ハンターハンターは、冨樫義博による週刊少年ジャンプで連載されているハンターをテーマにした大人気漫画です。主人公のゴン=フリークスがハンターである父親を探すためにハンターになる物語で、複雑な戦闘描写や練り込まれた念能力の設定が大きな魅力となっています。その中でも、敵対するグループでありながら根強い人気を誇るのが盗賊集団「幻影旅団」です。今回は原作漫画に登場する幻影旅団の歴代メンバーを、最新の情報を交えつつ全員紹介していきます。
目次
幻影旅団とは
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
幻影旅団は、ハンター×ハンターの世界において世界的に悪名高い盗賊団です。団長クロロ=ルシルフルを「蜘蛛の頭(首領)」、団員を「蜘蛛の脚」に見立てた合計13人で構成されており、通称「蜘蛛(クモ)」とも呼ばれます。メンバーは流星街という無法地帯出身の者が多く、身体のどこかに十二本足の蜘蛛の刺青と各自の団員ナンバーを刻んでいるのが特徴です。主な活動は窃盗や殺人、さらには大量虐殺まで辞さない危険極まりない犯罪者集団ですが、グループ内の結束は固く、仲間同士の絆は非常に強いものがあります。幻影旅団結成の経緯には流星街で起きた悲劇が関係しており、幼いクロロたちが仲間の仇を討つことを誓ったことが発端となりました。その後はメンバーの増減を繰り返しつつも「蜘蛛」として暗躍し、ハンター協会からも最も危険なクラスA指定手配犯とされています。
クロロ=ルシルフル
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
クロロ=ルシルフルは、幻影旅団の団長(リーダー)です。黒髪をオールバックにした美青年で冷静沈着なカリスマ性があり、仲間からの信頼も厚い人物です。念能力は特質系で、自身の念能力「盗賊の極意(スキルハンター)」によって他人の念能力を本に奪い取り自由に使うことができます。ただし能力を盗むにはいくつかの制約条件があり、それらを満たす必要があります。非常に高い戦闘能力を誇り、緋の眼盗難事件(ヨークシン編)では旅団員たちを率いてマフィアや陰獣を壊滅させました。クロロ自身は一時クラピカによって念を封じられていましたが、その後念を解除し、天空闘技場でのヒソカとのタイマン勝負に勝利してヒソカを一度殺しています。しかしヒソカは蘇生し、その報復として旅団抹殺を宣言しました。現在クロロはカキン帝国の「王位継承戦」編で暗黒大陸行きの船に他の団員たちと乗船しており、船内に潜むヒソカを捜索中です。また、幼少期に流星街で仲間たちと幻影旅団を結成した過去が描かれ、仲間の死をきっかけに「蜘蛛」の理念を築いたことが明かされています。
ノブナガ=ハザマ
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ノブナガ=ハザマも初期からの幻影旅団メンバーの一人です。ちょんまげ頭と鷲鼻が特徴で、刀を携えた侍のような風貌の男です。念能力や系統は未だ不明ですが、優れた剣術の達人であり、仲間想いの熱い性格を持っています。特に同じ初期団員のウボォーギンとは兄弟分のように仲が良く、コンビで戦うと最強だと評されました。ノブナガは「円(エン)」を得意としており、半径4メートル以内に入ったものを即座に斬り捨てることができます。その範囲は他の熟練者に比べると狭いものの、彼の抜刀の速度と攻撃力は非常に高いことを意味しています。現在進行中の物語では、フェイタンやフィンクスと行動を共にしながら船内でヒソカを追っており、マフィアと一時的に協力して敵対組織と対峙する場面も描かれています。
ヒソカ=モロウ
