いま注目のファンタジー作品「空挺ドラゴンズ」って知っていますか？実は「このマンガがすごい！2018」にて14位を獲得した人気作品なのです。原作者は桑原太矩先生。ジブリ作品のような世界観と、おいしいごはんの描写でまたたくまに話題になりました。なんと2020年にはアニメ化も決定しているのです。これからの展開が楽しみですよね。そこでこちらの記事では、そんな「空挺ドラゴンズ」に登場する、龍（おろち）について紹介します。この世界観での「龍（おろち）」はかなり重要な立ち位置です。ストーリーは龍（おろち）を中心に進んでいきます。それでは、早速見てみましょう！
【空挺ドラゴンズ】での龍（おろち）は、狩られる存在
「空挺ドラゴンズ」における「龍（おろち）」とは、狩られる存在です。同時に「宝の山」でもあるため、食べたり加工して売ったりと、かなりのお金になる存在でもあります。この世界観では、空のあちこちに「龍（おろち）」が出現します。ほうっておくと、街に落っこちてしまって大災害を引き起こすことだってあるんです。そのためにいるのが「龍（おろち）捕り」。彼らは龍を捕獲し、時には加工し、時には食用として活用します。龍捕りはときに恐れられる存在でもあるのですが、実は街にかなり貢献しているんです。
幻想的な「龍」を食べる！
「龍（おろち）」が登場する物語ということで、とっても幻想的ですよね。ファンタジー要素がかなりあるなと感じました。しかしさらにびっくりなのが、この龍を「食べる」ということ！です。キャラクターたちはみんな、龍を使った料理を食べます。かなり手のこんだ料理で、ステーキやパニーニなどなど。基本的にストーリーの流れとしては、龍が登場する→捕獲する→料理する→食べる、というもの。龍の料理が必ず登場するのですが、これがまたとってもおいしそうなんです。メインの食材は龍ですが、そのほかは玉ねぎなどの野菜を使った材料。そのため、ほんとうにある料理のようでとってもリアルです。おもわず食べたくなってしまいます。巷で「空挺ドラゴンズ」が「飯テロ漫画」と言われているのも納得ですね。
【空挺ドラゴンズ】での龍は「宝の山」！
この世界での龍は、とにかく「宝の山」とよく言われます。龍を捕らえた後は、肉をとって食べたり、油をとったりして加工品に使うのです。そして、一頭龍をとると、かなりのお金になります。その額を聞いたとき、おもわずタキタは言葉を失ってしまったほどです。実はこの世界には、「龍一頭に七市賑わう」という言葉もあるほど。かなりのお金になることがわかりますね！龍の肉や油を始めとして、骨や筋は各種の素材や工芸品にまでなります。そして種類によっては、内臓が薬の原料にもなるんです。一頭でかなりのお金になるというのも納得ですよね！
そのかわり、捕れなかったときの損害も大きい
そんな龍ですが、そのかわり捕れなかったときの損害もかなりのものなんです。捕龍船を運転するのにも、かなりのお金がかかるからですね。この世界観は龍によって、経済がまわっているということがわかります。
ということは、クルーの給料も高い……？
大きく経済を回す龍（おろち）。こうなると龍捕りのお給料ってどのぐらいなのか気になりますよね！ちなみに龍を捕獲したとき、タキタはわくわくしながら自分の報酬をたずねていました。しかし結果は、そう多くはなかったようです……。むしろ彼女は金額を聞いたとき絶句していたので、かなり少なかったのではないでしょうか？しかしこれは、タキタが支度金として、船に借金があるからなんです。そのため、それが差し引かれています。お給料を聞いたときのタキタは、「バリバリ働いて返さないと……」とやる気を出していました。
【空挺ドラゴンズ】登場する龍（おろち）紹介！
