盾の勇者の成り上がりは2019年1月から2クールのアニメ化が決定している人気作品。元々はWEB小説として人気となり、書籍化、漫画化もされ、ついに待望のアニメ化です。本作は、いわゆる転生モノで、この世界に召喚された主人公は、世界を混沌へと導く波の対処を使命とされるのでした。そんな勇者の召喚された町の女王ミレリア。今回はこの女王について紹介させていただきます。
目次
女王ミレリアの初登場
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
女王ミレリアが正式に姿を現したのは、三勇教との戦いが終わった後。それまでは、影武者しか見たことのなかった、盾の勇者、岩谷。そんな彼の前に姿を現した女王ミレリアは、代理王オルトクレイや第一王女マインたちと違い、国を本当に良くしていこうと考える、素晴らしい女王なのでした。非常にやり手であり、三勇教との戦いが終わったすぐ後にも関わらず、おいおい三勇教が滅亡するように手を回していたり、オルトクレイとマインに刑罰を与えるのと引き換えに、盾の勇者にこの国に残ってもらうようにしたりと、策略家でもあります。また、他国との関係も悪くはない様子。代理王とマインの王族を撤廃した際の影響までも、全て裏から手を回しているようです。
女王ミレリアは今まで何をしていたの?
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
代理王がいるとはしても、正式な国の代表である女王が長い間、不在であったのは一体なぜでしょうか?それは、四聖勇者の召喚が関わっていました。そもそも勇者を召喚する順番は各国の会議で取り決めていました。聖遺物の破片を使用して、1人ずつ行うという取り決めだったのですが、三勇教は各国との取り決めを無視して、勝手に勇者を4人召喚してしまったのです。これは、戦争が怒っても不思議でない事態。そこで女王は各国を周り、戦争が起きないように外交を行なっていたのでした。無事、戦争は回避できた様子。いやはや、できる女王ですね。
女王ミレリアは勇者たちをどう思っているのか?
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
さて、この女王ミレリア、一体勇者たちをどのように思っているのでしょうか。もちろん、世界を波から救うという使命を追ってもらっているために、蔑ろにはできない存在なのですが、どうも盾の勇者以外の扱いに困っている様子ですね。盾の勇者のことは、信頼して色々と相談しているのでしょうが。レベルアップのために色々と協力は行っているのですが、どうも3人には響いてない様子です。これには頭を悩ましているミレリア。挙句、3人の勇者に国外逃亡をされる始末。。。女王というのは、色々と大変なようですね。
女王ミレリアは言わなければならない時にはちゃんという女王
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
甘やかされ、英雄のように扱われてきた3人の勇者絵だる、槍、剣、弓の勇者。そんな勇者たちの育成に関してどうしようかという話に。4人で集まり、情報交換をする場なのですが、いがみ合ったもの同士。物事はなかなか進んでいきません。そんな中で、女王が言います。イワタニ様以外の勇者がたいんおいてはその強さに難ありとの意見がございますと。ここから勇者にはとても言いづらいような、彼らの無能さを語り、話し合いを円滑に進めるようにした女王ミレリア。策士なのか、言いたいことははっきりいうタイプなのか。まぁ気持ちのいい性格をしていますよね。
肉親を殺したくない女王ミレリア
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
ミレリアが国に帰ってきてまずやったこと。それは、オルトクレイとマインへの刑罰でした。マインには、奴隷紋を与え、今までの行いが嘘であったことを自白させます。そして、盾の勇者と約束したように、2人に厳重な罰を与えることにしたのでした。その罰は、盾の勇者に決めさせると。当初、死罪を言い渡した盾の勇者。大学生で他人を殺していいと思うのも、少し異常かもしれませんが、それだけ酷い仕打ちを受けてきたのでしょう。しかし、女王ミレリアはただ殺すのではなく、死んでしまったほうがましだったと思えるような罰を。と言い出します。そして、最終的に、クズ、ビッチへと改名、そして公衆の面前で土下座をさせるのでした。非常に残酷なことを言い出しながらも、なんだかんだ言いながら、肉親はどうしても殺したくないというのが本音であった女王ミレリアなのでした。
影と女王ミレリア
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
女王ミレリアはたまに影武者を使用していました。彼女の身辺警護から、密かな動きまでを行う組織が影。ただ、この影、働きは非常に素晴らしいのですが、欠点が。それは語尾。毎度のようにごじゃるとつけてしまうために、身近な人間にはすぐに偽物とバレてしまうのです。せっかくの完璧な変装が台無しです。しかし、この影の力は絶大なようで、フィーロとドラゴンの競争対決となった際も、この影の手紙によりマインの横暴のそしいん繋がったのでした。勇者たちの監視もかねて、常に近くにいるようです。
女王ミレリア 最後に
そんな女王ミレリアの後継者は今の所、メルティでしょうか。いつか代替わりをするのか、そして代理王オルトクレイの返り咲きは?マインの今後はどうなるのか?今後も物語に絡んでくること間違いなしの、王族の人たち。そんな彼らの今後にも期待してしまいます。