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ヒソカ=モロウは実際には幻影旅団には正式加入していませんが、自身の目的のため一時的に旅団員として行動していた人物です。派手なピエロのような外見をした戦闘狂のマジシャンで、狡猾かつ飄々とした性格をしています。念能力は変化系で、ガムとゴムの性質を併せ持つ伸縮自在の愛(バンジーガム)を使い、トリッキーな戦法で相手を翻弄します。さらに、薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)という能力でオーラをあらゆる材質の質感に偽装することも可能です。ヒソカは「強い相手と戦いたい」という欲求から旅団に近づき、特にクロロとの戦いを望んでいました。念を取り戻したクロロとの決闘では一度殺されましたが、自力で蘇生し、直後に旅団メンバーであったシャルナークとコルトピを報復として殺害します。現在は旅団全員の抹殺を公言しており、暗黒大陸行きの船では変装して身を潜めながら機会を窺っている状態です。
シズク=ムラサキ
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次に紹介する幻影旅団のメンバーはシズク=ムラサキです。シズクは黒髪のミディアムヘアーに大きな丸眼鏡をかけた女性で、おっとりとして少し天然な性格をしています。旅団の中では年少の部類ですが、その飄々とした態度とは裏腹に油断ならない実力者です。念能力は具現化系で、デメちゃんと呼ばれる掃除機型の念獣を具現化し、無機物であればあらゆるものを吸い込むことができます。この掃除機は血液などの痕跡すら跡形もなく吸収できるため、証拠隠滅にも利用されています。戦闘ではデメちゃんによる吸引攻撃や、持ち前の握力を活かした一撃も披露します。シズクは流星街出身であり、幻影旅団には旅団結成後に加入した新しめの団員ですが、そのマイペースさでチームに溶け込んでいます。現在も健在で、他の団員たちと共にヒソカ探索に協力しています。
マチ=コマチネ
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マチ=コマチネも幻影旅団のメンバーの一人です。マチはピンク色の髪を一本結びにしたクール美女で、勝気で口が悪い反面、クロロ団長への忠誠心は非常に強い人物です。念能力は変化系で、自分のオーラを細い糸状に変えて操ることができます。そのオーラの糸は攻撃だけでなく、追跡や治療など幅広く応用可能です。中でも念糸縫合という技を使えば、断ち切られた人体の部位さえもオーラの糸で縫い合わせ、血管や神経を瞬時に繋ぐ荒技を見せます。旅団内では回復役としても重宝されており、ヨークシン編では負傷した団員を即座に治療する場面もありました。一方で性格的にはツンデレ気質で、ヒソカから好意をほのめかされた際には冷淡にあしらうなど、ドライな態度を取ることもしばしばです。ヒソカとの闘いの後には一度ヒソカに拘束される場面もありましたが命は取られず、現在も存命で旅団の一員として行動しています。
シャルナーク=リュウセイ
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次に紹介する幻影旅団のメンバーはシャルナーク=リュウセイです。シャルナークは茶髪のミディアムヘアに中性的な顔立ちをした青年で、旅団では頭脳派のムードメーカー的存在でした。普段は温厚で冷静な性格ですが、やると決めたときの行動力は高く、情報収集や分析能力に長けています。念能力は操作系で、「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」という携帯電話型のアンテナを用いた能力を持っています。この能力により、アンテナを刺した相手を自分の思い通りに操ることが可能で、作中ではマフィア構成員や警備員を操り戦わせました。また、自身にアンテナを刺して自動操作モードになることで一時的にパワーアップすることもできますが、その間の記憶はなく、解除後に強烈な反動(筋肉痛)が残るというデメリットもあります。シャルナークは旅団のネットワークハッキングや情報処理も担当できる頭脳派でしたが、クロロとヒソカの決闘後、復讐に動いたヒソカによってコルトピと共に殺害されてしまいました。彼の死は旅団にとって大きな痛手であり、現在は故人となっています。
フィンクス=マグカブ
