「リゼロ」といえば複雑な心理描写と難解な設定が特徴のアニメですよね。特に難解な設定に関しては次から次へと作中で語られるので、そのあまりの膨大な情報量にリゼロをリタイヤしてしまった人も多いのではないでしょうか?今回はそんな方たちのために、現在「リゼロ」に残っている謎について簡単にまとめて紹介していきます。
そもそも、なぜスバルなのか?
何より、どの異世界転生作品でも言えることですが、なぜスバルが選ばれ転生されたのかという謎が残っています。これは、ただの偶然と言ってしまえばそれで片付く話ですが、スバルを転生させた嫉妬の魔女が異常なまでにスバルに執着している描写も見られ、嫉妬の魔女に何らかの意図があったことは間違いなさそうです。
嫉妬の魔女とスバルの関係
なぜこれほどまでに嫉妬の魔女がスバルに執着するのか?この謎は「リゼロ」の最大の謎と言えるでしょう。過去のスバルの描写を見てみても、それらシーンを見つけることができず、まさに、この謎の解決の鍵はこれからの展開次第と言えるのではないでしょうか?
エミリア=嫉妬の魔女?
現在出ている嫉妬の魔女とスバルの関係の中で最も有力な説とされているのが「エミリア=嫉妬の魔女」説です。アニメ2期でようやく全貌が明らかになった嫉妬の魔女ですが、確かに見た目がエミリアとよく似ています。エミリアと魔女が同一人物でなかったとしても何らかの関係があることは間違いなさそうです。
それらしい描写もあり
特に聖域の試練をエミリアが立て続けに受けていた際には、かなり精神状態が不安定になっており、異常なまでにスバルに依存するエミリアが描かれていました。このときのエミリアはどことなく嫉妬の魔女と似ており、「エミリア=嫉妬の魔女」説の根拠となっています。
「あなたを愛して」
これまではスバルに一方的に自身の愛情をぶつけているように見えた嫉妬の魔女ですが、実は「あなたを愛して」と言っていた事が判明しました。どうやら嫉妬の魔女は我々が考えている人物像とは少し異なっているのかもしれません。
星の名前を冠している
もう一つ挙げられる謎として登場キャラクターの多くに星の名前が用いられている事でしょう。「リゼロ」の世界には星の名前をつける事が風習としてある説もありますが、日本出身のスバルも星の名前であるため、なんらかの作者の意図があるのではないでしょうか?
サテラと他の魔女達に違和感
サテラと他の魔女達の関係もまだまだ謎に包まれています。伝説では「嫉妬の魔女によって他の魔女達は殺された」とされていますが、実際にサテラが他の魔女達と会った際、そこまで歪な雰囲気になることはありませんでした。もしかしたら、我々がまだ知らない彼女達だけの秘密があるのかもしれません。
魔女教
作中に登場する敵勢力の魔女教にもまだまだ多くの謎が残されています。特に、魔女教大罪司教達は特殊な能力を有している者が多く、何かしらの秘密がありそうです。
目的は何か?
魔女教の中でも最大の謎なのが彼らの目的です。一応「嫉妬の魔女サテラの復活」が目的ということですが、嫉妬の魔女サテラを復活させる事に何の意味があるのかは謎のままです。
かつてはまともな人間だった可能性
さらに、魔女教大罪司教達の謎として彼らは元々まともな人間だったのではないか?というものがあります。実際にペテルギウスの過去が綴られたシーンでは、まともだった時のペテルギウスが描かれています。
誰が総べているのか?
もし魔女教大罪司教が元々まともな人間だったとすれば、彼らをあの様な人間にしてしまった黒幕がいると考える方が自然ではないでしょうか?その様な存在がいるとすれば間違いなく今後のストーリ展開のキーになりそうですね!
