テニスの王子様は、週刊少年ジャンプで連載していたテニスを題材とした漫画です。2018年現在では、ウルトラジャンプにて「新テニスの王子様」が連載されており、高校生との合同合宿練習を描いています。そんなテニスの王子様では、様々なイケメンキャラクターが登場し、魅力的なキャラクターも多くいます。今回はその中でもテニスの王子様の主人公、越前リョーマがいる青春学園のレギュラーの一人である海堂薫の魅力を詳しく紹介していきます。
目次
スネイクを操る寡黙な努力者!!海堂薫とは
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
海堂薫は、青春学園のテニス部に所属する2年生です。普段はバンダナを頭に巻いていることが多く、目つきが悪いのが特徴的です。「フシュ―」という深い息を吐くのが癖であり、周りからマムシという異名があります。海堂薫のプレイスタイルはカウンターパンチャーであり、ラリーを繋いで相手が疲れたところで一気に勝負を決める持久戦を好みます。性格は喧嘩っ早く、短気であり、威圧的です。しかし、テニスにおいては誰よりも負けず嫌いで努力家でもあり、普通のメニューの3倍をこなすなど普段から練習に明け暮れています。動物が好きですが、動物に好かれないという弱点を持ち合わせています。
スネイクを操る寡黙な努力者!!海堂薫の技紹介
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
海堂薫は、スネイクと呼ばれる急激に曲がる打球を打つことを得意としています。正式名称はバギーホイップショットであり、このスネイクを使うことで相手をどんどん走らせて体力を削っていきます。また、ブーメランスネイクと呼ばれるポール回しも得意技であり、練習を重ねることでシングルスコートにも入る急激なカーブを手にしています。さらにはジャイロ回転のブーメランスネイクなど様々な回転を操るだけでなく、ストレートの素早いショットも打ち分けることができるため、相手を翻弄することが可能です。
海堂薫との関係が強いキャラクターとは
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
ここまでは青春学園のレギュラーである海堂薫の基本的なキャラクター情報について紹介してきました。では、海堂薫と関係性が深いキャラクターにはどのようなキャラクターがいるのでしょうか。キャラクターとの関係性を知ることで、さらに海堂薫の魅力を知ることが出来るので紹介していきます。
校内ランキング戦で戦ったルーキー!!越前リョーマ
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
越前リョーマは、青春学園のテニス部に所属する1年生であり、レギュラーの一人です。テニスの王子様の主人公でもあり、FIRAの白い帽子が特徴です。性格は非常に敗けず嫌いで唯我独尊、生意気でもあります。ツイストサーブを得意技としており、積極的に前に出ることで攻撃的なプレイスタイルを得意としています。海堂薫とは校内ランキング戦にて対戦しており、得意のスネイクの前に苦戦する者の圧倒的な技術力で勝利しています。それ以来海堂は強さを認めていますが、次こそは勝とうと練習を積み重ねています。さらに越前によってスネイクの正体がバギーホイップショットであることをみやぶられて、真似されてもいます。
パートナーであり、永遠のライバル!!桃城武
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
桃城武は、青春学園のテニス部に所属する2年生であり、レギュラーの一人です。黒髪の逆立てたツンツン頭が特徴であり、明るくお調子者な性格をしています。海堂とは同じ年であり、入学してテニス部に所属した当初からライバル意識をもっており、何かと練習などで張り合っています。しかし、お互いに意識しているからこそ相手を認めてもいて、ダブルスを組むこともよくあります。ダブルスを組む時は主に横のリーチを生かして海堂が粘ってチャンスボールを上げて、縦のリーチを生かして桃城がダンクスマッシュによってポイントを奪います。
ブーメランスネイクを伝授した師匠的存在!!乾貞治
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
乾貞治は、青春学園のテニス部に所属する3年生であり、レギュラーの一人です。黒いツンツンと尖った髪に黒縁の四角いメガネが特徴です。性格は非常にまじめで研究熱心でもありますが、理屈っぽく理屈が崩れると脆い一面もあります。乾は練習メニューなどを科学的に考えることも得意なことから部内の練習メニューだけではなく、海堂のためのオリジナルメニューも作っています。さらに、ブーメランスネイクを会得するための方法などを教えており、川での練習方法を教えるなど海堂を可愛がってもいます。海堂とはダブルスのパートナーとしても組むことがあり、乾のデータテニスによって戦略を練られて、海堂が実行するプレイスタイルを得意としています。
