薊政権との連帯食戟に参加する仲間を探していた創真たち。元十傑から十席のえりなはもちろん、七席の一色と八席の久我が仲間に加わっているのですが、その他に最大級の戦力として仲間に加えたいと思っていたのが元第三席の地位にいた女木島冬輔の存在でした。しかし女木島と言えば「食戟ぎらい」で有名な料理人。果たして創真たちはどうやって女木島を味方につけるのか。また、その実力は？今回は女木島冬輔の魅力に迫ります！
目次
女木島は食戟が嫌い！？
遠月学園に通う生徒が日常の様にこなす食戟。十傑の席を狙った食戟、ライバル通しの食戟。ありとあらゆる理由で食戟が行われ、主人公の創真を始め多くのせいとは食戟に好意的です。しかし第三席である女木島は食戟が嫌いな事で有名な男。自分から好んで食戟に参加するようなことはありません。その理由は自分の愛するラーメンを戦いの道具にしたくないという男らしい理由でした。
ではまったく食戟をしてこなかった？
料理嫌いの女木島ですが、では遠月学園に入学してから食戟はまったくしてこなかったのか？と聞かれると答えはもちろんNOです。確かに女木島から食戟を挑むことは無かったと思われますが、挑まれた勝負は受けるのも女木島の身上。喧嘩を売ることは無いが売られた喧嘩は買うのが女木島です。また、稀にですが気に入らない相手に対しては「しつけ」として食戟をすることもありました。
二つ名はラーメンマスター
女木島が得意料理としているのがラーメンです。と言うより、ラーメン一筋でラーメンしか作りません（笑）もちろん第四期で竜胆と対戦する時のメニューもラーメン！そこからつけられた二つ名はラーメンマスターでした。創真は食戟をする際、頭に手ぬぐいとエプロンを付けるのが定番となっていますが、女木島も同じく本気で食戟に挑む際には正装として頭に手ぬぐいを巻き付けています。
そもそも女木島はどうして第三席に？
食戟嫌いの女木島がどうして第三席にまで上り詰めたのかと言うと、これもまた先ほど紹介した「売られた喧嘩は買う」という女木島の性格が原因でした。女木島はもともと十傑の座に興味は無く、特に十傑を目指していたわけではありませんでした。しかしあちこちから食戟を挑まれ、それをちぎっては投げちぎっては投げしているうち、自分でも知らない間に第三席に抜擢される事に。十傑第三席を祝われた際も何のことかよくわかっていない様子でした（笑）
「ラーメン界の若き王」とまで呼ばれる女木島のカリスマ性
女木島はラーメンを追求するため遠月学園の中でなく、主に学園の外へ出て屋台を引きながら旅をしています。その旅の途中で経営のピンチに陥っていた店を助けたり、ラーメン店同士のイザコザを解決したりと高校生徒は思えない貫禄を見せつけていました。そんな女木島の信頼度はラーメン界トップ！気付けば日本中のラーメン店主から絶大な信頼を受け、「若旦那」や「組長」などと呼ばれてラーメン界の若き王となっていました。ちなみに卒業後はさらに行動の範囲を広げパリへ旅立っています。
北海道を後にするときにもカリスマ性は全開！
創真の頼みを聞き入れ連帯食戟に参加する事を決意した女木島。その去り際からもカリスマ性はあふれ出ていました。高校生徒は思えない貫禄で「親父さんを支えてやれよ」「俺も出来る限りのことをする」と伝えるのですが、絵だけ見ているともはやどっちが大人でどっちが高校生か分かりません（笑）号泣しながら「若旦那」「女木島組長」と叫ぶ店主たち。そのあまりの熱烈な人望に恵は若干引いている程でした。
なぜ食戟嫌いの女木島が連帯食戟に参加したのか
十傑との連帯食戟を控え、必要不可欠な助っ人として北海道まで女木島を訪ねてきた創真。しかし既に薊の権力は北海道まで及んでおり、遠月学園の制服で現れた創真を見て飲食店の経営者たちは敵意をむき出しにします。もともと食戟が嫌いなうえ、助け合っている北海道の店主の味方をする女木島は当然創真の誘いを拒否。それでも創真は女木島を仲間にするため食戟を挑みす。食戟で歯が立たない創真でしたが「自分の皿と全然違うものを作る環境を守りたい」という気持ちを伝え、ついに女木島の心を動かすことになります。
