文明が失われた後の世界で、主人公石神千空が率いる科学王国が文明を取り戻していくといったあらましの本作『Dr.STONE』ですが、アニメ第1期から第2期までにかけて、かつて人類を不幸にした科学文明をと決別することを目的にした獅子王司率いる、司帝国と激しい攻防を繰り返してきましたが、アニメ第2期にて、ついにその攻防に決着がつきましたね。司帝国の主である司が脱落したことで、事実上敵がいなくなった科学王国ですが、アニメ第3期からは、司帝国との攻防のさらに先を目指して千空らは前進することとなります。ここからはそんなアニメ第3期『Dr.STONE NEW WORLD』にて描かれる主人公石神千空を始めとした科学王国が新たに立ち向かう困難について、簡単にそのあらましを紹介していきたいと思います。 原作ファンからは、「船作り編」と呼ばれるアニメ第3期冒頭のストーリー展開は、まさに本作の趣向がガラッと変わる転換点となっておりますので、ぜひとも事前にチェックしておいてくださいね。
司との勝負が決着!!
まずは船作りへんの前提となる、アニメ第2期終盤の展開を復讐していきましょう。アニメ第2期にて、長年の因縁関係であった千空と司は互いに和解し、科学王国と司帝国の攻防は終わりを告げることとなります。敵キャラクターとの和解は、ジャンプシリーズお決まりの流れとはいえ、体育会系の司と理系の千空という相反する考えを持つ2人が和解をするシーンは、涙なしでは見ることができないほど感動する展開でしたね。
全ては妹のため、、
司は、妹の病気を治すために行動しており、科学文明に対する憤りが彼の行動源ではなかったのです。そのことを見抜いた千空は、彼の妹の病が石化から回復することで完治することを伝え、千空の言葉に従ったことにより無事に彼の妹が病気を克服したことで、互いに信頼できる間柄となりました。
妹を残して眠りにつく、、
しかし、司と千空の和解を良しとしない人物もいました。司帝国のナンバー2として活動していた氷月の裏切りによって、司は致命傷負ってしまうこととなります。その後、司が蘇るほんのわずかな可能性にかけた千空によって、彼はコールドスリープ状態になり、長い眠りにつくこととなります。
新たな冒険へ!!
このような形があって、かつてのライバルであった司率いる司帝国という巨大な敵を討ち果たした科学王国ですが、彼らの冒険がここで終わる事はありませんでした。 既に『Dr.STONE 龍水』でも描かれている内容となりますが、アニメ第3期では引き続き新たな目的を果たすべく奮闘する千空ら科学王国が描かれる事となります。
石化光線の発生源へ
その目的は、事の発端である石化光線の発生原因を突き止めるということです。そのために、かつて石化光線が始まった発生源の元へ向かうというのが、アニメ第3期で描かれるストーリーの大まかな目的となっています。 ここにきて、ようやく本作最大の謎である。石化光線に迫るストーリーになるので、物語展開としてもさらにダイナミックなものとなっていくことが予想できますね。
新たな仲間「龍水」
さらに、新たなキャラクターとしてアニメ第2期では描かれなかった龍水が登場することとなります。龍水は、本作において非常に人気の高いキャラクターであり、アニメ第3期での登場を待たずして『Dr.STONE 龍水』という特別アニメーションで登場を果たすなど非常に注目を集めているキャラクターです。その龍水が本格的に活躍を始めるのがこのアニメ第3期からですので、この辺にもぜひとも注目をしておきたいですよね。
石油を手に入れろ!
石化光線の原因を突き止めるため、まずはその発生源に向かう必要がある千空は、船を造船することとなります。一言で船を造船するといっても、非常に高度な技術が必要であり、さらに船自体を動かすための強力なエネルギー源が必要となるのです。
ついに究極の動力源に辿り着く!?
そこで千空が考えた船の動力源が、人類にとって究極の動力源であるとも言える石油だったのです。石油は、人類の歴史においても20世紀になってようやく実用化されたエネルギーであり、そのような高度なエネルギー源を獲得しようと千空が考えたことには、ここにきて一気に文明の進歩を進めようとする彼の意気込みがこもっているのではないでしょうか?
空と海を開拓!!