ここからは、「空挺ドラゴンズ」に登場する龍（おろち）を一部紹介します！龍（おろち）のデザインは桑原先生が行っていますが、私達の想像する「龍」とはもしかしたらちょっと違うかもしれません。もともと空想上の動物であるためなんともいえないのですが、オリジナルデザインの龍はとにかくかっこいいです！バトルシーンも熱いので、ぜひ注目してみてくださいね。
第1話に登場する龍
このシーンはかなり印象的ですよね！記憶にある人も多いのではないでしょうか。この龍（おろち）は、第1話に登場します。いきなりグロテスクな見た目の龍で、まあまあ強かったですね。ちなみにこの龍、仲間を呼んでいるシーンが有りましたが、これは実は自分の子供を呼んでいたのです。この龍は実は母親。そしてミカたちが、自分の子供を食べてしまったので、怒って船にとりついたのでした。
「殺す覚悟のないヤツは、死ぬぞ」
実はこのとき、タキタの心が揺れます。「こんなの甘いってわかってますけど、ちょっとかわいそうだなって」といい、彼女はうつむきました。子供を食べてしまったということで、申し訳無さを感じたのかもしれません、しかしそんなタキタにミカは、「龍捕りを勘違いしてないか」と語りかけるのです。「龍はただ一方的に狩られるような相手じゃない。殺す覚悟のないやつは、死ぬぞ」という名言を残します。もうかっこよすぎますよね。一見厳しく思えるこのセリフですが、龍捕りとしての覚悟と信念を、タキタに説いているんです。あまり多くを語らず、自分のぶれない世界をしっかり持っているミカのこの言葉は、確実にタキタにも響いたようでした。
龍の捕獲シーンはこんな感じ！
ちなみに龍（おろち）の捕獲シーンはこんな感じです。かっこいいですよね！軍服にゴーグル、武器がしっかりきまっています。龍はかなり手強い相手なので、いつもすんなり捕らえることができるわけではもちろんありません。とらえられなかったときの損害が大きいのは痛いですが、ミカたちは今日も龍を捕獲します。バトルシーンの熱さも、この作品の魅力ですよね。それにしても、作画の細かさが美しいです。
小さな龍
今まで紹介して来た龍と、雰囲気が変わったと思いませんか？これは小さな龍。親と離れた子供です。実はこの龍を助けたのは「タキタ」。群れからはぐれてしまったところを助けたタキタは、この子にごはんをあげようとします。なかなかものを食べずに一苦労したタキタですが、龍からとれたマヨネーズを食べさせると、やっと食べてくれました。（共食いですが……）そして彼を龍の群れの中に返そうとするのですが、タキタにすっかり懐いてしまった小さな龍は、群れに帰ろうとしません。いったいどうなってしまうのでしょうか。詳しくはコミックス3巻を御覧くださいね！
ちなみに料理された龍はこんな感じ！
料理された後の龍は、こんなかんじです！「龍の尾身ステーキサンド」。とってもおいしそうですよね！これに関してはタキタも、「絶対美味しいやつ・・・」と、よだれをたらさずにはいられませんでした。きれいな盛り付けとか、上品さよりも、「どん！」と豪快に置かれたお肉に、ついつい食欲をそそられてしまいます。この作品を読んでいると、ついついお腹が空いてしまいますよ。
【空挺ドラゴンズ】に登場する、龍（おろち）のまとめ！
以上が、【空挺ドラゴンズ】に登場する「龍（おろち）」に関する紹介でした！本作品は龍（おろち）をメインに進んでいくため、かなり重要な要素になります。災害にもなりえるが、食品や加工次第でどんな「宝」にも成り代わることができるという龍（おろち）。謎も深いですよね。それにしても、「龍」を食べるなんてかなり斬新な発想です！2020年にはアニメ化も決まっている「空挺ドラゴンズ」。アニメ化したら、ますます人気がでること間違いありませんね。気になる人は今のうちに、原作漫画を予習しておきましょう！今後の展開もとっても楽しみですね。ここまで読んでくださりありがとうございました。
