大人気アプリゲーム「Fate/Grand Order」。1300万ダウンロードを突破し、いまかなり勢いのあるスマホアプリとなっていますよね。実はこの「Fate/Grand Order」、このたび2019年、テレビアニメ化が決定されています！その名「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」。もこのニュースには原作アプリファンも、わくわくしているのではないでしょうか。今回こちらの記事では、物語の世界観を語る上で欠かすことのできない、「特異点」について紹介します！アニメが始まる前に予習しておきましょう！
特異点とはいったいなに？
「特異点」というのは、Fate/GrandOrderの用語です。本来存在しない過去のことを指していて、地球環境モデル『カルデアス』内に存在が確認されています。特異点は人類史の流れを大きく変えてしまう危険性をはらんでいる歴史介入であり、人類史が消え去っている原因とされています。たとえば過去が変わったとして、それがごく少人数の人間の未来が変わるようなものであれば、当然人類史に影響はないのですが、特異点となるとそうもいかないのです。
カルデアが潜入する
特異点は、歴史への影響度によりランク付けされています。カルデアはここにレイシフトを介してせんにぬし、歴史介入の原因をその時代から取り除くことにより、歴史修復を試みているのです。ちなみにだいたいの原因は、主に犯人が持ち込んだ聖杯です。
特異点が存在している、地球環境モデル「カルアデス」とは？
ここからは先述した、地球環境モデル「カルアデス」について説明します。これは「Fate/Grand Order』に登場する施設（もしくは組織）のことを指し、天体科の中心であるアニムスフィア家が管理する国連承認機関です。ここは人類の未来を語る資料館であり、地球環境モデル「カルデアス」を観測することにより、未来にも人類社会が存続しているということを世界に保障しています。保険機関のような役割を持つことになりますね。
どんな場所なのか？
300年以上にわたり、魔術的に隠されてきた標6000メートルの雪山の斜面に入り口があります。そしてそこから地下に向かい、広大な施設が広がっています。入館には審査が必要になり、塩基配列や霊器属性の確認、指紋認証や声帯認証、遺伝子認証から魔術回路の測定などまで行ったのち、登録名と一致した霊長類の一員と認められてからはじめて入館できるのです。
人類社会の存続を保障している
カルアデスは、現在から100年後に時代が設定されています。カルアデス表面にある文明の光を観測することにより、未来も人類社会が存続しているということを保障するという任務があるのです。
人類史の焼却
しかし2016年、何者かによる歴史介入により人類史が焼却されます。そこから本来は存在しないはずの過去の「特異点事象」を発見しはじめたのです。そして作戦「グランドオーダー」は始まります。特異点のある過去へ介入し、聖杯を破壊する事により、未来を修正するという目的でした。
カルデアはどうなっているのか？
人類史が焼失されたときの影響で、カルデアの外の世界は消滅してしまいました。そのときカルデアは、カルデアスの磁場の影響を受け、通常の時間軸から弾き出されていたのです。そのため人理焼却から逃れました。そのため現在の認識としては、カルデア自体が異世界（もしくは、特異点）のような存在となってしまっています。
どうやって暮らしているのか？
このような環境のなか、地球環境モデル「カルアデス」はどうやって生活しているのでしょうか。物資などにはかなり備蓄があるようで、維持についての心配はないようです。ちなみに必要なときはレイシフト先の特異点から回収も行なっているとのこと。しかしそうは言っても手に持てる範囲が限界であり、その他お菓子などにまわす余裕はないようです。
特異点の行く末とは？
この聖杯を取り除いて歴史修正を試みる一連の作業のことを「人理定礎」といいます。これが無事完了すると、特異点に該当する歴史はなかった事にされてしまうのです。そうすると特異点は人類史から離れて異世界となり、やがて自然消滅するという流れをとります。ちなみに一度人理定礎が完了した時点で、その特異点で歴史改変を試みようとしても人類史に影響を与えるということはいまのところありません。
大事件の場合はどうなる？
そうは言っても、例えば歴史が改変されるような大事件や大事変がおこってしまった場合にはその限りではありません。その場所を起点として、また特異点が発生してしまうこともありえます。実際に一度、歴史が狂ってしまったことがありました。
第2部での特異点は？
第2部の冒頭では、カルデアが襲撃され閉館したことでレイシフトする手段を失ってしまうところからスタートします。しかしそののちに新たな拠点である「ノウム・カルデア」にて「シオン・エルトナム・ソカリス」による代替手段を使ったレイシフトが実現します。そもそも地球が白鹿されている状態であっても特異点を観測することはできるようであり、まず白紙化された地球ではそもそも人類史が消えてしまっているため特異点があってもなくてもそう変わりはありません。しかし地球が復活した際に特異点が残っていては大きな問題になりかねません。そのためその間に発見された特異点への解決手段として使用されたのがはじまりでした。
しかし事件が発生する
しかし、事態はさらに大きなこととなります。異聞帯攻略と密接に関わった事件が発生してしまい、第2部の時系列の活動のなかでもレイシフトは、カルデア陣営にとって必要不可欠な手段としての価値が生まれてきたのでした。
ゲーム内に登場！特異点一覧 第1部
ここからは実際にゲーム内に登場した特異点について紹介します。ちなみに特異点のタイトルは全て「漢字2文字の単語を、3つ組み合わせた6文字の言葉」+地名の形で統一されています。それは期間限定イベントや、コラボの特異点に関しても同じです。まずは第1部『Fate/Grand Order -Observer on Timeless Temple-』について紹介します。
