ハンターハンターの主人公であるゴン=フリークスは父であるジン=フリークスを探すためにハンターになり、幻影旅団という犯罪集団に掴まったり、ジンの作ったゲームをクリアしたり、キメラアントと呼ばれる敵と様々な死線を乗り越えていきます。
そこでは様々な出会いがあり修行があり、純粋で優しすぎるゴンだからこそ耐えきれない恩人の死がありました。
そんなゴンのハンター試験から選挙編までをまとめてみました。
目次
- ゴン・フリークスのプロフィール
- ゴンがハンターを目指したのは父親のため、ミトさんは親権を奪った?
- 友人や親友と共に、幾多の困難を乗り越えてハンターになったゴン
- ゴンはゾルディック家でゴンはとにかくボコボコされる
- ゴンは天空闘技場で自身が強化系の念能力者だと知り、同時に裏ハンター試験に合格
- ゴンと幻影旅団との出会い
- グリードアイランドでは師匠のビスケと出会い修行してゲームをクリアするゴン
- 呪文カードを使った先はジンだった?仕事を手伝うゴン
- ゴンはキメラアントを倒すために修行する
- ゴンはパームとのデートを経験している
- 宿敵ネフェルピトーとゴンとの戦闘
- ミイラのような体になってしまったゴンはナニカの力で回復
- ゴンはジンと再会し、カイトはなんと女の子に
- ゴンのまとめ
ゴン・フリークスのプロフィール
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
年齢12歳、誕生日は5月5日、血液型B型、身長は154cm、体重49kg、出身地はくじら島という大自然に囲まれたところで、ミトおばさんのところで育ちます。
そんな環境で育ったからか純粋でまっすぐで世間知らずで生物にとても好かれやすいです。
念の系統は強化系、得意武器は釣竿、超難関であるハンター試験に一発で合格しました。
ゴンは現実世界で表すところの小学6年生か中学1年生という年齢でくじら島という生まれ故郷を出て、父親がなっているというハンターの職を目指します。ハンター試験は並大抵の人間が乗り越えられるものではなく、当然死ぬこともあります。
そんな前情報を知った上、弱冠12歳でミトさんという育ての親の制止を振り切り、ハンター試験に名乗りを上げる行動力を持つゴンはこの時からすでに常軌を逸していました。
ミトさんの気持ちを考えると、なにも大人になってからでもよかったのではないかと思いますよね。そういったところからも、ゴンの性格が持っている何かを決めたら動く絶対に曲げないという性質が見えてきますよね。
ゴンがハンターを目指したのは父親のため、ミトさんは親権を奪った?
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
父親は事故にあって死んだと思っていたゴンですが、8歳の時に父親であるジン=フリークスの弟子であるカイトに出会ってジンは生きているということを知りました。
カイトの話に引き込まれていくうちにジンはハンターというこの世界を探求していく職に就いていること、その中でもジンは凄腕のハンターであることを知り、ゴンはハンターとジンに対して強い憧れを抱きました。
ハンター試験に向かう直前に育ての親であるミトおばさんはジンからゴンの養育権を奪い取り育てているということを聞かされました。おそらくジンは元からミトさんに育てさせるつもりで接触したのではないかと思います、ジンが本気を出して裁判をすれば親権など簡単に守れたはずですし。そんなミトさんに対してゴンは優しくそのことは知っていることを告げました、なんていい子なのでしょうか。
そうして父親であるジンを探すためにハンターという憧れの職を目指す冒険が幕を開けたのです。
友人や親友と共に、幾多の困難を乗り越えてハンターになったゴン
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ゴンと同い年で暗殺一家の中で育った天才キルア=ゾルディック
緋色の眼を持つクルタ族の生き残りクラピカ
医者志望のレオリオ=パラディナイト
この三人と特に仲良くなりこの先も密に関わっていくことになります。
新人潰しのトンパや、奇術師ヒソカなどの障害も乗り越えて、最終試験は殺しを行ったら反則負け、まいったと言わせた方が勝ちというルールで、何があってもまいったと言わずに見事にゴンはハンターとなりました。
親友のキルアは他の選手を殺してしまい失格となりましたが、それはキルアの兄であるイルミがさせたことだと知り、ハンター試験のあとはキルアの実家であるゾルディック家にキルアを連れ戻しに向かいました。
ゴンはゾルディック家でゴンはとにかくボコボコされる
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キルアを追ってゾルディック家に入るのにも一苦労で試しの門という4トンから256トンある扉を開けなければ敷地内には進めませんでした。それ以外の門から入るとミケと呼ばれる魔獣に食い殺されるとのことで、力をつける修行をしてなんとか扉をあけることができました。少しの修行で4トンの扉を押せるようになるなんて流石ハンターですね!
