今年の12月に劇場版として公開されることとなった本作ですが、本作に登場するキャラクターの中でも特に注目なのが、敵役である夏油傑ですよね。夏油は本編の中でも敵役として登場し、非常に多くの場面で活躍することとなりますが、そんな本作でも特に重要なポジションを担っているキャラクターである夏油傑について映画を見る前に詳しく調べておきたいというファンの方も多いのではないでしょうか？実際夏油は『呪術廻戦0』に登場する時と本編に登場する時とでは少し、様相が異なりますし、混乱してしまうこともあるキャラクターなので、初めて本作を観るという方以外でも詳しく調べておく必要があるキャラクターであると言えるのではないでしょうか？そこで今回は本作『呪術廻戦0』に登場する最大の敵夏油傑について簡単にまとめていきたいと思います。『呪術廻戦0』で本作に初めて触れるという方もそうでない方もぜひチェックしてみてくださいね。
特級呪術師
まず、夏油の実力ですが夏油は数多く存在する呪術師の中でも特級呪術師に指定されています。特級呪術師は作中でも屈指の実力を有している人物のみが指定されているものですので、このことから夏油が作中でも特に桁外れの実力をゆうしていることがわかりますね。
吐出した戦闘能力
特級術師ということもあり『呪術廻戦0』では主人公乙骨をとてつもない速度で追い詰めていました。乙骨だけでなく、禪院やパンダ、狗巻など乙骨の仲間たちもほとんどが夏油の実力の前に倒れてしまうのです。
かつては呪術高専の生徒だった
このように、敵役として圧倒的な実力を見せつけることとなる夏油ですが、そんな夏油も元々は乙骨らと同じ呪術高専の生徒だったようです。『呪術廻戦0』では詳しくは語られていませんが、五条と同じ時期に呪術高専に入学しており、しばらくの間はともに活動をしていたようです。
呪術師以下の存在に対する嫌悪
このように元々は呪術高専に在籍しており、呪術を用いて人々の生活のために活動をしていた夏油ですが、呪術高専を去ったのちは呪術を扱うことができない一般人を「猿」呼ばわりしたりと現在はかなり呪術師以外の存在に嫌悪感を抱いているようです。かつては五条と同じように呪術高専に通っていた人物がなぜ、ここまで考えを変えてしまったのか、注目してみてみましょう。
百鬼夜行！
そんな夏油は『呪術廻戦0』で「百鬼夜行」という呪術師によるテロ事件を決行しました。この夏油による「百鬼夜行」に五条率いる呪術高専のメンバーが立ち向かうというのが『呪術廻戦0』での一番押さえておきたい出来事であると言えます。ここではその「百鬼夜行」で夏油とその一味がどのように活躍していくのか紹介していきたいと思います。
夏油一派が活躍！
まず「百鬼夜行」の中でも特に注目したいのが夏油一派の活躍です。「百鬼夜行」では本人の夏油の活躍ももちろんですが、夏油とともに活動している夏油一派のメンバーにも注目です。夏油一派は本編でも活躍するので『呪術廻戦0』でも特に注目してみてみてくださいね。
乙骨の仲間が追い詰められる！
特に夏油だけでなく、夏油一派にも乙骨の仲間たちは追い詰められることとなります。あの五条ですら長い間足止めされるほどの戦闘力を有した呪術師も夏油一派として参戦していました。このことからも夏油がこの計画のためにどれだけ周到な準備をしていたのかがよくわかりますね。
乙骨によって阻止される
しかし、これほどまでも用意周到に準備していた「百鬼夜行」ですが、自らの呪霊であるリカを自らの身を生贄にして最大限の力で開放した乙骨によって阻止されることとなります。乙骨の覚醒後は乙骨の実力があまりにも桁違いになりすぎて、乙骨の方が悪役なんじゃないかという勢いで描かれていましたね。
乙骨との関係
さてここからは夏油自身と主人公乙骨の関係について紹介していきたいと思います。『呪術廻戦0』での主人公乙骨と夏油の駆け引きは本作の中でも特に重要な要素となっていますので、この二人の関係に関しては特に注意してみていきましょう。
リカを手に入れようとする
そもそも、夏油が乙骨に近づいていた理由は乙骨の呪霊として彼に取り憑いている強力な呪力を持ったリカを手に入れようとしていたからです。彼の「一般人間よりも高位な存在である呪術師による政界秩序の構成」にはリカの呪力がどうしても必要だったようです。
初めは懐柔しようとしていた
