2020年にアニメ化され、一度の延期があったものの2023年の1月からSeason2の放送が決まっている虚構推理は、推理物のミステリーでありながら真実ではなく虚構で事件を解決していくというちょっとひねくれた作品です。アニメ1期も面白く満足度は高く、2期も期待の作品と言えるでしょう！今回は2期に収録されそうなエピソードの概要をまとめて紹介していきたいと思います！
目次
エピソードその① よく行く店の概要
岩永琴子と桜川九郎がよくデートに利用する喫茶店がありました。琴子は九郎をステッキで殴打したり、それに反撃した九郎がアイアンクローで締め上げたりと、二人はあまり恋人同士のようには見えませんでしたが、常連のお客でした。そんな喫茶店のマスターは二代目で、先代からレシピを受け継いだカレーを提供していたのですが、どうしても先代が使っていたカレーの隠し味が分かりませんでした。
エピソードその② うなぎ屋の幸運日
建築士の梶尾隆哉と友人のプログラマー十条寺良太郎はうなぎを食べに来ていました。そのうなぎ屋にはおおよそ高級なうなぎ屋には似つかわしくない小柄な美少女がうなぎを食べに来ていました。そんな中、梶尾は十条寺をうなぎ屋に誘った理由を話し始めます。梶尾には幸枝という妻がいたが、半年前に亡くなって以来、身体が重くなったり眠らない日が続いた、しかし最近になってようやく立ち直れた、その快気祝いだと言う。そんな梶尾に対し、十条寺は「幸枝さんを殺したな？」と問いかけます。
エピソードその③ 電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを
B県の海辺の町にて、魚が大量死するという事件が発生し、琴子に話が回ってきます。つまりそれは怪異絡みの事件あるということ。どうやらその原因は動き回る奇怪な人形であるらしい。町の人々はそれが善太さんの祟りではないかと話します。町に住んでいた戸平善太の孫が観光に来ていた大学生たちが運転する車に轢かれ事故死してしまった。その後、大学生は裁判にかけられたが、恨みを抱えたまま善太は心不全で亡くなってしまう。そんな善太は死の直前まであるものを作っていた。それが例の人形でした。
エピソードその④ 岩永琴子は高校生だった
岩永琴子が高校一年生だった頃、ミステリ研究会の2年生、天知学は廃部の危機に焦っていました。部員は1年生の小林小鳥しかおらずこのままでは部室を取り上げられてしまう、そう思った学は1年生の岩永琴子をミステリ研究会に勧誘しようとします。家柄が良く小柄で可憐、しかし過去の事件で義眼と義足の身であることから近寄りがたい存在でもありました。家柄の良い岩永琴子が入部すれば廃部はされないだろうし新入部員の確保も出来るかもしれない。そう思った学は琴子と同じクラスの小鳥に勧誘を頼みます。
エピソードその⑤ ギロチン三四郎
イラストレーターの森野小夜子がニュースを見ると、宮井川甲次郎という人物が逮捕されたという報道を耳にします。しかも、どうやらそれは自首であったとのこと。小夜子はじきに自分も逮捕されてしまうのではと焦り恐怖しますが、一月経っても警察は現れませんでした。甲次郎の事件は報道で大きく取り上げられますが、その理由は不慮の事故が重なり殺害してしまった義理の弟をギロチンにかけたというものだったからです。小夜子はある日、電車の中で奇妙な男女二人組、九郎と琴子に声をかけるのですが、九郎はそのギロチンの事件について話を始めます。
エピソードその⑥ 六花再び
2か月前、桜川六花が引っ越してきたアパートの一室はいわくつきの事故物件でした。1年の間に三人もの自殺者を出した物件で、その影響なのか引っ越してきた六花も交通事故に遭ってしまいます。もっとも、六花は不死身で競馬の万馬券をあてるためにわざと死んだ可能性が高いですが……。その後、事故物件の事情を知る隣人と飲み会をした際に自殺者の詳しい話を聞きます。一人目と二人目は自殺するもっともな理由があったが、三人目はそんな気配もなかったのに自殺してしまったというのです。
エピソードその⑦ 明日のために
かつて、岩永琴子が所属していたミステリ研究会の部長だった天知学は、叔父の藤沼耕也に呼び出されます。その理由は岩永琴子について知りたいからだと言います。そういわれた学はあまり関わらない方がいい、ましてや騙して利用することは絶対にやめるべきだと忠告します。彼女は様々なトラブルを解決してきたが、事の真実を明らかにはせず裏から手を回したかのように全て丸く収めてしまう。下手に手を出せば全てを見透かされてしまうのだと。藤沼が情報を欲しがった理由はある一族の遺産相続について、その相続の判定薬として岩永琴子が選ばれたからでした。
エピソードその⑧ スリーピング・マーダー
国内外で数多くのホテル、不動産業、観光事業を展開する音無グループの会長、音無剛一に面会を求められた琴子は剛一からある頼みを聞かされます。それは自分が過去に犯した殺人が、自分に実行可能であることを証明することでした。剛一が殺害したのは自分の妻の音無澄。澄は女性でありながら剛腕で有能な手腕を持つ経営者でしたが、ワンマンな経営が災いして家族関係は崩壊寸前、会社も一つバランスが崩れればたちまち崩壊する危ういものとなり、将来の破綻が目に見えていました。そこで剛一は化け狐と取引して澄を殺害し、結果的に会社も家族も救われた。しかし、家族には殺人の成功体験を憶えてほしくないがために余命いくばくない状態で自分の犯行を暴いて欲しいと頼んだのです。
エピソードその⑨ 雪女のジレンマ
十一年前、雪山で友人の手によって崖から突き落とされた室井昌幸は雪女の手によって救い出され一命を取り留めます。その後の人生は順調でしたが、興した会社を部下に乗っ取られ結婚した妻に浮気をされて殺されかけてすっかり人間不信になった室井は街でばったり雪女と再会します。それからも雪女との交流は続き、事実上の同棲生活を送っていたある日、室井は警察から元妻の原田美春を殺害した容疑を掛けられてしまいます。
【虚構推理 Season2】2期収録予定のエピソードまとめ
虚構推理の2期で収録されそうなエピソードをまとめてみました！おそらくはこの中のエピソードから収録される可能性が高いです。また、雪女のジレンマについては現時点で情報が出ているので収録は確定しています。1期では鋼人七瀬のエピソードでしたが、2期では短編が複数収録されるアニメになると思います！
