大人気アニメ「MAJOR 2nd」。「MAJOR」の息子世代の物語として話題を呼んでいます。「MAJOR」の主人公は茂野吾郎でしたが、本作品ではその息子である茂野大吾の野球人生について描かれているため、ファン必見の内容です。そこでこちらの記事では「MAJOR 2nd」の登場人物について紹介していきます。
目次
登場人物紹介その①茂野 大吾（しげの だいご）
まずは主人公の茂野 大吾（しげの だいご）。前作の主人公である野球選手・茂野吾郎の息子です。幼い頃の吾郎と見た目は似ているのですが、吾郎より少し小柄な体格が特徴です。本作品では天才肌だった吾郎とは違い、主人公の大吾が野球の才能に悩む姿や葛藤が描かれています。そんな大吾は守備能力には優れているのですが、打撃や遠投が苦手でした。さらに周囲からは父親との才能の違いに期待外れと言われ、一時は野球をやめてしまったこともありました。野球を全くやりたくなくなったわけではないのですが、傷つきやすくコンプレックスが強い一面もあります。そういったことから少々ひねくれた性格になっていて、友人の佐倉睦子からの好意も素直に受け取れないほどに。しかしそんな大吾も、佐藤光と出会ったことにより心境に変化があらわれます。再び野球に向き合うことを決めた大吾は三船ドルフィンズに再入団しました。
父親との違い
父親とは全く野球のプレースタイルが違う大吾。父親は豪快なプレースタイルが特徴的でしたが、大吾は次の打者につなげる犠打やプッシュバントなどを中心にプレーを行います。また私立風林学園に進学してからは、1年生の秋に監督に指名され野球部のキャプテンを務めることになりました。しかし野球部は定員割れであり、部員はほとんど女子。ピッチャーの睦子に、横浜リトル出身の相良太鳳・沢弥生などがメンバーでした。大吾は野球への情熱と観察力によりチームを率いていきます。
登場人物紹介その②佐藤 光（さとう ひかる）→ 坂口 光（さかぐち ひかる）
佐藤 光（さとう ひかる）は佐藤寿也の息子であり、初登場時は小学6年生でした。父親に似ていて容姿端麗、ニューヨークで生まれた帰国子女のため、時々英語を交えて喋ります。また近眼でもありメガネをかけています。実は両親が、小学1年の時に離婚していて、光は母親に引き取られています。小学校編の間は寿也へ気を使い「佐藤」を名乗っていました。
どんな性格なの？
光の性格としては落ち着いていて常に前向き。しかし初め大吾からは「激しくうざい」と思われるほど、自信に満ちた言動をしていました。さらに大吾を挑発するような言動も見られますが、これは大吾のやる気を引き出すためのもの。また野球に関しては初心者であり、父親とキャッチボールをする程度だったほどでしたが、もともとの才能はあるようで、すぐに打撃や守備のコツを掴みました。また父親と同じように肩が強い特徴があります。ちなみに中学校編に入ると苗字を「坂口」に改め、眼鏡も外しコンタクトにしています。
登場人物紹介その③佐倉 睦子（さくら むつこ）
続いて紹介するのは佐倉 睦子（さくら むつこ）です。睦子は「メジャー2nd」のヒロインであり、大吾とは同じクラスです。睦子は大吾のことを気にかけていて、努力する大吾の様子に惹かれ密かに好意を寄せていますが、肝心の本人は全く気づいていないどころか素っ気ない態度をとってしまうため、腹を立てて自分も冷たい態度をとってしまいますが、それでもなんだかんだ大吾のことが気になるようです。
野球については
睦子は野球の知識は持っていないのですが、攻守においてセンスがあるため光が投げる剛速球を取ることができたり、トスバッティング、さらに試合においても安打を打つなど打撃に関しては高いセンスを持ち合わせています。
中学校編では
中学での睦子は大吾と同じ中学である私立風林学園に進学しました。そして1年の途中にて、大吾のすすめによりピッチャーを務めるようになります。女子ですしスピードはそれほどでもないのですが、変化球と制球力に優れていてエースピッチャーとして成長するようになります。
