甘党さんの同名漫画作品『となりの吸血鬼さん』のアニメが2018年10月から放送されます。本作は、イマドキ吸血鬼との同居コメディとなっており、ほのぼのとした日常や可愛い女の子キャラクターが登場することなどが魅力の作品です。さらに、イマドキ吸血鬼ならではの生活や悩みなど、吸血鬼ならではのエピソードも満載。今回はそんな『となりの吸血鬼さん』に登場する「イマドキの吸血鬼」のイマドキ感とは一体どんなものなのか、紹介していきたいと思います。
目の前に血があっても食いつかない!?
出典: となりの吸血鬼さん ©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
吸血鬼といえば、血を見たら豹変するのが定番ですよね。しかし、イマドキ吸血鬼は違います。ある日、吸血鬼のソフィー・トワイライトと一緒に暮らしている天野灯が指を怪我したときのこと。血を見たら食いついてくるのではないかと灯もドキドキしながらソフィーを伺うのですが、目の前に血が流れているにも関わらず、冷静に絆創膏を取り出すだけでした。食事の時間だというソフィーのために血をさしだそうとする灯に対しては「え?生身の人間から直接吸うとか怖・・・」と怖気づく様子も。
食事にこだわりも?
出典: となりの吸血鬼さん ©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
人の首に噛み付いて食事をするのが一般的なように思える吸血鬼ですが、イマドキ吸血鬼は食事にもこだわりがあるようです。ソフィー・トワイライトは食事として必要な血はネットの通販で購入している様子。その血を飲む際に使う食器にはこだわりがあるもよう。ティーカップで紅茶風、マグカップでコーヒー風、徳利で温めて熱燗風、夏にはジョッキやグラスに注いだり、凍らせてアイスにすることも。なお、温めるときには電子レンジで600Wで50秒くらいと決めているらしい。
文明の利器を最大活用
出典: となりの吸血鬼さん ©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
日光に当たることができないことから何かと不便そうな吸血鬼ですが、イマドキ吸血鬼は文明の利器を最大に活用することでのびのびと生活を送っているようです。例えば、昼間に買い物に行けないときにはネット通販を利用したり、流水が苦手なので食器を洗うのが大変なときには食器洗浄機を使ったりと。今では冷蔵庫で血をストックすることもでき、食事に困ることもないようです。
イマドキ吸血鬼の悩み?
出典: となりの吸血鬼さん ©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
もともとは人間であったソフィー・トワイライトですが、家族の中で唯一1人だけ吸血鬼となってしまいました。そんなソフィーの周りには、家族そろって吸血鬼になった家族もいるそうです。その家族はSNSに写真をアップしたりと楽しんでいるようですが、悩みもあるようです。それは、吸血鬼となったときの姿のまま永遠を過ごさなければいけないということです。その家族の父は髪が薄くなる前に、母は小じわが増える前に、娘はもっと大人になってから吸血鬼になりたかったと嘆いているようすも。他にも、吸血鬼は鏡に映らないことから、お化粧などがうまくできない様子。ソフィーの友人である吸血鬼のエリーは化粧をした後、ソフィーの反応がどうかを見て、化粧がうまくいったのかを確かめているようです。
イマドキ吸血鬼に対する反応
出典: となりの吸血鬼さん ©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
吸血鬼のエリーが、同じく吸血鬼のソフィー・トワイライトの家を訪れたとき、そこでは人間である天野灯が一緒に暮らしていました。それに驚いたエリー。100年間眠っていたエリーは、人間の吸血鬼に対する反応を恐れていました。それもそのはず、昔は吸血鬼だということがバレたら、人々が押し寄せ、木の杭で心臓を打たれるといった扱いでした。しかし現代では、インターネット上に吸血鬼だと書き込むと、「厨二乙www」とかわされ、近所の人に告げると「それはそうとちゃんとお肉も野菜も食べないと大きくならないわよ」と言われる始末。時代によって吸血鬼への反応は変わっているようです。
イマドキ吸血鬼のイマドキ感、まとめ!
出典: となりの吸血鬼さん ©甘党・KADOKAWA/となりの吸血鬼さん製作委員会
いかがでしたでしょうか?今回は『となりの吸血鬼さん』に登場する「イマドキの吸血鬼」のイマドキ感とは一体どんなものなのか紹介しました。時代が変わるとともに吸血鬼の生活の仕方や吸血鬼に対する周りの反応も変わっているようです。そんなイマドキ吸血鬼の日常を垣間見える作品となっています。『となりの吸血鬼さん』は2018年10月から放送開始です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。