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フィンクス=マグカブも幻影旅団のメンバーの一人です。フィンクスは切れ長の目と常に不機嫌そうな表情が特徴の長身の男で、強化系の念能力者です。短気で血の気が多く、すぐカッとなりがちな激情家ですが、旅団への忠誠心は本物で仲間思いな一面も持ち合わせています。得意とする念能力は「廻天(リッパー・サイクロトロン)」で、自分の腕をぐるぐると回転させた回数に比例してパンチの威力を増加させることができます。その破壊力は一撃で大岩を粉砕し、人体を容易に吹き飛ばすほどで、念能力者との戦闘でも圧倒的なパワーを見せつけます。ヨークシン編や流星街での蟻討伐では前衛として活躍し、並外れた肉弾戦の強さを披露しました。現在はノブナガやフェイタンと共に行動しており、暗黒大陸行きの船内でヒソカを捜索しつつ、新たな敵対者であるマフィア組織「ヘイル=ライ一家」との抗争にも巻き込まれています。
フェイタン=ボートオ
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次に紹介する幻影旅団のメンバーはフェイタン=ボートオです。フェイタンは黒髪をツンツンに逆立て、常に不敵な笑みを浮かべる冷酷な男です。小柄な体格ながら瞬発力と戦闘センスは旅団内でもトップクラスで、中国語訛りのような独特の話し方をします。非常に残忍かつ好戦的な性格で、敵を拷問したり痛ぶることにも快楽を見出す危険人物です。普段は仕込み刀を仕込んだ日傘を携帯しており、接近戦では目にも留まらぬ速さで相手を斬り裂きます。念能力は放出系で、「許されざる者(ペインパッカー)」という自身が受けたダメージをエネルギーに転化して放出する能力を持っています。この能力を発動させると、フェイタンの受けた痛みに比例して高熱エネルギーを生み出し、太陽に匹敵する灼熱の光球「烈日(サン)」を放出することが可能です。蟻編では流星街を襲った蟻・ザザンとの戦闘でこの能力を使用し、一瞬で敵を焼き尽くしました。フェイタンは現在も健在で、フィンクスやノブナガとチームを組んでヒソカ捜索にあたっています。
フランクリン=ボルドー
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次に紹介する幻影旅団のメンバーはフランクリン=ボルドーです。フランクリンはまるでフランケンシュタインの怪物のような風貌をした巨漢で、ぶっきらぼうながら仲間想いの男らしい性格をしています。放出系の念能力者であり、両手の指先からマシンガンのようにオーラの弾丸を連射する「俺の両手は機関銃(ダブルマシンガン)」という能力を持っています。この能力を使う際には、フランクリン自身が両手の指を第一関節から先ごと切断し、指先の穴から念弾を雨あられと撃ち出すという凄まじい戦法をとります。その火力は絶大で、ヨークシン編ではマフィアの構成員たちを一瞬で薙ぎ払うシーンが描かれました。加えて身体も頑丈で打たれ強く、生半可な攻撃ではびくともしないタフネスを誇ります。幼少期から流星街でクロロたちと行動を共にしてきた古参メンバーであり、旅団内でも頼れる兄貴分的存在です。現在も健在で、クロロや他の団員たちと共に船に乗り込み、混迷する王位継承戦の中でヒソカ探索に協力しています。
コルトピ
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コルトピも幻影旅団のメンバーの一人で、長い白髪を垂らした小柄な青年です。物静かであまり感情を表に出さない謎めいた人物ですが、その能力は旅団にとって欠かせないサポート役でした。念能力は特質系で、「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」という特殊な能力を使います。左手で触れた物体を右手で同じものにコピーして具現化することができ、金品や建造物などあらゆる非生物のコピーを大量に生み出せます。ただしコピーは24時間経つと消滅するという制約があります。ヨークシン編では盗んだオークション会場の財宝を次々と複製しダミーと入れ替えることで、マフィアを翻弄しました。戦闘向きの能力ではありませんが、幻影旅団の盗みの計画や撤退の際に非常に有用な能力でした。寡黙ながら仲間への情はあり、パクノダとは会話する様子も見られましたが、クロロVSヒソカの決闘後にヒソカの手によってシャルナークと共に殺害されてしまいます。現在は故人となっており、幻影旅団は彼の穴を埋めるため新たな団員(イルミ)を迎え入れることになりました。
