いま注目のファンタジー作品「空挺ドラゴンズ」って知っていますか?実は「このマンガがすごい!2018」にて14位を獲得した人気作品なのです。原作者は桑原太矩先生。ジブリ作品のような世界観と、おいしいごはんの描写でまたたくまに話題になりました。なんと2020年にはアニメ化も決定しているのです。これからの展開が楽しみですよね。そこでこちらの記事では、そんな「空挺ドラゴンズ」に登場する重要要素である、龍の回廊について紹介します。謎が多い龍(おろち)ですが、いったい回廊とはなんなのでしょうか。それでは、早速見てみましょう!
【空挺ドラゴンズ】のストーリーとはいったい?
龍(おろち)について紹介するまえに、まずこの作品について紹介します。空の覇者である龍(ドラゴン)。この世界での龍は、多くの地上の人たちにとっては、脅威や災害であり、それと同時に「宝の山」でもありました。龍はときに、薬や油、食用としての価値があったのです。そんな龍(ドラゴン)を狩るのが「龍(おろち)捕り」という存在。捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をします。この物語は、「龍捕り」のなかの一派「クィン・ザザ号」と、そのクルーたちの物語です。エースである「ミカ」や新人の「タキタ」など、個性豊かなクルーたちを中心に、物語は進んでいきます。
【空挺ドラゴンズ】での「龍の回廊」とはいったい?
龍の回廊というのは、【空挺ドラゴンズ】において起こる、ひとつの現象を指します。どのような現象かというと、まず小型の龍の群れを狙って、無数の中型龍が姿を現します。そしてぐるっと、小型を囲むように位置をかためるのです。そうすると、更にはその中型の龍を捕食しようと、大型龍までもが出現するのです、つまり、それらが混然となって渦を成す<龍の回廊>という現象はこのようにして生まれたのでした。
キン山にて起こった
この龍の回廊は、タキタが船から落ちたあと、キン山にて起こりました。このときキン山は、火山の噴煙によって強い上昇気流が生まれていたのです。そのため、その上昇気流によってより高く高く飛びたい小龍たちが集まり、群れをなしていたのです。しかしこれはとても危険。すぐに中型の龍がきてしましました。さらにその中型龍を囲むように、大型龍が姿を表すのです。これこそが、アスケラの村に伝わる言い伝えの正体でした。
【空挺ドラゴンズ】小さな龍となかよくなっていたタキタ
この話をするには、タキタのストーリーなしに語ることはできません。タキタはある日、船から落ちてしまうのです。瀕死のところでしたが、タキタは小さな龍につかまっていたため、九死に一生を得ます。そこから小さな龍とタキタは、しばらく一緒にいることになりました。すっかり懐いてしまった小さな龍。タキタは龍の群れに返してあげたいのですが、龍はタキタのそばがいいらしく、離れようとしないのです。そんななかで起きたのがこの「龍の回廊」。かなりの上昇気流にのみこまれそうななか、タキタはここで、小さな龍を離すのです。ここからは別々になりました。この小さな龍の話はとても感動するので、気になる人はぜひコミックスの3巻を読んでみてくださいね。
【空挺ドラゴンズ】龍の回廊まとめ!
以上が【空挺ドラゴンズ】に登場する「龍の回廊」の紹介でした!ひとつの現象を意味していたのですね。それにしても、かなり圧巻の眺めですよね。この回廊には、小さな龍とタキタの別れもありました。コミックス第3巻は、主人公がミカからタキタに交代したのではないかと思うほど、タキタメインの話がたくさんあります。気になる人は是非、コミックスを読んでみてくださいね!ここまで読んでくださりありがとうございました。