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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

【青ブタ】『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の元ネタを紹介!

更新日:

電車に乗って帰る梓川咲太と桜島麻衣

『さくら荘のペットな彼女』でお馴染みの鴨志田一×溝口ケージによるコンビで送られているのが、『青春ブタ野郎シリーズ』。TVアニメ化にあたって『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のタイトルで放送され、各物語で見逃せない展開が連続しています。そんな注目を集めているアニメについて、作品のタイトルや名前、舞台など、元ネタになっているものをまとめましたのでチェックしてみてください。

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の元ネタは?

青ブタシリーズのキービジュアル
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』は鴨志田一が原作を手がけ、溝口ケージがイラストを担当している青春ラブコメ作品。毎回ヒロインが異なる物語が描かれていて、『青春ブタ野郎シリーズ』として親しまれています。2018年にはTVアニメ化、2019年には劇場アニメ化されている作品ですが、タイトルやキャラクター、舞台などの元ネタはどんなものなっているのでしょうか?その詳細についてまとめてみましたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

『青春ブタ野郎シリーズ』のタイトル元ネタとは?

外を眺める梓川咲太
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』というタイトルを聞いてピンときた方は、おそらくSF映画が好きな方かもしれません。1982年に公開されたSF映画『ブレードランナー』の原作となった作品『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』とタイトルが似ているため、恐らくはタイトル名の元ネタになっていることが考えられます。描かれているのはアンドロイドと人間の違いとは何かという部分で、『青春ブタ野郎シリーズ』における思春期の少年少女たちの心の闇を通して描かれる存在意義と通ずる部分があります。

思春期症候群を経て成長していく少女たち

驚きの表情を見せる桜島麻衣
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎シリーズ』は青春ラブコメのジャンルに分類されますが、作中で描かれている「思春期症候群」はSF要素を持ち合わせています。自分の存在が消えたり、同じ日を何度も繰り返したり、ドッペルゲンガーが生まれたりなど、信じられないような不思議現象が思春期症候群であると紹介しています。これらはいずれも発現した当事者たちの心の闇から生じているもので、理想の日を送るためや認めたくない自分がいるといった内容が原因となり、解決するためには自分と向き合って正直になることが求められています。

キャラクターたちの描写が丁寧に描かれている

自身気な表情の梓川咲太を生意気そうに見る桜島麻衣
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

思春期症候群は、誰しもが受け入れ難い事実から目を背けたくなることで発言し、そこには各キャラクターの様々な心情が渦巻いています。梓川咲太は鈍感なようにも見えますが、各ヒロインたちの気持ちをしっかりと踏まえたうえで行動し、いずれも解決へと導いてきました。声をかけても突っぱねてしまう思春期特有の少女たちに、厳しくも優しく接していて、自分が嫌われることになっても接し続けます。そんな感情のぶつかり合いからは目が離せず、心も熱くなってしまうことは必至でしょう。

各話で明確にヒロインが異なっている

青春ブタ野郎シリーズのヒロインたち
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎シリーズ』と総称されているように、原作ではこれまで『バニーガール先輩』『プチデビル後輩』『ロジカルウィッチ』という名前で刊行されました。これは各巻で明確にヒロインが異なっているためであり、誰に関する問題なのかが明確になっています。また「バニーガール先輩」などの名前の由来は、作中で梓川咲太がヒロインを見た時の姿からきており、とても鮮烈な印象受けていたことが窺えます。

『青春ブタ野郎シリーズ』の元ネタになった場所はどこ?

砂浜に立っている大人の牧之原翔子
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』をはじめとした全シリーズでは、作中で様々な情景描写がされており、丁寧に描かれていることからイメージがしやすくなっています。そんな『青春ブタ野郎シリーズ』の物語が展開されている舞台はどこなのでしょうか?いずれも実在する街や場所で起こっているできごとになっているため、アニメや原作から興味を持った人は、聖地巡りに出て見てはいかがでしょうか?

