女子高生たちのゆるいキャンプがかわいくて話題になった、まったりアニメ「ゆるキャン△」。本編のあとに放送されていたミニコーナーの「へやキャン△」をご存知でしょうか?本編の番外編的な立ち位置であり、「ゆるキャン△」よりもさらにゆるい雰囲気が話題になりました。そして2020年1月、なんとこの「へやキャン△」が独立したショートアニメになることが決定したのです!いったいどのような内容になるのか、今からとっても楽しみですよね。そこでこちらの記事では、ミニコーナーの「へやキャン△」の名場面について紹介します。
目次
【名場面】「へやキャン△」とはいったいなに?
まず、「へやキャン△」とは、本編「ゆるキャン△」に登場する「野外活動サークル」、略して「野クル」の部員である、「各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)」、「大垣千明(おおがき ちあき)」、「犬山あおい(いぬやま あおい)」の3人を主に、ゆるく楽しく進んでいきます。本編もゆるいのに、それよりもゆるいということで、かなりまったりしていますね。本編のあとの癒やしコーナーでした。
名場面その1☆桔梗信玄餅の上手な食べ方
ここからは、「へやキャン△」の名場面を紹介していきます!なでしこを部員に迎えた野クルは、桔梗信玄餅をみんなで食べようとしていました。桔梗信玄餅とは、パッケージに入ったきなこもちに、自分で黒蜜をかけて食べる、おいしいお餅ですよね。食べることが大好きななでしこはもちろん喜びます。しかしおいしいのですが、このお餅はどうしてもきなこをこぼしてしまうということで、ちょっと食べにくいのが難点ですよね。そこで千明は、上手な食べ方をレクチャーします。
食べやすい!思わずなでしこは……
それはお餅をつつんでいたビニールにお餅をひっくり返し、その上から黒蜜をかけ、ビニールを包んで揉むというもの!これはかなり食べやすいですし、黒蜜も全体にいきわたるのでかなりいい方法ですよね。あおいもなでしこもすっかり感心していました。しかし気がつくと、桔梗信玄餅はすべてなくなっていたのです。ふと見るとなでしこが全部食べてしまっていました。これを見た千明とあおいは、「食べすぎだろ」「大型新人やな」と思わずこぼしました。
名場面その2☆すごい髪型になった志摩リン
「へやキャン」に登場するのは主に野クルの部員なのですが、ときどき志摩リンやその友達である、斉藤恵那も登場します。ある日図書委員であるリンは、受付をしているうちに居眠りをしてしまいました。それに気づいた恵那は、いつものようにリンの髪型で遊ぼうとします。(恵那はリンの長い髪型でアレンジするのが好きです)しかし途中で、普通にアレンジするだけでは面白くないと思ったのか、ものすごい手さばきでアレンジしはじめました。そしてリンが目が覚める前に、その場をあとにしたのでした。
注目の的になるリン
その後、リンは目を覚まします。ぐっすり寝ていたため、恵那が来ていたことにも気づいていません。そしてそのまま帰宅しようと、図書館を出て廊下を歩いていたところ、リンはあらゆる人々の注目をあびていました。なんとリンは、お城の形のヘアスタイルにされていたのです(!)。恵那の器用さにびっくりですよね。
名場面その3☆変なあだ名をつけられてしまうなでしこ
なでしこは基本的に野クルに所属しているため、週末は野クルのメンバーとキャンプに出かけることもけっこうあります。しかしその一方でリンともキャンプにでかけたりしていますので、2つのキャンプを並行して行っている状態です。ふつうはけっこうハードですが、なでしこはかなり体力があることもあり、案外ケロッとしています。千明からは「ストロングスタイル」と言われていますが…。第3話の「へやキャン△」では、なでしこが野クルのメンバーに、リンと富士山キャンプに行ったときの写真を見せていました。リンとなでしこが2人で撮っている写真や、食べたアイスの写真などを楽しそうに見せているなでしこ。なでしこは第1話に、富士山を見ようと40キロの道のりを自転車で登ってきたくらいなので、かなり富士山好きであることがわかります。
