「薬屋のひとりごと」が遂にアニメ化され、１０月から放送されることになりました。２０１１年に「小説家になろう」で連載が開始されてから人気が高まり、書籍化からコミカライズ化までされていました。そして今回、満を持してのアニメ化に、ファンの方々は喜んでいるのではと思います。その人気作品の魅力は、主人公「猫猫」のキャラクターによるところが大きいのではないでしょうか。公式ホームページに書かれている「大人気後宮謎解きエンターテインメント」が成立しているのは、ちょっと変わった主人公「猫猫」のおかげです。今回はその主人公「猫猫」についてご紹介していきたいと思います。
後宮で働く事になったいきさつは！？
猫猫は医者をしている養父のもとで薬師として花街で働いていました。ある日、猫猫は人攫いにあい、身代金代わりに後宮へ売られてしまったのです。後宮とは、二千人の官女と千人の宦官が住む街に匹敵する規模の宮です。それは全て皇帝のために用意された女の園でした。
無能を装う猫猫
「下女」として売られた猫猫は、年季があける２年間真面目に下女として大人しく働こうとしていましたが、薬師としての仕事ができないことがストレスになっていました。そんな猫猫の好奇心をくすぐる噂話が後宮では飛び交っており、猫猫は好奇心と知識を抑えられるのでしょうか。
猫猫はどんな人物！？
本人曰く、自身のことを「貧相なやせっぽち」と言っており、花街にいた頃から化粧でそばかすを入れてわざと醜女に見せていました。後宮に来てからも目立たないようにそうしています。ただし、華やかさはないですが、顔立ちは整っており、そばかすを落とし化粧を少ししただけで別人のようになり、知り合いと会っても気づかれないことがある程です。
薬師としての能力
養父が宦官の医官だったため、字の読み書きもできますし、薬師として働いていたため病気などの知識は豊富に持っています。そして薬の調合や薬草、野草などの知識も豊富で、調合薬の薬効にも詳しいです。ただし、それにも増して毒に対する好奇心と研究心が旺盛で、毒薬の毒効を自分の体を使って試していました。今では毒に対して免疫ができています。
些細な違和感を見抜く勘の良さと回転の速さ
そして猫猫は頭の回転が早く、五感から入る情報に敏感で些細な違和感を見逃しません。その些細な違和感から答えを導いていく姿は、シャーロックホームズが初めて会った相手の特徴から色々な事を推理し、素性を当ててしまうのと似ています。猫猫もちょっとした違和感を持ち前の勘の良さと薬師としての知識を用いて、様々な事件（病気）を見抜いてしまうのです。
猫猫の性格は！？
後宮で年季の明ける２年間は面倒事に巻き込まれないよう努力するくらいなので、人との付き合いはあまり得意ではありません。花街にいた頃も友達のいない子と認識されていたほどです。それは本人が「クールでドライな人間」を表面的に演じているからで、本来は家族や友人、仲間を大切に思っています。ただ花街で育ったため、本来の口調は荒っぽいところがあり、時々素の言葉が出てしまうことがあります。
猫猫の異性関係は？
猫猫は花街で生まれ育った事もあり男女の関係の酸いも甘いも知り抜いています、そのため男性を見る目は冷静で醒めているところがあり、男性に対する幻想なども全く持っていません。したがって恋愛という言葉にも無縁で、後宮で話題になるその手の話しにも全く興味が無いようです。
猫猫についてのまとめです
「薬屋のひとりごと」の主人公である猫猫についてご紹介しました。今回ご紹介したのは、物語が始まった時点で抱くであろう猫猫についてです。物語が進むにつれて、猫猫がいろんな人と出会い交流していくことで、良い意味で変わっていきます。最初はガードを固めて素の自分を出さなかった猫猫の新しい一面を見ることによって、クールな猫猫のカワイイ一面を見ることができると思います。ぜひアニメ放送をチェックして確認してみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