同じデビル化ができる選手!!切原赤也
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
切原赤也は、立海大付属中学校のテニス部に所属する2年生であり、レギュラーの一人です。黒髪のくせ毛が特徴であり、性格は攻撃的で凶暴でもあります。さらに怒ることで目が赤く充血して、ボールの威力やスピードを上げることができます。その上、「わかめ野郎」と言う言葉をスイッチに切れてしまいデビル化と呼ばれる白髪で体が赤くなってしまう体質を持っています。海堂とは全国大会で対戦しています。その際に海堂によってボールを当てられた切原はデビル化し、パートナーの乾を集中的に攻撃しています。これによって海堂も一瞬ながらもデビル化しており、似たような性質を持っていることが判明しています。
レーザービームのコツを教えた選手!!柳生比呂志
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
柳生比呂志は、立海大付属中学校のテニス部に所属する3年生であり、レギュラーの一人です。明るい茶髪の七三分けの髪形とメガネが特徴で、礼儀正しく冷静な性格をしています。海堂とは全国大会前のプロの試合観戦で出会っており、他校の生徒とテニスで勝負をする際にペアを組んでいます。その際に自らの技などを盗まれることを危惧して、それぞれが成り変わる作戦を行っています。そして、海堂にレーザービームの打ち方を教えており、それ以来海堂はジャイロ回転するレーザービームを覚えています。
スネイクを操る寡黙な努力者!!海堂薫の魅力とは
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
ここまでは海堂薫の基本的な特徴や技と他のキャラクターとの関連性を紹介してきました。では、そんな海堂薫の魅力とはどのような部分なのでしょうか。作品で描かれたエピソードなどを元に詳しく紹介していきます。
海堂薫の魅力その1練習熱心な部分
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
まず、初めに紹介する海堂薫の魅力は、練習熱心な部分です。海堂薫は、負けず嫌いであり、試合で勝つためにひたすらトレーニングを日々積んでいます。また、弱音を吐いたりすることもなく、寡黙にひたすらトレーニングをする姿がかっこよく男らしい一面でもあります。その結果体力はどの選手よりも高く、試合でもトレーニングは活かされています。有言実行できるキャラクターはカッコいいですが、海堂薫は無言実行なタイプであり、何も言わずにやるべきことを淡々とやる雰囲気が不器用な性格が出ていて魅力的でもあります。
海堂薫の魅力その2どんな状況でも諦めない精神力
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
次に紹介する海堂薫の魅力は、どんな状況でも諦めない精神力です。海堂は日ごろの練習を繰り返すことで並々ならぬ精神力も得ています。これにより、どんなピンチに立たされても決してあきらめることはなくボールに食らいつきます。これにより、相手の体力を削って勝つための突破口を見つけたり、逆転するなど泥臭く勝つシーンも多く、海堂薫の魅力と言えるでしょう。どんな逆境でもめげずに立ち向かう姿は応援したくなります。
海堂薫の魅力その3口下手ながらも仲間想いな性格
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
海堂薫は普段はクールで言葉も少ないです。また、たまに口を開いても乱暴な言葉になってしまって険悪なムードにしてしまうこともあります。しかし、先輩には礼儀正しかったり、仲間が傷つけられた時は怒るなどの優しさも持ち合わせています。また、トレーニング中にネコを見つけるとかまいたくなるなどのかわいいギャップも持ち合わせていることからもコアな女性ファンも多くいます。
スネイクを操る寡黙な努力者!!海堂薫の魅力を徹底紹介!!まとめ
出典: テニスの王子様 ©許斐 剛/集英社・NAS
今回は青春学園のテニス部に所属する海堂薫の魅力を紹介しました。次期部長でもあり、ストーリーが進むにつれてもより強力になる選手で見どころや名言もたくさんあります。特にスポーツ漫画において努力と言うのは非常に重要な部分でもあるので、海堂は尊敬されるべきキャラクターと言えるでしょう。