突然の窮地に巨大怪獣と戦う使命に導かれる主人公・裕太の活躍を描いた「SSSS.GRIDMAN」の第1話。怪獣という絶対的な脅威と、それに立ち向かうために巨人になる能力を手に入れる流れは「ウルトラマン」シリーズを感じさせるものであり、特撮もの好きならば燃える展開となっています。
ヴィットのプロフィール
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
ホストのような風貌をした黒服の男。 刀を所持したやばそうな雰囲気の男、厳ついマスクを付けた巨漢、見た目子供な男の娘と、曲者揃いが多い新世紀中学生の中では、最もまともな外見をしている(それでも中学生とは言い難いが)。 顔立ちは端正な方で六花ママからは「イケメン君」と呼ばれていた。
人物像
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
普段はけだるげかつ何事にも他人事な態度。能動的に動くタイプではないが、後述の正体からか常に一歩退いた立ち位置から状況を俯瞰しており、場の空気を読んだ上で行動する。それ故に周りが率先して動いていたり、自身が動くべき状況では無いと判断した場合は静観を決め込むことが多い。
やる気スイッチのON/OFFの落差
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
第6回では六花ママに店番を頼まれた際、訪れた客からの要望に対して背中を向けてスマホをいじりながら「そこになかったら、ないっすね」と、いい加減な接客をしていた。 また第7回でボラーから空中戦を提案された際も、自分に出撃を要請されたと気づくまでにかなり間があったため、やる気スイッチのON/OFFの落差が大きい一面をさらすことになった。戦闘では、冷静かつ的確にグリッドマンをサポートする優秀さも見せており、やる気さえあれば大変頼もしいことは違いないらしい。
スカイヴィッター
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
アクセスコード「スカイヴィッター」を叫ぶことで、同名の戦闘機となる。原典における「サンダージェット」に当たる戦闘機だが、それよりも大型でかつカラーリングはブルーになっている。 前面部の両サイドに備えられた機関砲やホーミング性能を持つレーザーなどを主な武装とする。
唯一の飛行能力
新世紀中学生内では唯一飛行能力を保有しているが、彼の性格故か敵が上空に居るなどしてボラーのミサイルなどが通用しない場合にのみ出動する。 合体することでグリッドマンに飛行能力を与えるが、戦闘機の状態でもグリッドマンを乗せて飛行できる程の馬力はある模様。尚、出動後は機関砲による攻撃、煙幕弾『ラッキースモークスクリーン』による撹乱、撤退する怪獣への追撃などグリッドマンの支援をしっかりこなす。
大空合体超人「スカイグリッドマン」
出典: SSSS.GRIDMAN Ⓒ円谷プロ/TRIGGER・雨宮哲/「GRIDMAN」製作委員会
グリッドマンがスカイヴィッターと合体して完成する大空合体超人。 主翼とエンジン部分が脚部、前翼部が背部のスラスター、機首部分がヘッドパーツとして頭部に合体、つまり、背中に翼がつき、両足に大きなジェットを搭載した靴を履いたような形状をしている。 高い飛行能力を発揮する。また、両手が空いているため、スカイグリッドマン固有の能力とグリッドビームを同時に使用可能。
ヴェッターの小ネタ
名前の由来は『電光超人グリッドマン』の海外ローカライズ版『スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド』においてサンダージェットの名称であるヴィッターと思われ、煙幕弾と技?の名前は海外版オリジナルでヴィッターのパイロットの男性二人の名前が由来と考えられている。
飾りの模様
スーツに付いている飾りが実写TFシリーズに登場したダイナボットの一員ストレイフの胸の模様に酷似しており、元ネタと思われる(どちらも飛行要員)。OPではストレイフの玩具に付属するボウガンに双剣を合体させた形態に酷似した武器を所持しているのが確認できる。
まとめ
各キャストから『SSSS.GRIDMAN』へのコメントが「特撮のグリッドマンのファンとアニメスタジオのTRIGGERのファンがお互いを知る切っ掛けになれたら」と稲田さんが語ると、「スタッフさんの熱意も凄まじく、女の子の自分でもとても楽しめる作品です!」と宮本さんが語るほど期待が高い作品です。特撮ファンでなくても楽しめるのでぜひアニメで「SSSS.GRIDMAN」をチェックしてみてください。