喰種 vs CCGの壮絶なバトルの末、いくつかの謎を残して終了した2期から4年、ようやく『東京喰種」がテレビアニメに帰ってきました!そこで今回はアニメ内で詳しく説明されていなかった部分やあらすじなどをご紹介させて頂きます。
第4話 オークション MAIN
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
あらすじ
ナッツクラッカーから首尾よく情報を引き出した六月によって、次回オークションの概要が判明した。[CCG]ではこの機会に大掛かりな喰種掃討作戦を行うことになり、六月と自ら志願した什造が“商品”として会場に潜入することに。当日――会場は、出品者や客、ビッグマダムがボディガードとして雇った“アオギリの樹”構成員など多数の喰種で賑わっていた。什造と引き離され、外部との連絡も絶たれてしまった六月は、動揺を隠せないままオークションにかけられ……。
アオギリの樹メンバーの嘉納
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
リゼの臓器を移植してカネキを半喰種にした、あのマッドサイエンティスト嘉納明博から全てが始まったと言えるほどの重要人物がついに姿を現しました。しかもアオギリの樹のメンバーと判明しました。そして今回オウルと一緒に登場したことを鑑みると、嘉納はアオギリの力を借りて、人に喰種の臓器を移植して半喰種にしている。つまり人間を半喰種に作り替えていると考えられます。
オウルの正体
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
滝澤は隻眼の梟討伐戦の前、遺書に『死にたくない』と書いて、良い意味で生きることへの強い執着を感じさせてくれました。2期では死亡フラグだと思われたあの遺書が、今回、半喰種になっても生きるというところに繋がっていたとは、『東京喰種』は本当に深い作りをしていると思います。
アオギリの樹の狙い
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
アオギリがあの戦闘(オークションでの戦い)に加わった目的の一つは、負傷したCCG捜査官を回収することだったのかもしれません。半喰種として仲間になった時、一般人よりも戦うことに慣れているCCG捜査官の方が戦力になります。また1期で行った、ショッピングモールにCCG捜査官を誘い込んで建物ごと爆破するという作戦もそうですが、アオギリはとても残酷でとても効率的な戦い方を行うと考えられます。
4話の感想
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
トルソーが透を襲うのかと思っていたら、助ける展開になるとは・・・。そしてもう一つ意外だったのが、がビッグマダムに向けた感情です。「マ…(ママ)」と一言だけでしたが、憎しみではなく懐かしさがこもった一言のように感じられました。これは過去との決別を済ませてるからこその言葉だと思います。
第5話 散りゆく夜 Pres
あらすじ
什造の奇襲により混乱するオークション会場。に、待機していた[CCG]の部隊がなだれ込む。大乱戦の中、六月は何とか逃げ出すことに成功するが、月山家に仕える喰種、カナエ=フォン・ロゼヴァルトに執拗に追いかけられ窮地に陥っていた。そんな六月のもとに琲世たちクインクス班が駆けつけるが…!? 一方、掃討作戦決行中の[CCG]捜査官たちは、報告されているレート以上の戦力を見せつけるナッツクラッカーや、アオギリの樹の構成員で“オウル”と呼ばれる“半喰種”を相手に思いがけず苦戦を強いられることになる。
オウル(滝澤政道)の性格が豹変した理由
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
命懸けで喰種と戦ってきたCCG捜査官が半喰種になったら、人間の身体と一緒に喰種の駆逐という信念も奪われる事になります。それでも生きるためには、半喰種の自分と駆逐の対象だった喰種の生き方(人間を食べること)を受け入れないといけません。なので滝澤は、生きることに苦痛を感じなくてすむように、人間の心を捨てて、半喰種として生きやすい心や考え方を作り上げたのかもしれません。
ウタが出した有馬のマスク
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
「丈(たけ)、待機」一瞬意味が分かりませんがこれはウタがCCGからの攻撃を防ぐために赫子で形成した有馬のマスクを着けていました。ウタが有馬のマスクを着けたのは、もしかするとウタと有馬が繋がっているという伏線なのかもしれません。2人とも裏がありそうな感じしますからね・・・。
ヒナミの能力
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ヒナミには通信能力(テレパシーのようなもの?)があるのかもしれません。ヒナミとアヤトは離れていても連絡を取り合っていますが、アヤトは通信機らしいものを身につけていないように見えます。そしてヒナミとアヤトが手放しで通信するのに対し、CCG捜査官が通信する時は必ず手で耳元を押さえています。
