異世界ファンタジーのループものとして、大人気になった『Re:ゼロから始める異世界生活』、略して『リゼロ』!ついにファン待望のアニメ2期の制作も決定しました。この記事ではリゼロの世界で、400年前に滅ぼされた伝説の七代魔女について詳しく紹介していきます。
目次
七代魔女とは?
400年前に滅ぼされた6人の魔女と、滅ぼしたサテラを合わせて『七代魔女』と呼びます。それぞれの魔女がとてつもない能力を持っていますが、現在は強欲の魔女エキドナの力で魂のみとどまっている状態です。
アニメ2期のPVでも、強欲の魔女エキドナが登場しているので、2期の予備知識として魔女の能力や特徴をお伝えしていきます!
嫉妬の魔女『サテラ』
嫉妬の魔女サテラが00年前に他の6人の魔女を滅ぼし、世界をも滅ぼしかけたという話はルグニカ王国で知らないものはいないほど有名です。そして、サテラは銀髪のハーフエルフだったということから、同じような特徴を持つエミリアは忌み嫌われています。
ちなみにサテラは400年前の事件以降、今もなお封じられています。エミリアの正体がサテラではないかという説もありますが、一度スバルが『死に戻り』のことをエミリアに話そうとしたときに、エミリアが魔女の手に殺されたことから違うのではないかと推測されます!
サテラとはどんな人物なのか?
見た目はエミリアと瓜二つのサテラ。実は2つの人格を持っていることがわかっています。実際サテラに滅ぼされた魔女たちも、「嫉妬の魔女は許せないけど、サテラのことは恨んでいない」と話しています。『嫉妬の魔女』は、適性がないのにサテラが魔女因子を取り込んだために芽生えた人格なのです。
また嫉妬の魔女もサテラの人格もどちらもスバルを愛しているので、スバルに他の女性が近づくと嫉妬してしまいます。
とにかくめちゃくちゃ強い!
400年前に世界をも滅ぼしかけたサテラは、その時代で最強の3人である初代剣聖レイドと神龍ボルカニカ、賢者シャウラでも倒すことができず封印するにとどまりました。
そしてサテラが封印されている場所に近づくと、魔女の瘴気に当てられるため今も誰も近づくことができません。
強欲の魔女『エキドナ』
知識に対して強欲な魔女エキドナ。400年前に他の魔女と共にサテラに殺されていますが、自身の能力によって魂だけとどまっている状態です。エキドナの魂は聖域の墓所に封印されています。
エキドナは常に知識欲を満たすために、好奇心や探求心で動いています。スバルの『死に戻り』の力も知っていて、パラレルワールドを見られることにとても興味津々。そのためスバルに対して特別な想いを抱いていますが、それは愛ではなく知りたいからというだけなのです。
パックとベアトリスとの関係
実はパックとベアトリスは、エキドナによって造られた精霊です。精霊が造れるということはとても驚きですが、どれだけエキドナの知識はすごいということなのでしょう。パックやベアトリスを見ていると、人工な感じはまったく感じませんしね!また詳しくは別の記事で紹介しますが、ロズワールに魔法を教えたのもエキドナなのです。
憤怒の魔女『ミネルヴァ』
ミネルヴァは童顔で巨乳で、サイドポニーにまとめた髪型も可愛らしい少女です。ミネルヴァがパンチを繰り出すと、袖がお花のように開きあらゆる傷を癒すことができます。人が傷つくことに対して怒っていて、傷ついた人を癒そうとします。ミネルヴァの力がこれだけならよいのですが、実はこの癒しパンチを繰り出すとマナを発生源から直接搾取してしまうという副作用があります…。そのため癒した人の数を上回る数の天変地異が世界のどこかで起きてしまいます。
怠惰の魔女『セクメト』
セクメトは青白い顔色で、ものすごく長い赤紫色の髪をした女性です。怠惰の魔女というだけあって、ものすごくめんどくさがりや。ペテルギウスが使用していた『見えざる手』も、立ち上がらなくても遠くのものをつかみたいと思ったセクメトから発現した能力です。話しながらも常に、「はぁ」とか「ふぅ」とかため息が入ってしまいます。どれだけめんどくさがりやなのでしょう…。
戦闘能力はめちゃくちゃ高い?
