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東京卍リベンジャーズ

【東京卍リベンジャーズ】最悪の未来を変える!ストーリーをネタバレ解説その①~5回目のタイムリープまで~

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1巻表紙

「東京卍リベンジャーズ」は週刊少年マガジンで連載中の作品で、2021年4月より「東京リベンジャーズ」のタイトルでアニメ化が予定されています。不良漫画ですが、主人公がタイムリープで自身や身の回りの人々、そしてかつての恋人の運命を変えるために奔走するサスペンス・SFの要素も非常に強い作品となっています。今回はその「東京卍リベンジャーズ」のストーリーをタイムリープに沿ってネタバレ解説していきたいと思います!

ストーリーその① タイムリープする前のエピソード

1巻表紙

26歳レンタルビデオ屋でアルバイトするダメダメなフリーターの花垣武道(タケミチ)はニュースで元恋人だった橘日向が犯罪組織『東京卍會』の抗争に巻き込まれ死亡したことを知ります。これまでの人生でよかったことは自慢の彼女がいたことだけ。自分はどこで間違ったのだろうと思いながら過ごしていたある日、タケミチは駅のホームで誰かに背中を押されて転落してしまいます。しかし、死の間際にタケミチは12年前の過去にタイムリープしていました。

ストーリーその② 1回目のタイムリープ

1回目のタイムリープ

中学生時代のタケミチは不良でした。タケミチは仲間たちとともに他校の不良に喧嘩を売りに行きますが、あっさり返り討ちに遭い半殺しにされ、暴走族チーム『東京卍會』の兵隊としていいように使われる地獄の日々が始まります。それからタケミチは中学卒業を機に逃げるように一人暮らしを始め、負け続ける人生を歩むことになります。しかし、偶然にも不良に絡まれていた橘日向の妹の直人を助けたことと、直人に12年後の7月1日に日向と直人が死に、自分も駅のホームから転落して死ぬことを伝えます。その後、直人と握手をするとタケミチは元の時代に戻っていました。

ストーリーその③ 1回目のタイムリープから現代に帰還

1回目帰還

目を覚ましたタケミチは死んでいませんでした。タケミチは何者かに救出されていたのです。救出したのは日向とともに亡くなったはずの直人でした。過去に直人に忠告したことで未来が変わり、生き延びた直人がタケミチを救出していたのです。直人の見解により、タケミチのタイムリープ能力が直人との握手が過去と未来を行き来するトリガーであることと、ちょうど12年前の今日にしか飛べないことを知ります。タケミチは日向が死ぬ原因となった犯罪組織『東京卍會』の主要人物である佐野万次郎と稀咲鉄太を出会わせないことを目標に過去へと飛びます。

ストーリーその④ 2回目のタイムリープ

2回目のタイムリープ

過去に飛んだタケミチは喧嘩賭博の舞台に立たされていました。一度はその世界から逃げようとするも、日向の姿と仲間の千堂が次の喧嘩の舞台に立たされることで決意を固め場を取り仕切っていた清水将貴にタイマンを挑みます。当然、タケミチに勝ち目はなくボロボロになるまで殴られますが、それでも倒れず一歩も引かないタケミチに周囲はざわつき始めます。そこにやってきたのが暴走族の総長で後に犯罪組織のナンバー1となるマイキーこと佐野万次郎とナンバー2のドラケンこと龍宮寺堅でした。

2回目のタイムリープ②

マイキーの鶴の一声で清水はヤキを入れられ、タケミチたちは喧嘩賭博から解放されます。タケミチは何故かマイキーに気に入られ、マイキーはタケミチの中学に乗り込んできます。そのままタケミチを連れて行こうとするマイキーとドラケンに対して日向が立ちふさがり、マイキーにビンタをかまします。二人は日向に暴力を振るおうとしますが、タケミチは身を挺して日向を庇います。しかし、二人は本気で日向を傷つけるつもりはありませんでした。マイキーとドラケンは無闇に暴力を振るうような人間ではなかったのです。