その先では執事見習いカナリアが臨戦態勢で待っていました。友達に会いに来ただけのゴンはカナリアに反撃することなくひたすらボコボコにされますが、なんとかそこを乗り越え、その先では執事長のゴトーにコインゲームを仕掛けられます。
顔は先ほどのカナリアの攻撃でボコボコです。霞んだ視界をクリアにしようとナイフで腫れたまぶたの血を抜いて視力を取り戻したゴンは、獣のような動体視力でなんとかゲームに勝ちキルアとの再会を果たします。
友達に会いに来た、というゴンは無駄な戦闘を一切行いませんでした。もし戦闘になっていたらと思うと、ナイス頑固!といいたくなりますね。ゾルディック家の使用人だけでこの時のゴン達なら瞬殺でしょうからね。コイン飛ばして頭もついでに飛ばすぐらい朝飯前な戦闘集団ですからね。おそろしい話です。
ゴンは天空闘技場で自身が強化系の念能力者だと知り、同時に裏ハンター試験に合格
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修行と小遣い稼ぎを兼ねて天空闘技場という強くなれば強くなるほど上の階に行ける格闘施設へと向かいます。試しの門をクリアしたおかげで200階まではするすると駆け上がることができましたが、その先では念能力の習得が必要でした。
運よくウイングという恵まれた師に出会い念能力を学ぶことになり、ゴンの系統は戦闘、回復のバランスが良い強化系でした。
またこの修行はハンターたちには知らせていなかった最後の試験であり、こうして晴れて正式なハンターへとなりました。
その後は駒のような敵や奇術師ヒソカとの戦闘を経て天空競技場を去ります。
ゴンと幻影旅団との出会い
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ジンに関する手がかりのあるハンター専用のゲームグリードアイランドを落札するためにヨークシンへ向かうもグリードアイランドが高額すぎて手を出せずにいたところ懸賞金の額が高い幻影旅団という犯罪集団がいました。
その旅団の行方を調べているうちにキルアと共に幻影旅団に掴まってしまいました。
ゴンは旅団の中にいたノブナガに気に入られスカウトされますがこれを拒否して逃亡を図ります。
その後もまた人質になったり、旅団の頭であるクロロを捕らえたりとひと悶着ありますが、無事に窮地を脱して再びグリードアイランドの資金や情報集めに奔走します。
グリードアイランドでは師匠のビスケと出会い修行してゲームをクリアするゴン
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自分たちでの購入はあきらめてグリードアイランドを攻略している人物に雇ってもらうという考えで大富豪であるバッテラのところに向かい、キルアと共に見事雇ってもらうことに成功しました。
そのゲームの世界は念能力者限定のゲームであり、拾ったものや倒した魔物、経験した景色などがカード化する世界でした。
グリードアイランドは念を使用してプレイするゲームなので必然的に強い人物が集まります。ゴン達は念を覚えて間もなかったので玄人ハンターからしたらカモでした。カードを奪われたり、命を奪われそうになったりと悲惨な目にあいますが、そこでウイングの師匠であるビスケと出会います。
無理矢理ゴンとキルアはビスケの弟子にされますが、そこで大幅にレベルアップすることができ、レイザーというジンの仲間との戦い、ボマーと呼ばれるプレイヤー殺しを倒してゲームをクリアすることができました。
報酬はグリードアイランド内で使用していたカードを三枚選ぶことができる権利でした。
ビスケは宝石のカードを選び、ゴンとキルアは協力して対象の相手へと飛ぶことのできる呪文カードを手に入れました。もちろん指定先はジン=フリークス。
あーそろそろ終わるのかなーと思っていた時期もありましたが、ハンターハンターはここからさらに加速して面白くなります。
呪文カードを使った先はジンだった?仕事を手伝うゴン
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呪文カードを使って一人で来るならジンへ、二人以上ならカイトへ飛ぶようになっていたようですが、ゴンはキルアと行くことを選んだのでカイトへとたどり着きジンと会うことは叶いませんでした。
カイトの仕事を手伝っているとキメラアントという生物の調査が舞い込みます。
戦いを重ねていくうちにどんどん深部へと進み、ネフェルピトーという敵の幹部に捕捉されます。ゴンとキルアを庇ったカイトはネフェルピトーからの奇襲で片腕を無くしました。
戦力差を感じたカイトはゴンとキルアを逃がしますが自身は頭一つとなって絶命します。
ゴンはこの時のふがいない自分を深く後悔して純粋な白い心に一滴の黒を落としました。カイトを死なせてしまった自分への後悔はこの先どんどん広がっていきます。