ボノレノフ=ンドンゴ
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次に紹介する幻影旅団のメンバーはボノレノフ=ンドンゴです。ボノレノフは全身に包帯を巻いたミイラ男のような風貌をしていますが、戦闘の際には包帯を解き、その身体に多数空けられた穴を露出します。彼の体には生まれ故郷の部族の掟で無数の穴が穿たれており、それらの穴に風を通すことで音を奏でる特殊体質を持っています。性格は寡黙で落ち着いており、必要な時以外ほとんど喋りません。念能力は具現化系で、「戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)」というオーラで楽曲を奏でる能力を使います。楽曲に合わせて戦闘を舞うことで様々な効果を発揮し、中でも作中で披露した「木星(ジュピター)」という技では巨大な球体を念で生成し、隕石のように相手に叩き落とす破壊的な一撃を放ちました。ヨークシン編では姿を見せる程度でしたが、後の蟻討伐や船上での行動にも参加しています。古くからの旅団メンバーではありませんが、その独特な能力でチームの戦力に貢献しています。現在も健在で、クロロやシズクと共に行動し、王位継承戦の混乱の中で暗躍しています。
ウボォーギン
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ウボォーギンも幻影旅団のメンバーの一人です。ウボォーギンは全身筋肉の塊のような大男で、直情径行かつ好戦的な武闘派です。仲間思いな一面もありますが、戦闘になると闘争本能むき出しで相手を徹底的に叩き潰す荒くれ者でした。強化系の念能力者で、圧倒的な攻撃力と防御力を誇り、特に右拳に全オーラを集中させて繰り出す「ビッグバンインパクト」という一撃必殺のパンチを得意とします。自動小銃の銃弾を受けても止まらず、戦車砲にも耐える驚異的な肉体は旅団随一のパワーを象徴していました。クラピカの故郷であるクルタ族虐殺にも関与しており、その残忍性からクラピカには真っ先に狙われることになります。原作ではヨークシン編で最初にクラピカと対決し、チェーンジェイルとジャッジメントチェーンによって念能力を封じられた上で拘束され、最後は頭部を撃ち抜かれて死亡しました。ウボォーギンは旅団初の戦死者となり、彼の死は旅団メンバーに大きな衝撃を与えました。特に親友だったノブナガは激しい怒りを見せ、以降クラピカ打倒を誓うこととなります。
パクノダ
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
次に紹介する幻影旅団のメンバーはパクノダです。パクノダは短い茶髪に鋭い鷲鼻が特徴の大人の女性で、寡黙で落ち着いた知性的な雰囲気を持っています。旅団員の中でも思慮深く従順で、仲間への情に厚い人物でした。念能力は特質系で、相手に触れながら質問することで相手の記憶を読み取る「記憶弾(メモリーボム)」という能力を持っています。さらに、自分が知り得た記憶や情報を弾丸に込めて他者に撃ち込むことで、その記憶を相手に共有させることも可能です。ヨークシン編ではこの能力でクラピカの仲間たちからゴンやキルアの情報を引き出しました。また、旅団内では情報収集や尋問役を担うだけでなく、クロロ不在時には団員たちをまとめる精神的支柱のような存在でもありました。しかし、クラピカとの交渉において仲間を救うためにゴンたちを解放し、その際にクラピカとの約束を破って旅団にクラピカの能力情報を「記憶弾」で伝えてしまいます。その結果、クラピカの仕掛けた制約(人質と引き換えに秘密を守る誓約)に触れてしまい、心臓を刺す鎖(ジャッジメントチェーン)が発動。パクノダは仲間を守るために命を賭して情報を伝えた代償として、胸の心臓を鎖に貫かれて息絶えました。彼女の死は旅団に深い悲しみをもたらし、クロロも復讐を誓っています。
カルト=ゾルディック
