抑えきれなくなると死に至るという恐ろしい病でした。また、この病は魔術具で魔力を放出できない平民のほとんどは、洗礼式の前に死んでしまうため、一般的には知られていない病でもありました。

神殿へ

マイン おびえる

マインの洗礼式の日、神殿で道に迷ったマインは偶然、図書室を見つけます。この世界で初めて見る大量の本に興奮するマインは、神殿の巫女見習いになれば自由に本を読むことができると知ります。また、身食いの溢れる魔力を抑えるためにも、神殿にある魔術具が必要だとベンノから教えられます。神殿長との話し合いで暴走したマインのおかげもあって、貴族と同等の扱いの青色神官になること、マイン工房をそのまま続けること、家から神殿の通いを認めてもらうことの3点の条件を吞んでもらい、マインはこれから神殿へ通うことになります。

青色巫女としてのマイン

青色巫女 マイン

3人の側仕えと共に、神殿でのマインの仕事が始まります。日々のお祈りや魔力の奉納、聖典を読んで覚えることなどをこなすマインは、孤児院の院長室を自室として貰います。また、マインは側仕えに対し、働かざる者食うべからず、という教えをし、日々の仕事を与えるようにしました。仕事とその成果に対する報酬、マインはまずは仕えてくれる3人が不自由なく暮らせるような居場所を作ったのでした。

孤児院の大改革

孤児院の様子

ある日、孤児院に余ったパンを神の恵みとして与えようとしたマインは、飢えに苦しむ孤児たちの姿を目の当たりにします。彼らを何とか助けたいマインは、孤児院長となり、孤児たちに工房の仕事を与え、マイン工房孤児院支店を立ち上げました。まずは孤児院の掃除、身体検査をし、孤児たちにも働くことで報酬がもらえることを教えます。皆、平等に神の恵みを与えるのではなく、自分で食べ物を採ってくる、冬の間は手仕事をするといった新しい働き方の仕組みをマインは神殿にもたらしました。

子供用聖典①

木版画とマイン

孤児院のことで、すっかり本づくりから遠ざかっていたマインですが、母の懐妊の知らせを聞き、子供向けの絵本を作ろうとします。しかしマインの元居た世界のお話は、この世界ではあまり理解しにくいようで、一度、方向性を変え、神殿の子供たちでも興味を持つような聖典を題材にします。そして神殿の多くの子供たちが読めるように、紙の複製方法を探すマインが選んだのは木版画でした。

子供用聖典②

聖典絵本

絵の得意なヴィルマに下絵を描いてもらい、それに沿って木材を彫り、煤と油を混ぜた油性インクで塗り、馬連で上から当てる方法で、子供用聖典が完成します。できるだけ装丁も簡単なものにした絵本ですが、マインがこの世界に来て2年の時を経てやっと、子供用の聖典絵本という形で、マインの作った初めての本ができました。

まとめ

小説表紙

第1部、第2部を経て、マインはやっと1冊目の本を完成させます。最初は病弱で外へも出られなかったマインが、ルッツやベンノたちの協力もあって、工房を立ち上げ、神殿に行き、やっと本を完成させました。知識はあってもそれを形にするのに苦労するマインの姿は、自然と応援したくなりますよね。また、アニメ第3部も2022年4月から放送が予定されているので、これからどのように物語が進んでいくのか、とても楽しみですね。

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Kyami466

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