福音書
先ほどは魔女教を統べるものがいるのではないか?という事を紹介しましたが、魔女教大罪司教が有している福音書にもまだまだ謎が多いのが現状です。もしかしたら彼らを総べている存在そのものが福音書なのかもしれません。いずれにせよ今後も福音書には注目をし続ける必要がありそうですね。
ロズワール達との関係
福音書といえば、同じく福音書を有しているロズワールとベアトリスとの関係も謎ですよね。ベアトリスは自身の福音書を指摘された際に「あんなものと一緒にしないで」と発言していることからも、魔女教の福音書とエミリア陣営の福音書は完璧に同じものとは言えない様です。
ロズワールの目的
そして何より最大の謎多き人物はロズワールなのではないでしょうか?2期でようやく少しは情報が出たものの、ロズワールに関してはいまだにわかっていないことも多いです。さらに、あの何ともいえない胡散臭さを考えてみるに、ロズワールが何か大きな秘密と企みを隠していることは間違いないでしょう。
ラムとの関係
何かと話題になるラムとロズワールの関係ですが、実際はどの様な関係なのでしょうか?「ツノがなく、大気中からマナを吸収できないラムが、ロズワールからマナを直接もらっているだけ」という意見も見られますが、その説はラムがあそこまでロズワールに陶酔する理由としては少し弱い気もします。
エキドナの復活
魔女教の目的がサテラの復活ならば、ロズワールの目的はエキドナの復活です。しかし、なぜロズワールがエキドナの復活を望んでいるかは明かされておらず、ロズワールがエキドナを復活させて何をしたいのかはわかっていません。ロズワールはエキドナの弟子であるため、単純に自らの尊敬する師をもう一度生き返らせたいと思っているのかもしれませんね。
ロズワールの行動は全てエキドナの復活の為!!
2期で「エキドナの復活」という目的が判明したロズワールですが、その際に「一つの目的を達成するために他の全てを犠牲にする」といった様な事を発言しています。つまり現在ロズワールが行っている事全てが「エキドナ復活」のためにしている事なのです。
なぜエミリア?
ということは当然エミリアを王候補として応援していることも、エキドナの復活と関係があるはずです。エミリアの王即位とエキドナ、一体どんな関係があるのでしょうか?
謎の残る人物達
リゼロでは、上記したキャラクター達の他にも、まだまだ多くの謎に包まれているキャラクター達が存在します。ここでは特に大きな謎が残っているキャラクター達について簡単にまとめて紹介していきたいと思います。
消えたパック
序盤から登場しエミリアの頼りになるお父さんの様な立ち位置として活躍していたパックですが、2期からは突如として姿を現さなくなってしまいました。自身の良き理解者であるパックがいなくなってしまったことによってエミリアの精神状態も不安定になってしまいましたよね。なぜパックが姿を現わさなくなってしまったのかという謎についても考察してみる必要がありそうです。
ペテルギウス
魔女教大罪司教としてスバルに立ちはだかったペテルギウスですが、小説版でペテルギウスの過去について語られており、そこでは同じく約100年前に魔女教大罪司教をしていたペテルギウスが描かれています。その際に、エミリアとも良好な関係を有していた事が描かれています。ペテルギウスとエミリアは何らかの関係はあることは間違いないのですが、具体的にどの様な関係でなぜ関わっていたのか?という謎が残っています。
サテラ
そして何といっても作中でもっとも謎に満ちたキャラクターがこの嫉妬の魔女サテラなのではないでしょうか?世界中で悪の権化として恐れられているものの、2期で登場した際にはそのイメージとは大きく異なっていましたよね。過去にサテラが行ったとされたことも、もしかしたら間違っているのかもしれません。
相次いで病死したルグニカ王族
スバル達が活躍するルグニカ王国の王族達にも大きな謎が残されています。作中では「ルグニカ王族が相次いで病死したため、王位継承者を集めた」と説明されていますが、王族達が相次いで病死したという所あたりが何だか匂います。何らかの要因があったと踏んで考察すべきでしょうね。
アルデバラン
独特な服装で一際異彩を放っているアルデバランですが、アルデバランもスバルと同じく異世界転生者である事が判明しています。さらに、後の描写ではスバルに似た様な能力を有していることも判明しており、スバル同様数多くの謎に包まれた人物であると言えます。
まとめ
いかがでしたか?今回は「リゼロ」 に登場する数多くの謎について紹介していきました。作中にはここであげた謎以外にも数多くの謎が登場します。スバルが死を重ねるたびに一つ一つ明らかになってはいますが、それでもまだまだ膨大な数の謎が残っていますよね。皆さんも2期の後半クールを視聴する際は、どんな謎が残されているのか意識しながら視聴してみてはどうでしょうか?