進撃の巨人の世界の中には、通常種の巨人、奇行種の巨人の他にも、特別な力を持った「九つの巨人」というのが存在します。その特別な巨人は、ユミル・フリッツから分かれた巨人であり、知性を持っています。そんな巨人である「無垢の巨人」や「九つの巨人」の種類を全部紹介していきたいと思います!
無垢の巨人とは?
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
「無垢の巨人」というのは、知性を持たない「通常種」と「奇行種」のことを言います。
通常種とは?
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知性を持つ「九つの巨人」意外のそのへんをたくさんうろうろしている巨人たちは「無垢の巨人」という分類であり、通常種と奇行種に分けられます。これらの巨人は知性を持たず、ただ人間を見つけたら捕食をしていくだけの存在です。ただデカくて、人間を食べようとしてくるだけでリヴァイ兵長だったら一撃で倒せるぐらいの奴らです。
奇行種とは?
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奇行種の巨人というのは、通常種の巨人と違い、行動の予測ができません。いきなり走り出したり暴れだしたりして調査兵団たちもビックリです。通常種の巨人は、近くにいる人間に反応しますが、奇行種はちょっと遠くにいるからいいやと思っていたら遠くからいきなりダッシュして襲い掛かってきますので油断できません。奇行種は何故生まれるのかについてはまだ明らかになっていませんが、通常種とは巨人の誕生の過程に違いがあるのではないかといわれています。
九つの巨人とは?
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そもそも、特別な巨人である「九つの巨人」とは一体何なんでしょうか?「九つの巨人」というのは、始祖の巨人ユミル・フリッツから分かれた巨人であり、知性を持ちます。そして、この能力は、巨人が死ねば失われるというものではなく、どんどん継承されていくものになります。ユミル・フリッツは、始祖の巨人の力を手に入れてから、13年で死亡してしまったために、そこから「9つの巨人」の力を継承したものは、13年しか寿命がなくなってしまうのです。ちなみに、巨人の力はその巨人の力を持つ人間を捕食することで継承されていきます。そんなユミルの呪いを持つとされる「九つの巨人」の種類について紹介していきます。
始祖の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
巨人の起源である始祖の巨人です。ユミルの民や巨人を操ることのできる「座標」の力を使うことが出来ます。ライナーやベルトルトは、エレンが「座標」を持っているのではないかと思ってエレンを壁の外の世界に連れて行こうとしましたよね。このときは「座標」ってなんだろう?と思っていました。ライナーやベルトルトは壁の中の人間たちよりも、巨人についてよく分かっているということがわかりますね。始祖の巨人の力は、王家の血を引く人間しか扱うことができないとされていましたが、結局始祖の巨人の思想にとりつかれてしまうとかで、誰も始祖の巨人の力を扱うことができなくなってしまっています。現状エレンが継承しているとされていますが、王家のものじゃないと扱えない力なので始祖の巨人の力全てを発揮できているわけではないようです。
進撃の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
「いつの時代も自由のために戦ってきた巨人」であると言われています。エレンの父親であるグリシャが継承しており、その後進撃の巨人の力を使ってフリーダから始祖の巨人の力を奪って、エレンに継承させました。エレンは、二つの巨人の力を継承しているということになりますね。
超大型巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
50mをこえるほどの大きな体を持ち、強大な破壊力をも持ち備えており、人間たちが守られている壁を破壊した巨人です。この巨人は実はベルトルトだったんですが、全身から熱風を出していて、立体機動装置を使って近づけないので、なかなか倒せなくて手こずっていました。
鎧の巨人
全身が鎧のようにかたく、うなじどころか攻撃を加えることもできないので厄介な巨人です。巨人化したエレンのパンチや、調査兵団の開発した対鎧の巨人用の雷槍でやっと戦えるぐらいの相手です。この巨人の正体はライナーでした。ライナーもベルトルトも自分の正体を明かすときは結構あっさりでした。
女型の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
高い身体能力を持ち、走るのも早く格闘技術にも優れていました。一部を硬質化させたり、叫び声を上げて巨人を自分に集めて捕食させるという力も使っていました。この巨人の力はアニが継承していました。アニは格闘技術に優れていましたので、その戦闘スタイルから、女型の巨人はアニだということがエレンたちに気づかれてしまいました。そして調査兵団に捕まりそうになったときにアニは自分の周りに結晶をはるという力をつかって閉じこもってしまい、その後調査兵団に捕まって今は幽閉されています。
獣の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
巨大なサルみたいな巨人です。この巨人は言葉も話せます。壁の中に入ってきて、壁内を調査するような姿も見られていますね。巨人に命令したり操ったりするような力も持っているようです。この巨人はマーレの戦士ジークが継承しています。獣の巨人VSリヴァイ兵長の戦いは見ものです。アニメで放映されるのが楽しみです。
車力の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
四足歩行で歩く巨人です。動きは素早く、倒れたり捕まったりしている巨人をサッと救出したり、背中に機関銃を背負いながら戦ったりする姿も確認されています。見た目がちょっとこわいし、奇行種みたいと思いました。でも、巨人に変化する前の人間の姿のときはとってもきれいな女性です。
顎の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
巨人の中でも小柄な体を持ち、動きも素早く、破壊力もあるようです。もともとユミルもこの巨人の力を継承していたようですが、今はマルセルの弟が継承しています。
戦槌の巨人
出典: 進撃の巨人 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
硬質化で巨人や武器を作り出すことのできる力を持っています。水晶体の中から紐を出して戦うというほかの巨人とはちょっと違う戦闘スタイルです。見た目もほかの巨人と違ってシュッとしています。
【進撃の巨人】巨人の種類を全部紹介!まとめ
進撃の巨人に出てくる主な巨人、「通常種」「奇行種」「九つの巨人」の特徴を紹介していきました。アニメにはまだまだ出てきていない巨人もたくさんありますね。原作でもまだまだ「九つの巨人」たちの謎はたくさん残されています。エレンたちのように、自分の意志で自由に巨人化できる巨人はやっぱり通常種や奇行種とは違う特別な能力を持ち備えていますよね。この巨人の能力を誰が継承していくかもこれからの見所だと思うので、これからの展開もますます見逃せませんね!