登場人物紹介その④卜部 隼人（うらべ はやと）
卜部 隼人（うらべ はやと）は大吾のライバルの1人として登場します。三船リトル時代には、大吾のチームメイトでした。現在はスタメンであり、鈴木アンディとバッテリーを組んでいます。中学校編に突入すると、清和中学校のエースを務めるようになり、より活躍します。ちなみにアイドルが大好きです。
登場人物紹介その⑤鈴木 アンディ（すずき アンディ）
鈴木 アンディ（すずき アンディ）もまた、現在の大吾のライバルとして登場するキャラクターの1人です。三船リトル時代には卜部と同じように大吾のチームメイトであり、現在卜部とはバッテリーを組んでいます。ちなみに中学校編に入ると卜部と同じ清和中学校に入学し、キャッチャーを務めるようになりました。
登場人物紹介その⑥眉村 道塁（まゆむら みちる）
眉村 道塁（まゆむら みちる）は大吾たちの同い年にあたる人物になります。ちなみに元プロ野球選手である眉村健と、海堂学園高校の元2軍監督である早乙女静香の間に生まれた次女です。小学生の時には名門チームである「東斗ボーイズ」に所属していました。ちにみにファーストの守備に就いていたこともあります。
中学校編では？
中学1年生になったあたりまでは横浜シニアに所属していたのですが、その当時の監督に女というだけで戦力外とされてしまい、不本意ながら横浜シニアを退団することになります。この当時、道塁は野球を諦めようとすらしていたのですが、チームメイトの魚住、出光、世古に誘われて大尾中学校の軟式野球で頂点を目指すようになります。ちなみに眉村 渉（まゆむら わたる）は道塁の双子の弟であり、姉弟でバッテリーを組んでいます。
その他登場人物紹介 選手の家族
ここからはその他の登場人物について紹介します。
茂野 吾郎（しげの ごろう）
こちらは前作「メジャー」の主人公であり、現在の主人公の大吾の父親にあたる人物です。現役の野球選手として大活躍していて、現在は40歳を過ぎていますが国内外を渡り歩いています。ちなみに旧姓は本田です。
茂野 薫（しげの かおる）
主人公・大吾の母親です。ちなみに夫の吾郎とは硬式三船ドルフィンズ時代、チームメイトでした。旧姓は清水です。
茂野 いずみ（しげの いずみ）
主人公・大吾の姉。3歳上。優等生であり文武両道。ちなみに、いずみも小学生時代は三船ドルフィンズに所属していました。中学は風林学園の中等部に入り野球部に入部します。しかし高校ではエスカレーター式に高等部には進学せずに、女子硬式野球部があるということから横浜星倫高校を受験し、入学しました。
茂野 英毅（しげの ひでき）
主人公・大吾の祖父にあたる人物。元プロ野球投手です。ちなみに桃子と一緒にリトルでの大吾の試合を観戦しました。
茂野 桃子（しげの ももこ）
主人公・大吾の祖母にあたる人物。旧姓は星野。
佐藤 寿也（さとう としや）
光の父にあたる人物。吾郎とは幼なじみであり、前作にも登場しましたね。野球の現役時代には捕手として活躍していて、メジャーリーグにも出ていました。ちなみに現在は現役ではなく野球解説者として活動していて、妻とは離婚しています。
佐藤 善三（さとう ぜんぞう）
寿也の祖父（母方）。
佐藤 千鶴（さとう ちづる）
寿也の祖母（母方）。
【MAJOR 2nd】登場人物紹介まとめ！
以上が、「メジャー2nd」に登場する登場人物に関するまとめでした。いかがだったでしょうか。前作の「メジャー」は親世代の作品ということで、こちらではその子供達が登場します。個性豊かなキャラクターがたくさん出てくる中、親と同じような才能に恵まれないことに苦悩したり、女子であるということから戦力外通告を受けてしまったりなど、彼らなりの苦悩があることがわかります。そんな彼らの活躍が気になる方は是非、アニメをチェックしてみてくださいね！
