「よう実」の略称でお馴染みの日本のライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ』の第3期が、来年の1月に放送予定です。完全実力主義の名門校で、進路をかけて競い合い、時には協力する主人公たちの活躍が描かれます。第3期で注目したいのが、坂柳有栖というキャラクターです。第3期のキービジュアルで主人公の綾小路清隆と背中合わせで2人で写っていることから、新シリーズで活躍するのではないかと注目されています。今回は、第3期での注目キャラ、坂柳有栖について解説したいと思います!
物語のあらすじ
物語の舞台となるのは、高度育成高校という名門校です。進学率・就職率ともにほぼ100%と言われており、生徒には月10万円に相当するポイントが支払われ、放任主義の学校となっています。主人公の綾小路清隆は当学校のDクラスに配属されたのですが、Dクラスは問題児ばかりの生徒でした。入学から一か月後、生徒に毎月振り込まれるはずのポイントがDクラスの生徒にだけ振り込まれておらず、生徒たちの自堕落な生活が原因であることが明かされます。実は、成績優秀な生徒だけが好待遇を受けられる仕組みとなっていたのです。そんな超実力主義の学校での学園生活が、始まります。
坂柳有栖ってどんなキャラクター?
作中の舞台である「高度育成高等学校」の女子生徒であり、同じクラスである葛城康平とは派閥争いを繰り広げています。同校の理事長の娘でもあり、その影響力は非常に大きいと言えます。天才的な頭脳を持っており、坂柳自身も自分のことを天才だと語っていますが、実は先天性の疾患を抱えており、杖が無いとまともに歩けないほどです。そのため、運動は一切することが出来ません。綾小路清隆のことを、彼の過去を含めて詳しく知っている人物でもあります。アニメ版ではまだ出番が少ないので、第3期でどのような動きを見せるのか気になるキャラクターです。
人物像について
表面上は誰に対しても穏やかに接するので、お淑やかな人物に見えます。しかし実際は冷酷で無慈悲な性格をしており、自分にとって邪魔になる人間に対しては、容赦無く攻撃を加える一面があります。敵対している葛城に対しては、徹底的に妨害することでリーダの座から撤退させています。また、とある人物の過去を学校中に広めて精神的に追い込む等、かなり陰湿な性格でもあります。様々な場面で曲者の雰囲気を出しており、作者曰く「他の女性キャラクターとは一風変わった強キャラ感」を出すことを意識したそうです。
生い立ちについて
7歳の頃、理事長である父親に連れられて「ホワイトルーム」という教育機関を訪れています。実は主人公の綾小路清隆はホワイトルーム出身で、そのため坂柳は綾小路の過去を知っているのです。ホワイトルームで様々な課題をこなしチェスをする綾小路を見て、密かに影響を受けており、彼女自身もチェスを始めています。年齢不相応に大人びた性格で、非常に達観した考えを持っていました。
坂柳有栖の実力とは?
卓越した頭脳を活かした心理戦を得意とし、様々な策略を打ち出します。一方で、先天性の病気が原因で運動は禁じられており、体を使う試験には参加できず、ペナルティを受けざるを得ない状況になるなど、それなりにハンデを抱えています。とは言うものの、ハンデをものともしないレベルで知力が優れており、彼女のカリスマ性も相まって影響力が大きい為、強さのバランスが取れているキャラクターとも言えるでしょう。ちなみに、坂柳の実力に関しては綾小路も認めており、彼女にとっても満更では無いようです。
坂柳有栖についての解説まとめ
坂柳有栖は美少女であり、頭脳明晰であり、悪の部分もあったりと、様々な要素を兼ね備えたキャラクターです。敵キャラとしての言動もありますが、主人公の綾小路清隆のことを評価している部分もあるので、綾小路との関係性は気になる所ですね。第3期で進展がありそうなので、今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。