ゴンはキメラアントを倒すために修行する
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ハンター協会の長、ネテロ会長の弟子のそのまた弟子であるナックルとの実践と、ビスケによる更に上の次元で戦うための修行で実力を大幅に伸ばしますが、あと一歩ナックルに及ばず、30日間念能力が使えないというナックルの能力で無力な存在となりました。
この時はまだカイトがキメラアント用の操り人形に変えられていることを知りませんでした。操り人形であるという事実を知ってからのゴンは以前のゴンとは違っているように見えました。
ゴンはパームとのデートを経験している
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日本のホラー映画を彷彿とさせるパームからの告白で付き合うことになったゴンの前に現れたのはものすごい美人へと変身したパームとのデートでした。
普段は美人なのに怒ると包丁を振り回し乱れまくる姿は視聴者をさぞ震撼させたことでしょう。周囲がドン引きの中ゴンだけはパームに理解を示していてパームはそんな優しいゴンに惚れたのかもしれません。能力の使えなくなったゴンとパームのデートはハラハラしました。
それにしてもモテそうなキルアが女性に疎くて、女性に興味なさそうなゴンが女性の扱いが上手いというのはなんとも面白い話でした。ほたるが集まってくる木をプレゼントするロマンティックなゴンを見る日が来るなんて思いもよりませんでした。
くじら島には幼い男の子が好きな女性だけの漁船がくるからその相手をしていたとさらっとゴンは爆弾発言していましたが、どうやらそういう人たちをマニアと呼ぶらしいです。現実の世界ではそういう人たちのことをショタコンと呼びます。覚えても覚えなくてもどちらでもいいと思います。参考までに。
宿敵ネフェルピトーとゴンとの戦闘
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すでにカイトは死んでいて助けることはできないとネフェルピトーから告げられたゴンは深く、深く絶望しました。怒りも憎しみも全てピークに達したゴンは戦力差を埋めるため理を外れて大人の姿へと変わりました。
その戦力は圧倒的でピトーはなすすべなく蹂躙されて殺されました。
成長してボディビルダーのような見た目とぴちぴちした服からネットではゴンさんと呼ばれているようです。
その戦闘能力は圧巻で、もしかしたらネテロよりも王よりも強かったのかもしれません。
この戦闘がきっかけでゴンは危篤状態になりました。まさにピトーを倒すためだけの捨身攻撃であったことがよく分かります。
ミイラのような体になってしまったゴンはナニカの力で回復
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
もはやゴンと判別できる箇所は何もなく、包帯でぐるぐる巻きになり肌はひどく乾燥しており、ほとんど骨と変わらないほどやせ細り、その姿はミイラのようで流石のキルアもドン引きしていました。
もうだめなんじゃないかと思われていたゴンはキルアの妹のナニカの力で瞬時に回復することができました。
これに関してはナニカが凄すぎるとしか言えません。ゴンもこの世の理を壊すような能力を使いましたが、ナニカは更に別格でした。正直いなかったらこのまま衰弱死するしかなかったと思うとナニカに感謝ですね。恐ろしい力です。
ゴンはジンと再会し、カイトはなんと女の子に
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
写真で見ていたジンは大人っぽく映っていたのですが、実際に会うとゴンにそっくりでした。もしかしたらあの姿は念能力が関係していたりするかもしれませんね。
そんな感動の再会ではカイトの話ばかりになってしまうゴンに終始ジンがあたふたしています。ゴンを慰めている姿はしっかりと父親で、ゴンも優しさを感じ取ったと思います。
ゴンとジンの掛け合いに突っ込みを入れる観客が面白くて笑ってしまいました。
カイトは女の子で王の双子の妹として生まれました。
どうやらカイトの念能力に関係しているようですがゴンの前ではカイトが生きている、その事実だけで大きな救いになったと思います。
ゴンのまとめ
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
ハンターハンターの主人公であるゴン=フリークスは父であるジン=フリークスを探す旅を終えることができました。たくさんの経験はゴンを成長させ、恩人であるカイトは女の子の姿となって生きていました。本当にゴンのためにも生きていてよかったと思いました。