今でも根強い人気を誇り、常に続編を希望する声が絶えないアニメのひとつに、「甲鉄城のカバネリ」があります。物語自体は完結していますが、まだまだキャラクターたちの活躍を熱望しているのです!そんな大人気アニメの「甲鉄城のカバネリ」より、今回は甲鉄城を詳しくご紹介していこうと思います。ストーリーやキャラクターたちに目がいくのは当たり前ですが、縁の下の力持ちとして活躍しているのが、甲鉄城なのです。
甲鉄城とは?
蒸気機関車
こちらが今回ご紹介する甲鉄城です。かっこいいですよね!この甲鉄城は、基本的に物資運搬の役目として使用され、カバネから逃げるための蒸気機関車なんです。見た目的にはめちゃくちゃ戦ってくれそうですよね。そして、ゴーという音と共に、舞台である日の本の全土に張り巡らされた鉄道網を駆け抜けます。甲鉄城により、「甲鉄城のカバネリ」におけるSF感が出てくるのではないでしょうか。
異様に発達
舞台である日ノ本は勿論日本のことです。地理や戦国時代末期までの時代背景はそのままですが、以降300年は大きく変更されています。大きな変更点は、幕府は鎖国をしていないということです。そのため、海外諸国の文化や技術を取り入れ異様なまでに発達しました。英国で開発されたマクラキー機関を動力源にした蒸気機関車が甲鉄城なのです。西洋でカバネが発生し、それが日ノ本に上陸したというのが流れです。鎖国していればカバネは来なかった、かもしれませんね。
唯一の移動手段
「甲鉄城のカバネリ」での舞台である甲鉄城の他に、あと2隻登場することになります。カバネに襲われ乗組員全員がカバネ化した扶桑城(ふそうじょう)、対カバネの精鋭部隊である狩方衆(かりかたしゅう)が拠点とする克城(こくじょう)です。このような蒸気機関車は全て幕府が所有者で、通称駿城(はやじろ)といいます。そしてカバネのいる世界で唯一駅間を移動できる手段であり、他の駅での生活物資を融通する手段なんです。
影響
甲鉄城を含め、鉄道要素は映画の「スノーピアサー」の影響を大きく受けています。実写化するとまさにこんな感じですよね。2014年にロサンゼルス映画祭でのオープニング作品に選ばれるなど、かなりの人気作品です!
甲鉄城のここがかっこいい
見た目
甲鉄城のかっこいいところは沢山あるわけですが、一番はまず外観です。重厚な作りに、威圧的な構造、そしてカバネを物ともしない最強感がたまりません!デザインはアメリカで数々のメカデザイナーとして活躍している、イラストレーターの形部一平(ぎょうぶ いっぺい)さんです。海外で活躍している方だからこそのデザインですね!大胆さがありますね。
駅
甲鉄城が停車する駅には、カバネ対策として城壁があり、そこに線路が通っているんです。城壁の中には大きな駅があり、そこで検問後ガソリン補充や物資の荷ほどきなどがされます。その駅周辺に集落があり、人々はカバネに恐怖しながらも生き続けているのです。どの駅も豪華で広く、イメージはロンドンの鉄道だそうです。細部にまでこだわりがあり、甲鉄城も映えるというものです。
内部
甲鉄城の内部はシンプルで冷たいイメージです。メカっぽさがさらに増して、運転席はさまざまなボタンや仕掛けでワクワクします(笑)まるで宇宙船にのっているかのような造りで、かっこいいの一言です。映画さながらの細かさで、こだわりが見えますよ。
甲鉄城の乗組員
菖蒲
本名は四方川菖蒲(よもかわ あやめ)、19歳です。駿城のひとつである顕金駅(あらがねえき)を納める四方川惣領です。顕金駅がカバネに襲われた際父がカバネ化した挙句甲鉄城に引かれ亡くし、必死の思いで甲鉄城で脱出した際から、甲鉄城のリーダーとして行動しています。気が優しくまだまだ人の意見に流されたりと、未熟な部分はありますが、誰よりも信頼できる人物です。好物は饅頭(笑)
侑那
國鉄衆に所属する駿城運転士の侑那(ゆきな)です。冷静沈着で寡黙、しかし真面目で仕事熱心の、かなり頼りになる姉御的存在です。筋肉美で本気で運転する際は(カバネに襲われるなどしている場合)、上着を華麗に脱ぎ甲鉄城を守り抜きました。かっこいい姉ちゃんです。
鈴木
英語交じりの話口調に、独特な存在感で目がいくのが、整備士の鈴木です。鈴木なんです(笑)一見ふざけたようなキャラですが、駿城やモノづくりに長けている知識人です。劇中には登場しませんが、かなり美人の奥さんがいるそうで、兄も同じく整備士です。次回予告のナレーションを何故か担当していて、実は役割りがかなりあるキャラなんです。
来栖
四方川家に使える武士の一人である、来栖(くるす)です。謹厳実直で、ザ・武士といったキャラです。当初な銃を使用しての戦闘スタイルでしたが、生駒と逞生(たくみ)により強化された刀を使用するスタイルに変更しています。元々刀剣には優れており、カバネ討伐に尽力している一人です。菖蒲命です(笑)
鰍
蒸気鍛冶として活躍しているのが、鰍(かじか)です。家事や子守りを積極的に行う家庭的な子です。当初は無名との距離がありましたが、今では良き理解者として打ち解けました。誰よりも甲鉄城に住む人々を大切に想い、優しい性格から皆の心のオアシス的存在です。
巣狩
こちらも蒸気鍛冶をしている巣狩(すかり)です。かなりの皮肉屋で、初めイライラしていた存在です(笑)しかし仕事熱心で、冷静に物事を判断する力に長けています。責任感も強く、こちらもかなり頼りになる存在です。因みに侑那ラブでアピールしていますが、軽くあしらわれています(笑)
生きる糧甲鉄城
いかがでしたでしょうか。【甲鉄城のカバネリ】アニオタが甲鉄城を詳しく解説!をご紹介しました。「甲鉄城のカバネリ」でタイトルにもなっている、まさにカバネ討伐には欠かせない存在の甲鉄城。内部や外観は勿論、それを使用するキャラ達全てがかっこよく見えちゃうんです。船のような、戦機のような、ロマンが詰まった蒸気機関車です!是非動画でチェックしてみてくださいね。