あだ名は「富士子」
富士山Tシャツや、富士山のゆるきゃらマスコットまで買ったというなでしこ。あおいからは、「そんなに富士山が好きなら、登ったらいいのに」とすすめられます。しかしなでしこはとたんに遠慮しはじめ、「見ているだけで十分!」という様子。その流れをひととおり見ていた千明からは、「富士富士うるさいから、お前今日から富士子な」と、変なあだ名をつけられてしまうのです。なでしこには衝撃が走りますが、すぐさま「いいですよ!」と笑顔でした。
名場面その4☆道具役になるなでしこ
第4話の「へやキャン△」は、あまりにもゆるすぎて、視聴者がついていくのに必死なほどでした。野クルの部員たちは、狭い部室の中で、キャンプの練習(?)を行っていました。テント設営の練習、薪割りの練習、椅子でくつろぐ練習、ハンモックの練習、焚き火をかこんで談笑、そして富士山をながめる練習など……謎のものが多かったのですが、なにより問題なのは、なでしこがすべて道具役をつとめていたことです。テント設営の練習ではテント役を、薪割りの練習では土台の役を、ハンモックの練習ではハンモック役をつとめていました。これがみんな、表情がなく真顔だったため、とてもシュールだったのです。
我に返る
富士山の練習あたりで我に返ったなでしこは、「なんで私だけ道具役なの?」とのんびりツッコミをいれていました。あおいは「おもろいからやで~」と返していました。
名場面その5☆そば・うどんの謎
第6話の「へやキャン△」では、あおいの嘘がかなり光っていました。野クルメンバーは山でのキャンプを楽しんだあと、思い出をふりかっています。どうして山の中には「そば・うどん」のお店が多いのか?という疑問について、なでしこと千明は話し合っていたのですが、そこであおいが登場し、あれは本当は「そば・うどん」ではなく、「そばう・どん」だったと語り始めます。
語られるそば・うどんの謎
「そばう」の「う」は、鳥の「鵜」だったと語ります。蕎麦殻を食べてそだった鵜の肉を甘く似て、山菜を混ぜ込んで、ごはんの上にのせた郷土料理「蕎麦鵜丼」というものがあったというのです。しかしだんだんと「そば・うどん」と間違えられてしまい、「蕎麦鵜丼」は姿を消してしまったんだとか……。なでしこは「そうだったんだ」と感心していましたが、すぐさまあおいは「嘘やで」とネタバレしていました。あおいは常識人キャラクターですが、ときどき突拍子のないうそをついて、すぐに「嘘やで」とネタバレしています。
名場面その6☆部員を募集するために…
あまり部員募集を積極的に行っていなかった野クルですが、ある日狭い部室はもううんざりだと嘆く千明が、部員を募集しようと言い始めます。野クルアピールのためにゆるきゃらを考えようと3人は工夫。テントと柴犬をあわせて「てんしば」、ねことランタンをあわせて「にゃんたん」など、どんどんアイディアが浮かびます。しかし千明の案は「ダッチオーブンと七面鳥をあわせて【丸焼きちゃん】」というもの。あおいからは「調理されてもうた」と突っ込まれていました。
【へやキャン△】名場面まとめ!
以上が、「へやキャン△」の名場面まとめでした!少しだけのショートアニメでしたが、キャラクターそれぞれのかわいさが引き立ちますよね。今度2020年はじめに放送される予定のショートアニメは、なでしこたちが部室の外に出るとの情報があるため、どうなることやらわかりません。公開されたビジュアルでは、野クルの部員たちは山にいましたが、いったいどうなるのでしょうか。今後の展開が気になるところですね。また来年からも、かわいいキャラクターたちのかけあいが見られると思うと楽しみです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。