ストーリーその⑤ 2回目のタイムリープから現代に帰還

2回目帰還

日向とのデート中に間違えて直人と握手して現代に帰還してしまいます。ただし、マイキーは当初思っていたような極悪人ではないことを知ったタケミチはどうにかしてマイキーに会おうとします。実はこの未来では一つ大きな変化がありました。それは千堂の未来が変わっていたことです。当初は清水を刺して逮捕されるはずだった千堂は、タケミチが清水にタイマンを挑んだことで未来が変わり、今では東卍の幹部となっていたのです。タケミチは千堂に会うことでマイキーへと繋がろうとします。

2回目のタイムリームから現代に帰還②

千堂の経営するキャバクラに足を運んだタケミチはそこで千堂と再会します。ですが、そこで聞かされた話はタケミチをホームから落としたのは千堂であること、千堂は稀咲のいいなりであること、そしてドラケンが死んだこととドラケンが生きていればこうはならなかっただろうと言い残して飛び降り自殺をしてしまいます。タケミチと直人は東卍が巨悪と化したのはドラケンが死んだことだと推測し、ドラケンが死んだ日とその原因を調べ再び過去にタイムリープします。

ストーリーその⑥ 3回目のタイムリープ

3回のタイムリープ

ドラケンの死は東卍の分裂によるもので、8月3日に起こる抗争からドラケンを救うことを今回のミッションとしてタイムリープします。しかし、抗争の二週間前に東卍の分裂は起きておらず、長内を総長とする愛美愛主(メビウス)という暴走族と抗争の瀬戸際でした。参番隊隊長のパーちんこと林田の親友とその彼女が愛美愛主に襲撃され重傷を負わされたことがきっかけでした。タケミチはさらなる情報を得るために一度未来へと戻ります。

ストーリーその⑦ 3回目のタイムリープから現代に帰還

3回目帰還

情報を得るために未来の長内に会いに行くタケミチと直人でしたが、未来の長内は過去の長内とは想像もつかないほどみすぼらしい姿になっていました。長内に話を聞きますが、東卍を恐れる長内は詳しいことを話してはくれません。ただ、ドラケンが死んだ抗争はきっかけにすぎなかったこと、そして全てはとある人物の策略だったという事だけを話してその場を離れます。とにもかくにも、ドラケンの死のきっかけである愛美愛主との抗争を止めるべく再びタイムリープにより過去へと遡ります。

ストーリーその⑧ 4回目のタイムリープ

4回目のタイムリープ

愛美愛主との抗争を止めるためにマイキーやドラケンたちのもとに足を運ぶタケミチでしたが、その場に長内たちが乗り込んできたことからなし崩しに抗争が始まってしまいます。パーちんが長内とタイマンを張るも負けてしまいますが、直後にマイキーが長内を瞬殺。しかし、目を覚ましたパーちんが長内を刺したことからパーちんは逮捕されます。その後、パーちんの逮捕に納得がいかない隊員とそうでない隊員が対立し、マイキー派とドラケン派の構図が出来上がってしまいます。

4回目のタイムリープ②

その構図はマイキーとドラケンの二人の対立ではありませんでした。参番隊のナンバー2のぺーやんこと林はパーちんの逮捕に納得できておらず、ナンバー2の半間が暫定的にトップとなった愛美愛主の残党とともにパーちんを見捨てたドラケンを襲撃しようとしていました。そして、ドラケンにヤキを入れられて以降立場を失った東卍のキヨマサもドラケンを襲撃しようとしていたのです。かくしてドラケンは襲撃されますが、タケミチやマイキー他の隊員らも駆けつけて再び乱闘となります。タケミチは急いでドラケンやキヨマサを探しますが、すでにドラケンはキヨマサに刺された後でした。

4回目のタイムリープ③

タケミチはドラケンを背負ってその場から離れます。エマと日向が救急車を呼ぶも目の前に現れたのはキヨマサ達でした。タケミチは思わず逃げ出しそうになりますが、立ちどまり戦うことを選びます。タケミチはボコられながらもキヨマサに食い下がり、隙をついてキヨマサを締め落とします。そこにタケミチの親友である溝中の4人も駆けつけ、なんとかその場をしのぎます。ドラケンは病院に運ばれ手術の末に命の危機を脱し、ついにドラケンを救い未来を変えることに成功します。

