2020年7月より放送が開始されるライトノベル「魔王学院の不適合者」。
原作は秋によるライトノベル作品となっています。
web小説サイト「小説家になろう」にて2017年4月より連載され、漫画版が「マンガUP！」にて2018年7月から連載されています。
勇者と和睦し、二千年後に転生した主人公アノスの元に魔皇を育成する魔王学院からの招待状が届くところから物語は始まります。当然、始祖であるアノスの能力は桁違いであり、そのチート具合と魔王という設定が上手く融合した痛快な作品となっています。今回はアノスの能力がいかに凄いかが分かるシーンをいくつか紹介したいと思います。
入学試験 －アノスVSゼペス－
実技試験でアノスは、学院に到着して早々に因縁を付けてきた魔公爵ゼペスと戦うことになります。家宝である魔剣ゼフリードと反魔の鎧で完全防備であるゼペスに対し、アノスは一歩も動かず魔法も使わずに秒殺するという圧倒的な能力の差を見せつけます。さらに、殺しはしないだろうと高を括っていたゼペスに対し、死と蘇生（インガル）を繰り返すという暴虐さを見せつけ魔王らしさも見せてくれます。
皇族批判 －アノスVSリオルグ－
皇族を批判したことにより、ゼペスの兄である魔大帝リオルグと敵対することになるアノス。大勢の皇族を一瞬で瀕死にし、さらに挑発することで、リオルグは命懸けで起源魔法『魔黒雷帝（ジラスド）』を放ちます。しかし、それも空しく、直撃を受けて全くの無傷というのですから、鼻につく野郎だったリオルグですら可哀そうにも思えてきます。
混血が純血に劣るとは限らない
無事学院に入学したアノスでしたが、魔王学院始まって以来の「不適合者」の烙印を押されてしまいます。さらに最初の授業では班リーダーに立候補しましたが、「白服で混血だから」という理由で担任のエミリアに拒否されてしまいます。しかし、術式の欠陥をあっという間に発見するだけでなく、魔法効果を2倍にするという荒業をいとも簡単にやってのけます。皇族に勝ることを証明されてしまったエミリアは立候補を許可せざるを得なくなりました。
班別対抗試験 －アノス班VSサーシャ班－
アノス班はアノスとミーシャの2人に対し、サーシャ班は30人近くと数では圧倒的に不利な状況での対抗試験。単身敵城に切り込んでいき、更なる格の違いを見せつけてくれます。魔法の能力が桁違いなのは既に何度も出てきていますが、物理的にも強すぎました。籠城している城ごと投げ飛ばすというハチャメチャぶり。アノスの強さを認めたサーシャは炎属性最上級魔法『獄炎殲滅砲（ジオ・グレイズ）』で対抗しますが、炎属性最低位魔法『火炎（グレガ）』で相殺されてしまいます。
サーシャの裏切り
ミーシャとサーシャのわだかまりも解け、仲良くダンジョン試験に臨む三人だったが、最深部に到達した際に、サーシャがミーシャを殺しかけました。その現場をみていたアノスだが、裏切りにはなにか裏があると既に悟っており、とても冷静な態度を取ります。ミーシャの傷も見た瞬間に治しており、サーシャには幻影を見せていたというのですから、サーシャは完全に掌で踊らされている状態ですね。最後には「配下の裏切りに俺は寛容だ」というのですから、戦闘においての能力だけではなく、器としてもやはり魔王という感じがしますね。
アノス・ヴォルディゴード痛快シーンまとめ
以上が、魔王アノス・ヴォルディゴードの痛快シーン集でした。
俺最強系の作品はスカッとする展開が多く、ストレスなく見ていけるのが良いですね。
ここでは紹介しきれませんが、まだまだ沢山見どころあるシーンが多く、
7月から放送予定のTVアニメが待ち遠しい作品となっております。
