盾の勇者の成り上がりは「小説家になろう」に投稿されたが原作がライトノベルとして発表された作品で、2019年にSeason1が放送され、大きな反響を呼びました。Season2についても続報がありましたが、一度延期が発表され、2022年の4月からついにSeason2が放送されることになりました!異世界に召喚された普通の大学生・岩谷尚文が盾の勇者として選ばれ、裏切りや冤罪など散々な目に遭いながらも波と呼ばれる災厄に立ち向かっていくという内容です。今回はその盾の勇者の奴隷であり、相棒であり、かけがえのない仲間であるヒロインの少女・ラフタリアについて第一期の活躍とともに紹介していきたいと思います!
目次
獣人の奴隷・ラフタリアが盾の勇者・岩谷尚文と出会うまで
本編が始まる前、獣人の住むルロロナ村で両親とともに暮らしていましたが、1回目の波により両親を失います。その後、領主が波によって亡くなり、暴徒と化した騎士団と亜人排斥派の貴族が派遣されたことが重なり、幼なじみのリファナやキールたちとともに奴隷として貴族に飼われ、苛烈な拷問や虐待が加えられた末、リファナは死亡し自身も奴隷商人に売られてしまうことになります。それらの出来事はラフタリアの心に大きなトラウマを残し、身体も最悪の健康状態でした。
奴隷として買われてしまうラフタリア
奴隷として売られ、流れ着いた末に盾の勇者の尚文に買われることとなります。尚文はマインや国王に陥れられたことから重度の人間不信になっており、信頼できる仲間もいなかったことや盾の勇者の仕様上ソロで経験値を稼ぐことが困難であったため、苦肉の策として奴隷の購入を選択します。
徐々に心を開き、トラウマを乗り越え頼れる仲間として成長
当初は健康状態が悪く、魔物との戦いを怖がり使い物になりませんでしたが、不器用ながらも根気強く向き合う尚文を徐々に信頼するようになります。その後、徐々に戦闘にも慣れ、両親を殺害した犬の魔物を倒し自らのトラウマを克服します。それからは尚文の剣として頼りになる存在となっていきます。当初は幼女の姿でしたが、獣人はレベルに応じて見た目が変わっていくため、実年齢は10歳のままですが、見た目は18歳並みになります。
しっかりもので質実剛健なラフタリア
尚文に買われる以前のラフタリアは常に怯えているような性格で、それ以前の性格も年相応のものだったと考えられます。しかし、トラウマを乗り越え成長した後は、真面目でしっかりものの女性へと変わります。その頃になると尚文には絶大な信頼を寄せるようになり、常に一歩引いた位置で彼を支えるようになります。ただ、言いたいことはしっかり言う性格でもあり、尚文がちょっとあくどいことをしたり、誰かに不信感を爆発されているときはたしなめるようなことを言ったりもします。
再度奴隷契約を結ぶラフタリア
勇者たちが召喚されてから最初の波を超えた後、祝賀会にて槍の勇者・元康に決闘を申し込まれます。それはマインが元康に、尚文が無理矢理ラフタリアを奴隷契約で縛り戦わせていると唆したからでした。完全アウェーなうえに、攻撃手段のない尚文はそれでも元康と善戦します。しかし、マインの横槍により敗北してしまいます。ラフタリアは自らの意思で元康たちを叱責し、尚文のもとに戻ります。自らの意思で尚文の元に戻ったラフタリアは、その意思表示として再び尚文と奴隷契約を結びます。
ラフタリアは剣と魔法を駆使するアタッカー
尚文が攻撃手段をほとんど持たないことから、パーティーにおける攻撃の要であり、剣を使った攻撃と幻惑の魔法を駆使して戦います。尚文が防御と支援を担当し、ラフタリアとフィーロが攻撃手を務める構図が出来上がっており、戦闘でも頼りになるパートナーへと成長しています。
常識的な性格ですが、たまにアツくなることも
トラウマを乗り越えてからは、常識的で生真面目な性格となっていきます。尚文がシビアな性格で他人をみだりに信用したりしない性格であることから、パーティーにおけるコミュニケーション役としても大きな役割を果たしています。ただし、尚文に絶大な信頼を寄せていることや国内において盾の勇者が汚名を着せられていることから、尚文を悪く言う者に対しては、頭に血が上ってしまい切り捨てることも考慮に入れるほどです。
分かりやすく尚文に好意を寄せているラフタリアですが…
奴隷の身から献身的に支えられ強くなったラフタリアは、今度は自分が尚文を支えようとします。呼び方も「ご主人様」から「ナオフミ様」へと変わっています。そんな尚文にわかりやすく好意を寄せているラフタリアですが、Season1の時点で尚文はたとえラフタリアであっても、その好意に応える様子はまったく見られませんでした。その理由は、異世界にやってきた直後にマインに陥れたことで激しい女性不信を拗らせていることや、善人とは呼べない自分が女性とそういった関係を持つことはよくないと思っているからです。ラフタリアもそれが分かっているから直接想いをぶつけるようなことはしていませんが、尚文が自分がいなくなったとき話をしたときは悲しげな表情を見せていました。
過去と向き合い決着をつけるラフタリア
ラフタリアは奴隷に身をやつしてから尚文と出会い強くなりました。そんなラフタリアは、紆余曲折あり自分の住んでいた場所の近くに来ることになります。そこで、かつて親友のリファナとともに、激しい拷問と虐待を受け続けてきた人物と再会します。再び自らのトラウマと向き合うことなったラフタリアは、唯一の生存者であるキールを救出しますが、親友のリファナはすでに亡くなっており、変わり果てた姿での再会となってしまいます。
Season2の活躍も期待!
Season1で仲間としてもヒロインとしても大きく成長したラフタリアですが、Season1では精神面で尚文を支えることが多かったように見えます。Season2では新たな力を手に入れ、さらに強くなって活躍します!!
【盾の勇者の成り上がりSeason2】ラフタリアまとめ
盾の勇者の成り上がりに登場するヒロイン、ラフタリアについてまとめてみました!Season1では最初は頼りなかったものの、あっと言う間に成長し強く美しく変わり、尚文を支えるヒロインとして活躍しました。Season2でも、ヒロインや戦闘要因としても大きな見せ場があるので活躍が待ち遠しいですね!盾の勇者の成り上がりSeason2は2022年4月から放送の予定です!