特異点F 炎上汚染都市 冬木
本作のチュートリアルステージ。ここをクリアして初めて、期間限定イベントに参加することができます。精鋭たちによって行われるはずだった聖杯戦争へ介入し、主人公たちは窮地を脱出してカルデアに帰還します。
第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン ：副題「救国の聖処女」
舞台は西暦1431年のフランス。 百年戦争の休止期間中にて、ジャンヌ・ダルクが火刑に処されてからそう日の立っていない時代でした。一瞬の平和が訪れているはずのフランスでしたが、憎しみのままに殺戮を行っていた「竜の魔女」ジャンヌ・ダルク・オルタが現れます。抑止力として召喚されたジャンヌ・ダルクとともに、カルデアは聖杯探求の旅に足を踏み出すのです。
第二特異点 永続狂気帝国 セプテム ：副題「薔薇の皇帝」
舞台は西暦60年の古代ローマ帝国。 平和なはずのローマでしたが、「連合帝国」と呼ばれる軍勢に侵攻されていた。 その敵は過去に反映を極めた、かつてのローマ皇帝でした。そしてここからついに、人類史焼却の黒幕があらわれます。
第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス ：副題「嵐の航海者」
舞台は1573年の大航海時代のオケアノス。 封鎖された海にて、航海者フランシス・ドレイクに出会いました。なんと彼女は、サーヴァントではないにも関わらず自らの手で聖杯を獲得していたのです。いったい、オケアノスを特異点にさせているのは何なのでしょうか。
第四特異点 死界魔霧都市 ロンドン ：副題「ロンディニウムの騎士」
時代は産業革命時代の霧煙るロンドン。 この地は人体を死へと蝕む魔霧に包まれていました。ここで、叛逆の騎士モードレッドが立ち上がります。黒幕が立ち上がるとき、すべての陰謀の正体が明かされるのです。
第五特異点北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム ：副題「鋼鉄の白衣」
時代は独立戦争時のアメリカ大陸。ここは人類の転換期として重要な時代ですが、なんとケルト軍と合衆国軍による「東西戦争」が行われていたのです。古代ケルトの戦士と雄機械兵士軍がぶつかりあいます。この時代を修正するため奮闘するのです。
第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット ：副題「輝けるアガートラム」
舞台は1273年。 第九次十字軍が終了し、エルサレム王国が消滅した直後の時期でした。しかしこの特異点では、エルサレムがあってはならないという歴史になっていたのです。この時点ですでに、エルサレムが会った場所には全く別の聖都が「獅子王」によって築かれていたのでした。聖地を奪還するため立ち上がる「山の民」と、領地ごと召喚されてしまい黙り込んでいる「エジプト領」。そして「円卓の騎士」が宮殿を守るため立ち上がります。ついに戦いは始まりました。
第七特異点 絶対魔獣戦線 バビロニア ：副題「天の鎖」
舞台は紀元前2655年古代メソポタミア。 神々の世から、人々の世へうつりゆく、神秘が残る時代でした。そして英雄王ギルガメッシュが不老不死の探求を終えて、完成された王として君臨する繁栄の時代です。しかし、最後の特異点となってしまったバビロニアは、三人の女神と数多の魔獣によって滅亡の危機にあったのです。ここで賢王ギルガメッシュはウルクを解体して、要塞都市として再建します。なんと追い詰められた主人公を助けたのは、すでに死んでしまったはずの「エルキドゥ」でした。さらに、伝説の魔術師「マーリン」も姿を現します。この戦いの中、天の鎖が選んだ洗濯とは一体。
終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン ：副題「極天の流星雨」
遂にソロモンの玉座へと続く道が開かれました。それは、ソロモンにカルデアの座標を把握されてしまったということでもあります。カルデアごと特異点に引き寄せられる中で、ロマンはとある作戦を立てます。カルデアを勝利に導くために、最後のグランドオーダーの幕が開くのです。
おまけ ローソンコラボ
特異店L 毎日便利小売ローソン 。これはコンビニエンスストア【ローソン】とのコラボ企画です。よくみてみると、特異点ではなく特異『店』。コンビニエンスストア・ローソンとのコラボ企画。ゲーム中イベントではなくリアルイベントとなります。
第1.5部：Epic of Remnant（エピック オブ レムナント）
時は西暦2017年。魔術王を名乗った者の計画は失敗に終わりました。カルデアのおかげで人理焼却は辛くも水際で食い止められて、世界の運命は再び息を吹き返したかに見えたのです。しかし何十人もの魔術師をマスター候補として送り込んだ魔術協会にとって、このことは決して軽いものではありませんでした。ここから確実に、カルデアの未来は暗く見えていくのです。そんななか、カルデアのスタッフは魔術協会などの対応におわれていました。そこでシバに、これまでの特異点と同じレベルの特異点が、近現代に観測されるのです。かつて未来を切り開いた1人のマスターは、20世紀末、近現代の「新宿区」などに現れた、4つの「亜種特異点」をしずめるため、またもやレイシフトへと身を投じます。
特異点に関するまとめ！
以上が、物語を語る上で欠かせないキーワードである「特異点」に関する紹介でした！人類史焼却の謎を巡って、さまざまなグランドオーダーによる戦いが繰り広げられていることがわかりましたね。現在はスマホゲームアプリでかなり人気を博している本作品ですが、これからアニメが放送されるとなると、さらに盛り上がりを見せるのではないでしょうか？今後の展開もとっても楽しみですね！