石油を獲得するためには、陸から探すだけでは足りません。気球制作し、空全体から地形を見渡す必要があるのです。このように、千空は、巨大な船を造船するという目的を達成するために、空も開拓することとなるのです。アニメ第3期ではこのように科学王国の支配領域が空と海に広がることとなるのです。
船を作れ!!
このように、着実に船を造船する準備を進めていく千空たちですが。これまでにはないほどに苦戦を強いられてしまうこととなります。この辺の四苦八苦する千空や、巨大な困難にチームが協力をして立ち向かっていくという過程が、この「船作り編」の魅力であるとも言えるでしょう。
実は高度な技術だった、、
今でこそ、船を作ることに関して、私たちは難しそうだと思う事は少ないですが、実は巨大な船を作るという為には、非常に高度な技術が必要なのです。特に中世などに作られた巨大な木造船は、金属で造船されることの多い現代においてロストテクノロジーとなっており、その製造方法が完璧に現代人千空の頭の中に入っていなかったのです。
技術の進歩で立ち向かえるか?
このように、実は現代の科学製品よりも、再現することが難しかった巨大木造船造船技術ですが、どこまで科学の進歩で立ち向かうことができるのでしょうか?これまで全く苦労することのなかった千空たちが、失敗を繰り返しながらも、次第に巨大な木造船が制作されていく過程をぜひとも楽しんでくださいね。
新たな敵(?)
また船作り編では、これまでとは異なった敵の存在が明らかになります。新たな敵の登場によって物語はさらに新しい展開へと移っていくので、ぜひとも船作り編にて登場する新たな敵、通称「WHYマン」に注目をしてみてくださいね。
謎の電波を受信
ホワイ11,009たちが入学認識をしたのは、米作り編の冒頭です。海洋上で通信を陸にいる仲間と通信をしようと試みたところ、突如として味方のものではない不審な電波をキャッチしたのです。しかもその電波の内容は「WHY」とひたすら連呼するものであり、明らかに千空らに対して「なぜ石化を解けているのだ?」と問いかけているかのようなものとなっているのです。
目的、手段、全てが謎
このことからも、「WHYマン」は明らかに石化現象に対して何か知っていると考えられます。船作り編ではまだ彼の目的や電波を飛ばしている手段など全てが謎に包まれていますが、やがて千空たちが巨大な船を作って世界をくまなく探索することができるようになれば、彼の目的についても明らかになる時が来るでしょう。
物語は新たな局面へ!
このように『Dr.STONE NEW WORLD』ではこれまでの本作の展開とは一味違った新たな領域へと駒を進めていくこととなるのです。これまでの司帝国との戦闘とはまた異なったテイストのドクターストーンシリーズを楽しむことができるのです!
ここからグッと展開が変わる!!
そのため、アニメ第3期である『Dr.STONE NEW WORLD』から、登場キャラクターや冒険の目的、敵のスケールなど何から何まで異なってくるので、これまでのドクターストーンが好きだというファンの方からしてみれば少し不安要素も残るシーズンになるとは思いますが、前シーズンからの人気キャラクターも登場しますので、是非とも引き続きチェックしてみてくださいね!
「経済」が誕生
また、千空の作った科学王国も更にパワーアップすることとなります。アニメ第3期では新たに復活した龍水の元、通貨が発行されていたりとこれまでの科学王国にはなかった更なる発明品が活躍をすることとなります。
見逃せない!『船作り編』
このように、『Dr.STONE NEW WORLD』で描かれるストーリーはこれまで描かれてきたドクターストーンとは一味違ったものになるからこそ、一層見逃せないものとなっていると言うことができるでしょう。ドクターストーン好きならば決して見逃すことができない、本シリーズの大きな転換期となるアニメ第3期を見逃さないようにしましょう!
「宝島編」へ続く
アニメ第3期は船作り編の後も宝島編として本作更に怒涛の展開へと進んでいきますので、船作り編のみならず宝島編にも注目をしてみてくださいね!アニメミルではこの宝島編についても解説の記事を出しているので、是非ともチェックしてみてください!
まとめ
いかがでしたか?今回は『Dr.STONE NEW WORLD』で描かれる船作り編について紹介していきました。記事の内容で紹介をしたように船作り編はこれまでのドクターストーンのストーリーとは大きく変わったものとなっていますので、本作において非常に重要な転換点となるシリーズとなるでしょう。本作をより深く楽しむためには絶対に注目をしておく必要があるシーズンであることは間違いないので、必ず注目をしてみてくださいね!