反逆者連合の仲間になった女木島。その実力は？
「勝利のために全力を尽くす」そう約束して連帯食戟の舞台へやってきた女木島。ファーストバウトでその最初の相手となったのが初っ端から強敵と思われた十傑第五席でした。しかしファーストバウトでクローズアップされたのは一色と創真のみ。一色の相手となったジュリオは十傑八席、創真の相手となった紀ノ国寧々ですら第六席です。格で言うとその二人より上のはずだった第五席ですが、何の料理で勝負したかすら分からないまま女木島に瞬殺されてしまいました。
ちなみに女木島にやられた第五席って何者？
初登場時から帽子を深くかぶり顔は見せず、大物感を出してかなりの実力者と思われていた謎多き存在。どんな戦いが繰り広げられるのか期待されていたのですが……アニメですら完全に省略され一瞬で退場となってしまった十傑第五席（笑）名前は鏑木祥子と言い2年生で十傑第五席の座を勝ち取ったかなりの実力者だったと思われます。しかし女木島が相手だとこのありさま。いったい何があってこんな事になってしまったのでしょうか……
第四期で女木島最大の見せ場はVS竜胆戦！
第三期はファーストバウトで終了したため、第四期ではおそらくいきなりセカンドバウトから始まる事が予想されますが、そのセカンドバウトで女木島が戦うのは十傑第二席の竜胆！十傑での地位に興味がなかった（一席や二席を狙っていなかった）とはいえ第三席の女木島からすると格上の存在となります。そんな二人に出されたテーマ食材は「唐辛子」。パワープレイが得意な竜胆に対し、女木島はアフリカンラーメンという謎のラーメンで竜胆を迎え撃ちます。
意外と竜胆とはよく知った仲だった？
食戟で対決が決まった女木島と竜胆。ご存知とは思いますが竜胆は誰にでもフレンドリーに接するキャラクターであり、女木島とは真逆と言っていい性格です。しかし女木島も食戟の際に竜胆がどんな料理で勝負してくるのか完璧に把握していました。これには竜胆も思わず「あたしのこと良くわかってんなっ！」と笑顔を見せます。このシーンはなんだか2人が分かりあっている感じがする名シーンでした。
竜胆に敗れる女木島。しかしその実力差は拮抗していた？
竜胆との勝負で惜しくも敗れてしまった女木島。しかしその実力に差はほとんど感じられませんでした。竜胆は女木島との食戟後、完全に電池切れ状態で1日半～2日ほどは全く動けない冬眠状態に陥ってしまいます。そこまで竜胆を追い詰めた女木島は流石といえるのですが、ここで思い出してもらいたいのがファーストバウト。女木島はファーストバウトで十傑第五席を相手にしています。描写的に瞬殺した感じになっていますが連戦でいくらかは消耗していたはず。もし万全の態勢で竜胆と食戟していたらどうなっていたか分かりません。
女木島の声優を演じるのは楠大典さん！
アニメ第四期で女木島を演じるのは前期同様、楠大典さんです！とはいえ前期で女木島が喋ったシーンを思い返してみると……ファーストバウトは瞬殺だったこともあり、どんな声だったか覚えていない人も多いのではないでしょうか。しかし第四期ではかなりセリフも多くなる予定！ちなみに声優を担当する楠大典さんはアニメで脇役が多い声優さんでもありますが、映画吹替では数多くの俳優を担当している名声優さんです。有名な作品だとスター・ウォーズ・シリーズのダース・ベイダーを担当していたりもします。
ラーメンマスター女木島まとめ
ここまで女木島について紹介してきましたが、見れば見るほど高校生離れしていると言うか全てにおいて貫禄がありすぎですね（笑）とにかくラーメンに拘りラーメンだけで第三席まで上り詰めた女木島冬輔。第四期では初っ端から出番がありそうなので要注目です！
