2020年4月から放送が開始された「キングダム」第3シーズン。第3シーズンでは、「キングダム」史上最大の戦いである合従軍編に突入します。合従軍編は原作の25巻から33巻に該当する部分で、様々な武将たちが活躍する見せ場！この記事では、合従軍編での注目キャラを10人選びました！
秦軍の注目キャラ
信
キングダムの主人公。政と共に中華統一を目指し、下僕から大将軍を目指す武将の一人です。
山陽の戦いでは、元三大天の廉頗（れんぱ）四天王である輪虎を討ち取り、千人将に昇進いたします。この後、合従軍相手にどのような武功を挙げるのか、要注目です！
桓騎（かんき）
元野党頭であり、勝つためなら非道な手段をも厭わない冷酷な性格の持ち主。魏への侵攻戦で初登場し、廉頗四天王・玄峰、総大将・白亀西を討ち取りました。合従軍編では函谷関の守備を蒙驁、張唐と共に担うのですが、果たして合従軍から守り切ることはできるのでしょうか…？
王翦(おうせん)
「王翦はその軍略の才だけで六将の席に割り込む逸材」と評された秦国の将軍。
しかし、野心があると疑われたため、これまであまり活躍の場を与えられませんでした…。
合従軍編では、函谷関の右翼の軍の総大将に任ぜられます。王翦はどのような策略で合従軍に立ち向かうのか？必見です。
趙軍の注目キャラ
李牧
趙の誇る三大天の一人で、秦の中華統一を阻止するために合従軍を提案した張本人。
しかし、史実である史記では、趙の北方の防備の長官のため合従軍には関わっていません。作中では、春申君を総大将にして函谷関へ進軍！どんな策で相手を攻め落とすのか、注目です。
慶舎(けいしゃ)
趙国の武将で、李牧の側近。三大天に最も近い武将と評されています。そのスタイルは、本能型ですが、罠を張り巡らせ、相手の失敗をひたすらに待つところから、「沈黙の狩人」という異名を持っています。合従軍編では同じく本能型である麃公(ひょうこう)軍と相対します。この戦いの行方は…？
龐煖(ほうけん)
趙国三大天の一人で自らを「我武神龐煖也」と名乗るほどの猛将。秦国の大将軍である王騎を打ち破ったものの、それ以降、なぜ自分は王騎に一度敗れたのか悩んでいました。
そんな龐煖に「その答えは戦場にある」と李牧が導きます。合従軍編では、戦場に突如現れる龐煖。答えはこの戦いで見つかるのでしょうか？
その他の軍の注目キャラ
汗明(かんめい)
楚国の大将軍。その大柄な体格と武力から「楚の巨人」の異名を持つ人物。その戦術スタイルは、圧倒的な力で敵を真っ向から潰していき、自らを「至強」と定めるほどで、まさに「猛将」と呼ぶにふさわしい武将です！合従軍編では、総大将である春申君が絶大な信頼を寄せる武将として登場し、秦国の猛将・蒙武(もうぶ)とぶつかります。
呉鳳明(ごほうめい)
魏国の大将軍。同じく魏の国の大将軍であった呉慶(ごけい)を父に持ち、合従軍では魏の総大将を務めます。兵器開発にも長けていて、函谷関を攻め落とすための巨大兵器を用意しているのだとか。ちなみに、こちらは史実には登場しない、キングダムオリジナルキャラクターです。
成恢(せいかい)
韓国の大将軍。毒兵器に精通した戦い方で、毒を研究するあまり自らも毒に侵されてしまい、血管が浮かび上がるほどの醜悪な姿となってしまった人物。函谷関の戦いにおいても、自慢の毒兵器を使って秦軍を苦戦させます。アニメではその戦術がどのように表現されているか気になりますね！
オルド
燕国の大将軍であり、北方にて50の山岳族を纏め上げた山岳族の王。合従軍では、山岳族の混合軍を用いて王翦(おうせん)軍を翻弄し、函谷関の陥落を狙います。こちらも、史実には登場しないキングダムオリジナルキャラクターです。
混戦をきわめる「合従軍編」は必見！
実は、史実である史記において合従軍の戦いは、ほんのわずかしか登場しません。文献から分かるのは「春申君と龐煖がそれぞれ率いた合従軍に秦が勝利した」ということのみ。「キングダム」の合従軍編は、その未知の部分にオリジナル武将を混ぜながら、より混迷を極めた戦いとして描かれています。
アニメでは、漫画とは違う臨場感が味わえるのではないでしょうか？今から楽しみですね！