入見から受け継いだ技術
それに前回、ヒナミが複数の音声を拾って状況把握をしているシーンがありましたが、これは1期であんていくメンバーの入見が、音だけで建物内の人の動きを察知してた事の応用ではないかと思います。
5話の感想
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自分の手柄のために命令を無視する瓜江とそれを見越して命令を出す和修、2人は気が合いそうです。あっちでもこっちでもバトル・バトル、バトル三昧の5話でしたね。そんな中、オウル(滝澤)の人格崩壊っぷりが凄まじかったり、ウタが突然有馬になったり、仕込み赫子が登場したりと、色々と驚き要素満載でした。
第6話 その、果てに turn
あらすじ
戦線離脱した六月と護衛の瓜江が、抜け道を使って逃走を図る多数の喰種を発見。別ルートでたどり着いた什造とともに戦いに突入する。彼らの前に立ちはだかるのは、什造と浅からぬ縁があるビッグマダム。
一方、不知たちとナッツクラッカーの駆逐に当たる琲世だったが、作戦の指揮を執る准特等捜査官・和修政の命令で、行く手を阻むオウルに独り立ち向かうことに。オウルは、琲世の上司である真戸暁のかつての同僚、滝澤政道が喰種化手術を受けさせられた姿だった。彼は自分と似た境遇の琲世への対抗意識を露にし、激しい攻撃で追い詰める。
排世から金木へ
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
かつての金木は凄惨な拷問の末に喰種としての能力に覚醒したが、佐々木は「守りたい」という想いからその能力を開放した。その守りたい対象に金木も含まれているところが、なんとも佐々木らしい……いや、雛実の言葉通り、佐々木もまた金木である事には変わりがないと感じました。
クインクス班の関係
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瓜江は自業自得ではあるが気の毒な部分もあり、六月のような理解者が表れてくれた事が何らかの救いになればいいのだが……六月もまた、厄介な問題を抱えている訳で。逆に不知と才子は見事に支え合っている(というか不知がグイグイ引っ張っている)ので、クインクス班における癒やしコンビと言えます。
オウルという存在
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
オウルは、真戸のことを思い出しながら「主席と次席の差、100点と99点の差は1点ではない、嘉納先生の最高傑作はお前?それを確かめてやろう」といい琲世に首を絞められます。ここのセリフは聞き捨てならないセリフで嘉納先生は半喰種を意図的に作っていたということがここで判明しました。
放送を遮断した理由
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
和修准特等捜査官は、なぜ琲世の叫び声が響き渡るのをやめさせたのは琲世が金木である事を知られてしまうと都合が悪い事を表しているのではないでしょうか?確かに、金木が近くにいる事が知られてしまえば、アオギリの奴らは総力をあげて金木を奪還しに来るに違いない。琲世が金木に戻ってCCGに反旗を翻せば、CCGが壊滅してしまうかもしれない。それだけは、避けなければならない。だから、あえて放送を遮断して真実を悟らせないようにしたのかもしれません。
ヒナミが排世を助けた理由
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ヒナミにとっての金木は母親を亡くした自分を妹のように気にかけて可愛がってくれたお兄ちゃん。忘れるわけがない。雛実は、琲世が金木だと気付いたのは見た目と人格が変わってしまってもそれだけ、深い結びつきのあった二人。本当の兄妹以上の絆が出来ていたと感じるシーンです。
カネキと排世
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
振り向いて向かい合ったら穏やかなカネキさんがいるんじゃないかなと思うが記憶ないせいで得体の知れない力という恐怖があのイメージを創ってるだけだと思われる。グールの力の象徴の白カネキさんも受け入れて初めて混じりあった灰になれるんだろうと感じます。
6話 感想
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
まさかunravelが流れるとは思ってなかったから熱かった!演出が作品を理解し愛してるのがよくわかります。
ちなみに僕の中に誰が居るの?の答えは一期で神代利世を移植されて僕の中に誰が居るの!?ってなってた黒金木くんが白金木くんに覚醒した後
ヤモリを食って僕の中にヤモリも居るのってなった白金木くん。
まとめ
嘉納によって作り出された半喰種の登場や新たな赫子の使い方、排世の覚醒と今後のストーリー展開での重要キーワードが続出したかと思います。第6話でストーリーが急展開しそうです。