第二王女メルティ初登場
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
初めてメルティが登場したシーンは、剣の勇者が倒したドラゴンが腐ってしまって、、、という被害を盾の勇者が解決した後。この時に初めてカースシールドを使用して、ラフタリアが呪詛を受けてしまったのでした。フィーロが野生のフィロリアルを狩ろうかどうか、盾の勇者に相談していた時、そこにメルティがいたのでした。喋るフィロリアルさんなんて夢見たい!っと満面の笑みでフィーロに語りかけます。この時、メルティは自分が王族であることを隠して盾の勇者たちと接触したのでした。身分の良さそうな服、フィロリアルの特性を知っていることから、盾の勇者はフィーロに遊んでおくように伝えます。行商の傍ら、金持ちとのコネは必要だったのでしょう。
メルティとフィーロは仲良し
友達になった2人
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
初登場のシーンから遊んだ2人はすぐに友達になります。フィーロは護衛とはぐれてしまったメルティを、メルロマルクまで一緒に連れて行くことをお願い。それを渋々了解する盾の勇者なのでした。とにかく2人は道中から大の仲良し。かけっこをしたり、宝物を見せ合ったり、裸になってフィーロの体毛の中で寝たり。フィーロにとっても初めての友達だったので、楽しかったのでしょう。いつも以上にはしゃぐフィーロと、貴族なのに図太く、野宿も全く厭わない不思議なメルティだったのでした。
遊んではいけない2人
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
街に着いた一行。メルティとは別行動で協会に行った後。現れたのは、いつもちょっかいを出してくる槍の勇者でした。最近仲間になった、フィーロのことを可愛い少女だと思っている槍の勇者は、ラフタリアの時と同様にちょっかいを出してきます。それに便乗した第一王女のマインが決闘として、また新たな戦いへと続く様相。と思いきや、そこに登場したのがメルティ。マインを威圧するメルティ。そうです、第二王女でありながら、メルティは王位継承権第一位なのです。フィーロが槍の勇者を蹴飛ばしたことで、決闘は流れたのですが、その後に会話するメルティ、正式名称メルティ=メルロマルクと盾の勇者。これまで、王族にひどい目に合わされ続けてきた盾の勇者は、メルティの言う事を全く信じずに、フィーロとも遊ぶ事を禁じてしまったのでした。
再び盾の勇者に同行
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
そんな中で再び盾の勇者とメルティが同行する時がやってきます。それは、盾の勇者に第二王女暗殺容疑がかけられた時。これは三勇教の陰謀でした。そして、メルティを亡き者にしようと言う、姉で第一王女のマインの陰謀でもあったのです。助けてやらからついてこい!との盾の勇者の一声で彼らに同行することになります。他勇者たちと遭遇した際は、ほかの勇者に引き渡されると暗殺されるとわかっていたメルティ。盾の勇者との同行は、初めて四聖勇者が協力して戦うことになる、三勇教の教皇たちとの戦いが終わるまで続くことになりました。道中で第二王女と呼ばれることに嫌気をさした、苦楽をともにする仲間なんだから!というメルティの言葉は、仲間外れにされるのが嫌な、可愛らしい言葉でした。
旅は終わりを告げる
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
三勇教との戦いが終わったのち、メルティは一緒に旅を続けることができなくなってしまいます。第二王女として、彼女にしかできない事を街でやらなければなりません。そんな中で、フィーロとは一旦お別れ。彼女はこの度でたくさんのことを学んだらしく、将来的には、人と亜人が差別なく暮らしていける国づくりを目指します。盾の勇者たちが出立するまで、2人で毎日寝ることにし田みたいですね。なんとも中のいい2人なのでした。
メルティが旅で学んだこと
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
メルティは、他国での惨劇を目の当たりにします。それは、亜人が奴隷として扱われ、非常に劣悪な環境下で暴力を振るわれたりしていること。盾の勇者のいう、このようなことはどこでも起きている。自分の国でも、亜人と人間の関係は良くないだろうという言葉にひどくショックを受けたのでしょう。彼女は、女王になった際には、亜人と人間が差別なく暮らせる国を作ろうと思うのでした。また、人間としても成長して行ったようで、最後には勇者に満面の笑みで守ってくれてありがとう!というのでした。そんな第二王女を見て、女王も安心したのか、今後この国を任せられるのはやはりメルティであると思ったようですね。
心優しいメルティ 最後に
出典: 盾の勇者の成り上がり ©アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者の製作委員
メルティ、女王が登場するまでこの国の王族(ビッチとクズ)は盾の勇者の扱いが非常にわかりやすい敵というような立ち位置だったのですが、この2人の登場により、盾の勇者と国との関係は徐々に良くなっていきます。女王の頼みで、国に残り、責務を全うすることになった勇者。今後、もしかしたらどこかでメルティが女王になるようなシーンが出てくるかもしれないですね!