2023年1月から放送される「魔王学院の不適合者 ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～ II」ですが、シリーズの中でも人気の高い「大精霊編」がアニメ化されます。第１期では原作の「魔王学院編」「魔剣大会編」「勇者学院編」が放送されました。今回の「大精霊編」はまさにその後のお話しになり第１期での伏線も回収されていきます。今回は帰ってきた「不適合者」がどんな活躍をするのかを考察していきたいと思います。「大精霊編」でも暴虐の魔王は健在です！
「大精霊編」とは！？
時は遡り二千年前、暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードが四界牆壁（ベノ・イエヴン）を発動する前の話しです。大精霊の森アハルトヘルンに居るすべての精霊の母、大精霊レノのもとに神々の父、天父神ノウスガリアが現れました。そしてこう告げたのです「新たな神の子を作ろうと思う。その器を産むのに君が選ばれたんだ。おめでとう、レノ。君の子供なら、きっと優れた神になるよ」と。ノウスガリアはレノに神の子の器を生ませようとしたのです。それは暴虐の魔王アノスを倒す神の子の器でした。
何故神はアノスを滅ぼそうとするのか？
神話の時代、破壊神アベルニユーは死と破壊の元凶となってしまい、アノスがそれを倒したと言われています。そしてアベルニユーは魔王城デルゾゲートになりました。万物はいずれ死に向かうのが理だったのが破壊神が倒された事により秩序が乱れてしまったのです。それがきっかけで不適合者のアノスを神は排除する為に二千年前から暗躍を始めたのでした。
キーワードは神の器
今回の「大精霊編」は神の器は誰なのか、神の器の人物は神の子となりどうなるのか、そしてアノスは神の子の人物とどう対峙していくのかが物語の中心になります。相手は神です、今回も様々な謀略が張り巡らされています。アノスは友や仲間達と共に立ち向かいますが仲間を守り勝つ事ができるのでしょうか。暴虐の魔王の規格外の力をまた見せてもらえそうです。
「大精霊編」を少し考察します
「魔王学院の不適合者 ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～ II」の公式ホームページを見る限りでは「大精霊編」の情報はアノスの前に新たなる「神の子」が現れるというキーワードだけです。新しく登場するキャラクターも紹介されていませんが第一弾ＰＶで新しいキャラクターが出ていますね。そして冒頭で触れた第１期の伏線を含めて考察していきます。
ＰＶの新キャラクター
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#魔王学院の不適合者
TVアニメ第2期
2023年1月放送！
♰━━━━━· · • •✦暴虐の魔王が魅せる新時代への軌跡
第四章《大精霊編》――▶https://t.co/FZX5FHtNQn#魔王学院#梅原裕一郎 #楠木ともり #夏吉ゆうこ pic.twitter.com/UYCujKBZ84
— TVアニメ「魔王学院の不適合者 ～史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う～」 (@maohgakuin) September 24, 2022
アノスと仲間達の力で魔族と人間の衝突は回避され平和な日常が戻ってきました。そしてアノスは魔王学院に戻ったのです。そしてアノスのクラスに新しい先生がやってきます。それがＰＶに出てきた新しいキャラクターです。その先生は「熾死王エールドメード・ディティジョン」、神話の時代アノスと一時同盟関係だった四邪王族の1人です。しかしその中身はエールドメードの器を乗っ取った「天父神ノウスガリア」でした。物語冒頭から神の登場です、その後どうなっていくのか放送が楽しみですね。
第１期の伏線、その１
第１期では暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴードの右腕と言われた「シン・レグリア」が「大精霊リニヨン」を倒す場面が出てきました。そしてレイ・グランズドリィがシンの転生した人物ではないかと思わせながら、レイもシンの生まれ変わりを演じていましたね。結局シン・レグリアがどうなったのかが描かれませんでしたが、第２期ではそれが明らかになります。シンがどうなったのか皆さん想像しながら放送をお待ちください。
第１期の伏線、その２
