中国発のオンライン対戦形式の麻雀ゲーム『雀魂』を原作としたアニメ作品『じゃんたま カン!!』が、今年の4月に放送されることになりました。前作の『じゃんたまPONG☆』以来の新作となりますが、前作は2年前なので、内容を忘れかけている、もしくは忘れてしまった、という人も多いのではないでしょうか。今回は、新作を観る前の準備として『じゃんたまPONG☆』の振り返りをしたいと思います!
はじめに:作品紹介
数多くの可愛らしいキャラクターと共に、オンラインで全国の様々なプレイヤーと対戦できる麻雀ゲーム『雀魂』のアニメが、再びやってきました。前作では麻雀と関係ない話も多かったですが、今回は雀士たちが配信業を始めたり、男同士で旅に出かけたり、何故か不良同士の抗争に巻き込まれたりと、前作以上にハチャメチャな展開が待っていそうです。一姫やかぐや姫などのメインキャラクターを始めとした、様々なキャラクターたちの活躍に、今回も注目です。
『じゃんたまPONG☆』について
『じゃんたまカン』と同様、『雀魂』を原作としており、主人公はゲームと同じく一姫です。一姫以外のメインキャラクターは、かぐや姫、ワン次郎、斎藤治、八木唯、明智秀樹の5人です。2022年4月から放送されていた作品で、現在では公式YouTubeチャンネルで全話を観ることが可能です。各話の時間が約1分と非常に短いですが、テンポの良いストーリーを楽しむことが出来ます。次からは、本作の内容を詳しく振り返っていきたいと思います。
最初は麻雀をしているけれど・・・
第1話では、一姫やかぐや姫たちが、仲間と楽しく麻雀に興じているシーンから始まります。麻雀をテーマにしたアニメなので当然と言えば当然なのですが、2話からいきなり麻雀要素が薄れてきます。冒頭からクイズ大会が始まり、味を当てるゲームなどを行います。一応最後は、目隠しをした状態で牌を並べて役を作るという競技も行っています。3話では隕石が90秒後に衝突するというニュースから始まり、一姫は自分が麻雀で勝てば願いが叶うことを信じて、他のメンバーたちと麻雀をします。麻雀にのめり込んで隕石のことをすっかり忘れており、気づいたら隕石が衝突・・・というギャグアニメ感満載のオチで幕を閉じます。
まさかの続きが・・・!
4話では、いつも通り楽しく麻雀をしている光景が流れます。1話と同じ雰囲気で話が進むのかと思いきや、最後で実は一姫の夢だったことが分かり、現実の世界は地球が滅びていました。つまり、3話のラストからの続きだったのです。ギャグアニメは1話完結型が多いので、こういう展開はかなり斬新だということが分かります。ちなみに5話以降は通常通りのギャグ展開となります。5話からは、一姫が就職したり、皆で雪山を探索したり、推理ドラマが始まったりと、麻雀要素が少ない話が続きます。
ついに麻雀要素ゼロ回が・・・!
6話に関しては、麻雀要素が少ないどころか全くありません。一姫が原付に乗って山に行き、川辺でソロキャンプを楽しんでいます。他のキャラクターも登場しないので、セリフも極端に少ないです。おそらく『ゆるキャン△』のパロディなのではないかと思います。綺麗な自然でキャンプを楽しむ一姫の姿はとてもレアなので、必見です。麻雀をしない話自体は他にもありますが「麻雀」という単語が出てきているので、麻雀要素ゼロとしてはカウントしていません。
『じゃんたまPONG☆』の振り返りまとめ
全話通じてハチャメチャでカオスな展開が多く、麻雀要素が少ないとそのカオス具合は更に凄まじいことになります。雀魂のイメージを持っていた人は、ゲームの世界観との違いに驚いたかも知れませんね。新作『じゃんたまカン!!』では、どのような展開が待っているのでしょうか。今から放送が待ち遠しいですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。