神奈川県鎌倉市が舞台の中心

踏切を渡る高校生たち
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎シリーズ』の主な舞台は神奈川県鎌倉市となっており、主人公の梓川咲太たちが通う峰ヶ原高校も実在しています。実際には神奈川県立七里ヶ浜高校となっていて、駅から目と鼻の先に位置するだけでなく、学校の目の前には七里ヶ浜海岸が広がっています。また梓川咲太と古賀朋絵がデートに行った江ノ島や水族館などもそのままで、アニメでも忠実に再現されています。

梓川咲太が住む藤沢市も見事に再現

梓川咲太が住む藤沢市の駅前
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

梓川咲太や桜島麻衣が住んでいるのは鎌倉市ではなく藤沢市となっていて、こちらも作中ではリアルに再現されています。夏休みにドッペルゲンガーの双葉理央と出会った本屋は藤沢駅前にあるビックカメラ内のジュンク堂。今は別の店になっていますが、桜島麻衣が気に入っているクリームパンが販売されていたお店の位置もそのままです。都会の藤沢市にやってきても充分に『青春ブタ野郎シリーズ』の空気を味わうことができますので、観光などのベース地として候補に入れておくといいかもしれません。

『青春ブタ野郎シリーズ』で頻出する量子力学の元ネタと考え方

コーヒー片手に説明をする双葉理央
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎シリーズ』においてキーワードとなるのが「思春期症候群」ですが、作中では都市伝説として扱われているものです。しかし梓川咲太をはじめ、実際に体験した者がいるため、それは現実に存在すると当事者間で認知されていくのでした。そんな中、梓川咲太が解決のために相談していた相手が双葉理央で、彼女は都市伝説を科学的に説明しています。これまでどんな内容が登場したのか、代表的なものをピックアップしてみました。

シュレディンガーの猫

シュレーディンガーの猫について説明をする双葉理央
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

桜島麻衣の存在が消えていく思春期症候群では、双葉理央は「シュレディンガーの猫」を用います。箱の中に猫と毒ガス発生装置を入れて一定時間経過した後、猫は生きているかどうかという観測実験ですが、量子力学の考えでは箱を開けた瞬間に猫の生死が決定することを説明。つまりは桜島麻衣が存在しないということが周知化されたことが、彼女の存在が消えていくことに繋がっていました。それを打破するために梓川咲太は全校生徒に向けて告白をするという大胆な行動に出ます。

ラプラスの悪魔

事情を話す古賀朋絵
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

量子力学の考えでは完全否定されたものですが、同じ日が何度も繰り返される原因は「ラプラスの悪魔」にあるのではないかと双葉理央は考えます。嚙み砕いてしまえば、ラプラスの悪魔そのものである古賀朋絵は、都合のいい未来にたどり着くまで何度も繰り返すことができてしまいました。そのため友人が好意を寄せるバスケ部の先輩からの告白をなかったことにし、さらには梓川咲太とずっと恋人関係になるために1学期最後の日を繰り返すなど、理想の日にたどり着くまでサイコロを振り続けます。

量子テレポーテーション

真剣な表情を見せる双葉理央
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

双葉理央のドッペルゲンガーが生まれた際も、都市伝説ではなく「量子テレポーテーション」という言葉を用いています。離れている量子が情報を送り合い、別の場所に送られた情報を確定させていることが、もう一人の双葉理央を生み出していると説明。量子力学では観測されて初めて存在が確定するため、実はもう一人の双葉理央は存在しないのではないかと考えられますが、実際にもう一人の双葉理央は存在しています。ただ2人は顔を合わせていたわけではないため、本当に2人存在していたのかどうかは作中では定かではありません。

『青春ブタ野郎シリーズ』のキャラクターたちの名前

物憂げに歩く梓川咲太
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎シリーズ』のキャラクターたちの名前にも一定の法則があり、元ネタとなっているものが存在します。すでにアニメや原作を見たことがある人は周知かもしれませんが、彼らの名前にはどのような法則性があるのでしょうか?これも現実に存在するものが由来となっていますので、その内容をぜひチェックしてみてください。