ストーリーその⑨ 4回目のタイムリープから現代に帰還

4回目帰還

4回目のタイムリープ後、千堂は東卍の幹部ではなく美容師となっており妻子もいました。そして日向も生存しており、全てが上手くいっていたように見えました。しかし、再会した後に日向は乗っていた車ごと大型車に追突されてしまいます。日向を手にかけたのは千堂でした。千堂は前に自殺したときと同じく稀咲の言いなりになっていることと、稀咲に恐怖で支配されていることを告白し死亡。乗っていた車が炎上し日向もろとも死んでしまいます。

4回目のタイムリープから現代に帰還②

ドラケンがいても未来は変わりませんでした。では、そのドラケンはどうなったのか。ドラケンは死刑囚となり収監されていました。ドラケンは何故そうなったのかを語ることはしませんでしたが、ただ一つやり直すことができるなら「稀咲を殺す」と憎悪を露わにしていました。

ストーリーその⑩ 5回目のタイムリープ

5回目のタイムリープ

全ての運命を変えるために東卍のトップになる決意を固めたタケミチは、再びタイムリープにより過去に遡ります。するとそこでは逮捕されたパーちんに代わり参番隊の隊長となる人物の任命式が行われます。そこで指名されたのが、あの『稀咲鉄太』でした。東卍は芭流覇羅というチームとの抗争が控えており、兵隊を揃えるために愛美愛主の同世代の隊員をまとめ上げていた稀咲を参番隊に指名したのです。しかし、それに反発した一番隊の場地は東卍を離反し、芭流覇羅に行ってしまいます。

5回目のタイムリープ②

芭流覇羅という暴走族は元愛美愛主のS63年生まれとH1年生まれの集団を現ナンバー2の半間がまとめ、その他の反東卍のグループをナンバー3の羽宮一虎という人物がまとめてできたチームでした。ただ、首のない天使と言われたそのチームのトップが誰なのかは分かっていません。タケミチは偶然にも同じ中学だった一虎と出会い、軽いノリで芭流覇羅のアジトへと連れていかれますが、そこには場地が芭流覇羅入りの踏み絵として東卍での付き人をタコ殴りにしていました。そして、一虎が東卍の創設メンバーであること、そしてマイキーに並々ならぬ殺意を抱いていることを知ります。

5回目のタイムリープ③

東卍の創設メンバーだった一虎は場地と共に自分のバイクを持っていないマイキーのためにバイクを盗み出そうとします。しかし、盗みの現場を見つかってしまい一虎はその場にいた店員を殺害してしまいます。最悪なことにその店員はマイキーの兄である真一郎でした。一虎がマイキーの兄を殺してしまった罪悪感から逃れるためにはマイキーを憎むしかありませんでした。

5回目のタイムリープ④

その後、タケミチはとある人物に呼び止められます。それは場地がタコ殴りにしていた一番隊の副隊長である松野千冬でした。側近だった千冬は場地が本気で裏切ったのではないと確信していました。場地は稀咲の尻尾を掴むために芭流覇羅へと潜り込んだのです。千冬とタケミチは協力して稀咲について調べ元愛美愛主のトップである長内に話を聞きます。すると、稀咲は悪魔じみた頭脳で人を動かして計画を進める黒幕で、愛美愛主と東卍の抗争から始まりドラケンの殺害を計画したのも稀咲だったことが判明します。

ストーリーその⑪ 5回目のタイムリープから現代に帰還

5回目帰還

さらなる情報を得るために現代へと帰還し、ドラケンに話を聞きに行きます。芭流覇羅との抗争の結末は悲惨極まりないものでした。芭流覇羅との抗争は東卍の敗北、さらに言えば一虎が場地を殺害し、一虎がマイキーに殺害されるという最悪の結末となったのです。そして、東卍は芭流覇羅に吸収され、マイキーをトップとした巨大組織となります。マイキーは稀咲が用意した身代わりにより逮捕されませんでした。芭流覇羅は稀咲が用意した犯罪組織の基盤であり、マイキーをトップとして迎えるための組織だったのです。

【東京卍リベンジャーズ】ストーリーネタバレ~5回目のタイムリープまで~まとめ

東京卍リベンジャーズのストーリーネタバレを紹介しました。5回目のタイムリープはコミックスで言えば6巻くらいまでのエピソードです。未来を変えても恋人が死ぬ理由や不良漫画らしい次から次へと抗争が起こる展開にも理由づけがしっかりされており、非常に面白い作品です。これ以降のネタバレ記事もありますので是非見てください!

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augustten114514

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