レイ・グランズドリィが「アヴォス・ディルヘヴィア」を演じ自身が打ち取られる事で人間の魔族への憎しみを絶とうとしていました。しかし第１期ではレイに不都合な事が起こっていましたね、魔剣大会では命を落とすところでした。そして自身の思惑とは違いましたが「アヴォス・ディルヘヴィア」は勇者カノンによって倒されたにもかかわらず魔族断罪の魔法としてジェルガが現れ、人間の憎しみは消えませんでした。何故レイの思惑通りにいかなかったのか、これらの事も第２期では明らかになります。
第１期の伏線、その３
第１期でミサがアノスをアノスファンユニオンの本部に連れて行った時です。ミサは会った事のない父の話しをして１０歳の時に贈られた魔剣の半分をアノスに見せています。このエピソードは第１期では特に必要なかったのに何故わざわざ入れたのか、この理由も第２期で明らかになります。アニメ放送を楽しみにしていてください。
改めて主要キャラクターをご紹介
基本的には第１期からの続きになりますので主要キャラクターは変わりません、第２期放送前におさらいの意味を込めてご紹介しておきたいと思います。
アノス・ヴォルディゴード
この物語の主人公で神をも倒す規格外の魔王です。第１期ではその規格外の力を存分に発揮して敵対する相手には圧倒的な力で薙ぎ倒していきました。「大精霊編」では更に謀略の数々がアノスの前に立ちはだかります。そして「神の子」とどう戦うのか、「天父神ノウスガリア」との決着はどうなるのか、圧倒的な暴虐の魔王を見る事ができるのが楽しみです。
ミーシャ・ネクロン
アイヴィス・ネクロンがサーシャが生まれた時に魔王の器を創り出す為に分離融合魔法リノジクセスで生みだしたのがミーシャでした。１５歳の時にサーシャと融合し消滅する運命でしたがアノスにより助けられました。魔王学院の入学試験の日にアノスと出会い初めての友達となります。それ以降アノスの事を好きとはっきり言うほど信頼しています。「創造建築アイビス」の魔法が得意で、氷系統の魔法や本質を見抜く「魔眼」なども得意としています。
サーシャ・ネクロン
アイヴィス・ネクロン直系の皇族で、破滅の魔眼を持っている事から「破滅の魔女」と呼ばれています。ミーシャにつらく当たり「魂を持たない魔法人形」と呼んでいました。しかしミーシャに辛く当たっていたのは自分と融合する際に拒否されるよう嫌われる為だったのです。アノスにミーシャが救われてからは本来の大好きという気持ちを伝える事ができました。ミーシャと共にアノスを魔王と慕い好意をよせる仲間です。「大精霊編」でもミーシャと共にアノスを助けます。
レイ・グランズドリィ
「錬魔の剣聖」と呼ばれる皇族の魔族ですが勇者カノンが転生した姿です。人間の魔族に対する憎しみを消す為、偽の魔王アヴォス・ディルヘヴィアとして人間に討たれようと計画していました。アノスの活躍によりレイの計画は阻止されましたが、憎しみの元凶ジェルガをアノスと共に倒しました。「大精霊編」ではアノス友人として神と戦います。そして第１期で急接近したミサ・イリオローグとどうなるのか注目してください。
ミサ・イリオローグ
魔族の父と精霊族の母を持つ半霊半魔の魔族です。アノスを復活した魔王と早くから信じており「アノスファンユニオン」を結成し活動しています。半霊半魔であるため精霊魔法「雨霊霧消（フスカ）」を使うことができます。第１期ではレイと連携してアノスの力となり活躍しました。「大精霊編」では非常に重要なキーパーソンになりますので、レイとの仲がどうなるかも含めて注目して下さい。
エレオノール・ビアンカ
勇者学院の３回生でしたがジェルガの根源から作られた「根源母胎（エレオノール）」という魔法そのものでした。根源を生み出す禁忌の魔法で戦う為にゼシカ達を生みだしていた事に心を痛めており、アノスによりアノス自身の魔法に書き換えられジェルガの宿命から解放されました。「大精霊編」では魔王学院に転入し、アノスのクラスメイトになります。神との戦いではアノスの力となり奮闘します。
ゼシア・ビアンカ
エレオノールに生み出された根源クローンの一人で、言葉を話せる特異な個体でエレオノールと一緒に魔王学院に転入します。剣の腕はアノスと戦った時と同じく秀でており神との戦いではエレオノール同様アノスの為に戦います。アノスにも懐いており、アノスの母親は孫が出来たと第１期では喜んでいました。
「大精霊編」のまとめです
「大精霊編」について少し考察をしてみましたがいかがだったでしょうか。公式ホームページでは「大精霊編」の情報が少ないのでネタバレにならないように少しご紹介してみました。「天父神ノウスガリア」が魔王学院に来た後の展開も見逃せないものになっていますので、是非アニメ放送を見てご確認ください。最後まで読んで頂きありがとうございました。