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カルト=ゾルディックも幻影旅団のメンバーです。カルトは殺し屋一家ゾルディック家の五男(次男キルアの弟)であり、おかっぱ頭に和服姿が印象的な中性的な美少年です。一見礼儀正しく控えめに振る舞いますが、その内面には嫉妬心と野心を秘めています。兄であるキルアに対して複雑な感情を抱いており、自分こそが家族に認められたいという思いから、キルアを連れ戻すために強さを示そうとしている節があります。念能力の系統は明言されていませんが、紙を自在に操る術を使いこなしており、薄く鋭利な紙片を無数に飛ばして斬撃を与える攻撃や、折り紙の紙吹雪によって対象を追尾・拘束するといった芸当を見せました。初登場はグリードアイランド編の終盤ですが、幻影旅団にはシャルナークたち旧団員の欠員補充として加入しています。幼さゆえに旅団内では経験不足な面もありますが、ゾルディック家譲りの残忍さと才能は確かで、敵をいたぶりながら殺すことに快感を覚える描写もあります。現在はイルミと共に行動しており、暗黒大陸行きの船では旅団の一員としてヒソカ探索に参加しています。
イルミ=ゾルディック
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
次に紹介する幻影旅団のメンバーはイルミ=ゾルディックです。イルミ=ゾルディックはキルアの実兄で、長い黒髪に切れ長の猫のような目が特徴の不気味な男です。常に無表情で何を考えているかわからない掴み所のない人物ですが、自分の欲求や任務のためには手段を選ばず多くの犠牲も厭わない冷酷さを持っています。念能力は操作系で、彼が所持する無数の針を対象に刺すことで強制的に洗脳し意のままに操ることが可能です。イルミは元々旅団とは無関係でしたが、クロロとヒソカの決闘後に起こった混乱の中で、ヒソカの抹殺を図るべく旅団に新加入しました。彼自身、ヒソカとは奇妙な協力関係(友人契約)を結んでおり、ヒソカからの依頼で行動することもあります。旅団内では新参者でありながら、その実力と不気味さで他の団員たちに一目置かれています。もっとも、イルミの真意は読みにくく、「ヒソカを殺すため」と称して旅団に加わったものの、本当にヒソカを狙っているのか目的は不透明です。現在イルミは旅団員として暗黒大陸行きの船に乗り込み、カルトと共に船内を行動しています。
オモカゲ
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
最後に紹介する幻影旅団のメンバーはオモカゲです。オモカゲは原作漫画には登場しない劇場版オリジナルのキャラクターで、かつて幻影旅団のNo.4だったとされる人物です。灰色の長髪に不気味な仮面を纏った外見で、人形を作り出す特質系の念能力者として描かれました。劇場版『幻影の劇団(ファントムルージュ)』にのみ登場し、団員の眼球や能力を奪って人形に封じ込めるという独自の目的で旅団と対峙します。しかしこのオモカゲは映画オリジナルの敵キャラクターであり、原作の正史(公式ストーリー)には含まれません。そのため、原作の幻影旅団の歴代メンバーとしてはカウントされない存在です。ファンの間では「幻影旅団の元4番」として話題に上ることもありますが、あくまでパラレル的な位置付けのキャラクターと言えるでしょう。
【ハンターハンター】歴代幻影旅団メンバーと徹底紹介!!まとめ
出典: HUNTER×HUNTER ©POT(冨樫義博)VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
今回はハンターハンターに登場する盗賊集団「幻影旅団」の歴代メンバーを、最新の原作情報を踏まえて総まとめで紹介しました。幻影旅団は敵側の集団でありながら個性豊かでカリスマ性のあるキャラクター揃いのため、作品内でも屈指の人気を誇ります。現在進行中の物語でも彼らの動向から目が離せず、ヒソカとの死闘の行方や新たなメンバーの加入など、緊張感あふれる展開が続いています。また、作者である冨樫義博氏によれば「最終的にはクロロたち幻影旅団は全員死にます」との発言もあり、彼らが物語の終盤でどのような結末を迎えるのかも注目されています。今後も幻影旅団の活躍や運命に目が離せません。作品の展開とともに、新情報が明らかになった際にはまたアップデートしていきたいと思います。