セクメトは魔女の中でも圧倒的な力を誇ります。他の魔女が束になってかかっても瞬殺されるほどだとか…。サテラとも戦えるほどの戦闘力を持っているらしいので、本気を出したら世界の半分くらいは滅ぼされるということになりますね。エキドナはセクメトの武勇伝として、龍を遠くに追いやったと話していました。
暴食の魔女『ダフネ』
棺桶にしっかりと拘束され、両目に黒い眼帯とかなり意味深な見た目のダフネ。実は魔眼を持っていて、その目を見たものは自分自身の体を食べてしまうほどの飢餓感に襲われてしまうのです。ダフネは今まで満腹になったことがなく、自分の指も飢餓感で食いちぎってしまった過去を持ちます(ミネルヴァが治療済み)。いろんなものを食べてしまうので拘束されているようですが、スバルはカロリーを消費しないためではないかと言っています。
傲慢の魔女『テュフォン』
褐色の肌に、髪にはお花の髪飾りをした南国を思わせる少女テュフォン。その可愛らしい容姿からは想像できませんが、人の体の一部を切り離したり砕いたりする能力を持っています。すべての事柄を『善と悪』で判断していて、出会った人たちを裁いていきます。ちなみに体をちぎられた本人が罪の意識があれば、痛みを感じなければちぎられたことに気づかないほど痛くないらしい。
また怠惰の魔女セクメトを「はは」と呼びとても慕っていて、時々体を拭いてあげています。
色欲の魔女『カーミラ』
大人しそうな見た目どおり、とても引っ込み思案なカーミラ。ピンクのロングヘアに、首に長いストールを巻いているのが特徴です。自分の気持ちすら相手にうまく伝えられないカーミラですが、非常に自己愛が強く自分を否定する者には容赦ない性格をしています。
相手が見たい人に見える力があり、それに魅了された人はカーミラを意識せずにはいられなくなるという能力があります。それだけならよいのですが、カーミラを意識するとしだいに呼吸さえ忘れてしまい、最後には心臓が止まってしまうという恐ろしい力なのです。
余談ですが、スバルは最初にカーミラに会ったときはレムの姿に見えていました。
七代魔女以外の魔女
ここまで詳細をお伝えしてきた魔女たちは、カトリック教会の『七つの大罪』に紐づけられています。しかしエミリアの過去の話を読むと、『虚飾の魔女パンドラ』と『憂鬱の魔人ヘクトール』という人物が出てきます(ヘクトールだけ男性なので魔人)。この2人が魔人や魔女と呼ばれる理由などは、まだわかっていませんが、どんな人物なのかを紹介したいと思います。
虚飾の魔女『パンドラ』
パンドラの能力はとても強力で、世界を自分の都合の良いように書き換えることができます。パンドラが攻撃しても、攻撃された相手は別の誰かに攻撃されたと思うなど、何でも都合の良いよいに変えてしまいます。恐ろしい能力です…。
ちなみに魔女教でパンドラは禁忌とされていますが、敬われているなど謎が多いです。魔女教の黒幕ではないかというウワサもありますが、こちらもまだ謎のまま…。今も生きているはずですが、詳しいことはわかっていません。
憂鬱の魔人『ヘクトール』
ヘクトールの権能は、生き物でも魔法でもなんでも対象物を押しつぶす力を持っています。それ以外の詳しいことはわかっていません。
七代魔女まとめ
アニメ2期で、重要人物になってくるであろう魔女たちについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?今回は魔女の能力や見た目について詳しくお伝えしましたが、魔女の過去の話もとても奥が深いものになっています。可愛い魔女ばかりなので、アニメでは動く姿を見るのが楽しみですね!また声優さんは誰が担当するのかも気になるところです。