上記のようになんとしてもりかを手に入れたかった夏油ですが、初めは乙骨を懐柔し自らの味方につけようとしていました。これにはさまざまな思惑があると思われますが、強大な呪力を持つリカを扱う乙骨との衝突を避けることはできないかと様子を見たというのが、当時の彼の本心なのではないでしょうか？夏油はかなりの策略家ですので、そのぐらいのことは考えていそうです。
乙骨が懐柔を拒否
しかし、これまで周りの人間に理解されてこなかった乙骨は呪術高専の仲間たちと初めて心を通わせ、仲間を思うようになっており、当然ですが仲間を裏切ることはできないと夏油の誘いをあっさり拒否しました。このことで夏油と乙骨の衝突は避けることのできないものとなったのですね。
乙骨との戦闘！
そして、『呪術廻戦0』で最も重要な戦闘シーンである夏油と乙骨の戦闘シーンが始まります。この二人の戦闘シーンは作中で最も丁寧に描かれていますので、ぜひ劇場版も注目してみましょう。特に巨大な体を乙骨の背後から出現させる「リカ」の描写にはどのようなダイナミックな表現が使われるのか注目ですね。
まさかの大誤算
圧倒的な経験の差で乙骨を追い詰めていた夏油ですが、追い詰められた乙骨はリカに自らの身を差し出し、彼女の呪力を開放しました。この自らを犠牲にしてでも夏油に打ち勝とうとする乙骨の賭けまでは予測することが夏油はできておらず、予想外の事態に敗北を期してしまうのです。この辺りの乙骨の割り切った目はまさに狂気の目ですね。敵ながらこのような桁違いの相手と戦うこととなってしまった夏油さんには同情しざるおえません。
五条との関係
さて、乙骨との関係を振り返りましたので、ここからはさらに深い関係を持っている五条との関係を紹介していきたいと思います。夏油と五条は『呪術廻戦0』では別々で語ることができないほど重要な仲となっています。ここからは作中でも特に重要なポジションを占めているこの二人についてさらに細かく紹介していきたいと思います。
呪術高専での同級生
夏油と五条はそもそも呪術高専の生徒時代に親しい関係だったようです。夏油は途中で呪術高専を追放されてしまうのですが、それまでの間は二人で協力して活躍することも多く、まさに切っても切れない関係だったといえます。この辺りの二人のエピソードについては本編の方で丁寧に描かれていますので、特に気になったというファンの方は本作の本編も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか？
最期は五条に
そのような関係だった二人ですが。『呪術廻戦0』では敵同士として戦うこととなります。直接の対決こそそこまで描かれていないものの、最期にはやはり五条が自ら夏油を始末することとなります。
本編でも登場！
と、ここまで夏油の『呪術廻戦0』でのプロフィールや押さえておきたい要素について紹介してきました。ここからは『呪術廻戦0』をみた後に本編『呪術廻戦』に登場する夏油で注目すべき点を紹介していきたいと思います。夏油は本編でも敵役として登場する重要キャラクターですので、しっかり押さえておきましょう。
額の傷
まず、第一に目につくのは額に大きく残っている傷ですね。『呪術廻戦0』ではなかった傷ですので、『呪術廻戦0』と本編との時系列の間にこの傷が残ったということですので、この二つの作品で何が夏油の身に起こったのか考えながら読んでみましょう。
『呪術廻戦0』をみてから本編を見ると
『呪術廻戦0』で確かに五条に殺されたはずの夏油がなぜ、本編で生きているのか？そしてその額についた傷はなんなのか？夏油があの場で死ななかったとするとその理由はなんなのか？もし、死んでいたとしたら、本編で夏油として活動している存在はなんなのか？『呪術廻戦0』から本編を読むだけで、夏油に対する見方が変わっていきますね。
五条との過去も描かれる
そして何より本編では『呪術廻戦0』よりもさらに詳しく夏油と五条の過去が描かれています。かなり長く五条とのエピソードが描かれていますので、『呪術廻戦0』をみて夏油に興味を持った方はぜひ、本編の方にも目を通してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか？今回は『呪術廻戦0』に登場する最大の敵役夏油傑について紹介していきました。本編でも重要な立ち位置のキャラクターですので、ぜひ『呪術廻戦0』でも注目してみてくださいね。また、本作の主人公乙骨憂太に関してもアニメミルにて解説している記事がありますので、ぜひそちらもみてみてくださいね。