名字は実在する高速道路サービスエリアが由来

何か異変に気づいた梓川咲太
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎シリーズ』のキャラクターたちの名字は、いずれも実在する高速道路のサービスエリアの名前が元ネタとなっています。梓川は長野県安曇野市にあり、桜島も鹿児島県姶良市、牧之原に関しても静岡県牧之原市に実在しています。このように全国各所のサービスエリアの名前が採用されているため、地元民であれば「おっ!」と思う部分があるのではないでしょうか?アニメや原作を見終えた後は、ぜひその目で足を運んでみてください。

独特の自己紹介は牧之原翔子が発祥

赤い傘をさしている牧之原翔子
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

作中での「梓川サービスエリアの梓川に……」といったように、『青春ブタ野郎シリーズ』では独特の自己紹介が行われています。これは牧之原翔子が梓川咲太にした自己紹介が始まりとなっていて、彼にとって人生を大きく変えるきっかけとなった人物の発言だけに、影響を受けていることが分かります。ただ唯一、桜島麻衣だけは自身が有名芸能人ということを利用した自己紹介となっているため、そこもまた独特さが表れていると言えるでしょう。

『青春ブタ野郎シリーズ』の重要ワード「思春期症候群」の元ネタとは?

電車に乗って帰る梓川咲太と桜島麻衣
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

最後に『青春ブタ野郎シリーズ』最大のキーワードである「思春期症候群」の元ネタについて考察していきます。似たような病名に「思春期失調症候群」というものがありますが、作中とは違って不思議現象は発現しません。しかし梓川かえでのように、不登校や引きこもりといった症状の他にも、後遺障害や摂食障害など身体的な影響があるとされています。症状は異なるものの、原因に関しては共通する部分がありますので、それらはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

作中では都市伝説として扱われる不思議現象

梓川咲太に残る3本の傷跡
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

まず「思春期症候群」についておさらいしておくと、発現する内容は存在が消えていくものからドッペルゲンガーが生まれるなど、人によって様々であることが分かっています。人それぞれで形が異なっているため、当然ながら対処法もその都度変わってくるのが難点と言えるでしょう。しかし梓川咲太と双葉理央は、数々の思春期症候群を経験してきたことで、患ってしまう原因には一定の共通項があることを導き出すのでした。

自己の障害が発現の引き金になっている

少し委縮している古賀朋絵
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

桜島麻衣は幼い頃から芸能界で活躍してきたため、誰も知らないところにいきたいと願ったことが原因でした。また古賀朋絵に関しても、嫌なことが起こらない未来ではなく理想の明日がやってくることを願いました。双葉理央も自分に自信を持てないという部分があり、人間関係に関する問題や自分自身への不安が大きくなって、思春期症候群として形に表れています。いわゆる心の病気のようなもので、自己が正常に機能しなくなった状態である「自己障害」というものがあり、思春期特有の心理的特徴であるとされています。

思春期症候群を経験した後はあか抜けた様子に

梓川咲太にからかわれる桜島麻衣
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

自分自身や人間関係について悩んだあげく、双葉理央に限っては「この世からいなくなればいい」という発言をしてしまうほどでした。現実の社会においても、自己の障害で混とんとした感情に陥ることが珍しくなく、『青春ブタ野郎シリーズ』のキャラクターたちに関しても同様の状態が言えるでしょう。しかしこれらは思春期特有のもので、問題を解決した後は成長が待っています。実際に桜島麻衣や古賀朋絵たちは、思春期症候群を経験した後はどこかあか抜けた様子を見せていて、迷いから吹っ切れたような明るい表情が多くなります。

まとめ

青春ブタ野郎シリーズのアニメ化キービジュアル
出典: 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ©鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』をはじめとした全シリーズの作中では、キャラクターたちの細かな心理描写から目が離せません。同時に周りの風景や人物の仕草なども細かく、原作を読めばすぐにその姿をイメージできるでしょう。そこには実在する地名や建物、観光スポットなどがあり、難しい話になれば量子力学も出てきます。特に量子力学は『青春ブタ野郎シリーズ』において不可欠なもの。シュレディンガーの猫など有名な話もありますので、興味がある人はアニメや原作を見てみてください。

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  • この記事を書いた人

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