東京喰種:reでの主人公。CCG捜査官でありながら隻眼の半喰種。実力は高く、作中現在に至るまでは短期間で準特等捜査官に昇進するほどのもの。またビジュアルも良く女性から圧倒的な人気を誇る佐々木排世を今回、ご紹介させて頂きます!
佐々木排世のプロフィール
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
所属:真戸班所属クインクス班メンター、上等捜査官(75期)→准特等捜査官(59話~)
誕生日:4月2日
血液型:AB型
身長:170cm
体重:58kg
年齢:22歳→23歳
Rc値:2753
Rc Type:鱗赫
Quinque:ユキムラ1/3(甲赫―Rate B)
Honors:金木犀賞、白単翼賞
CV:花江夏樹
概要
石田スイ作『東京喰種』の続編『東京喰種:re』の主人公。
黒混じりの白髪が特徴的な、朗らかで冗談好きな青年。
Sレート相当の喰種を駆逐する力量を持つ者として「CCG」から「白単翼章」を受勲している。
前作の「とある人物」と容姿が似通っており、作中の人々や読者に既視感を与える。
クインクス班のメンター
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
初登場した時は三等捜査官で、有馬の指示により真戸暁に指導を受けた。 現在は上等捜査官となったアキラの真戸班に所属し、本作開始以前(『:re』第一巻末おまけ)より「クインクス(Qs)」の指導者(メンター)を務める。 クインクスは真戸班所属という扱いだが、問題児だらけの彼らを相手に手を焼く日々を送っている。
初期のクインクス班の状況
優秀ながら独断専行しがちな瓜江久生・残念な頭脳で仲間想いの不知吟士・戦闘能力の低い六月透・オタニートな米林才子の四人で構成されるクインクス班の統制は(主に瓜江のせいで)全くと言って良いほど取れず、鳴り物入りで編成された彼らの能力を生かしきれていない。
佐々木排世の人物像
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
「CCG」で目を覚ます二年前より以前の二十年間の記憶が無く、そんな自分に不安を抱いているが、有馬を「お父さん」、アキラを「お母さん」、クインクス班を「子どもたち」とする家族ごっこに救いを感じており、「記憶はなくてもコレはコレで幸せ」、「今の自分の生活に満足している」と顎を触りながら語っている。 瓜江以外には人柄から深く慕われており、班内の仲は基本的に良好。
周りの評価
下口上等らを含む一部の捜査官らには人間扱いされておらず、「まともな捜査官ではない」として見下されている。 またハイセ自身が喰種を生け捕りにしようとする考えの持ち主のため、「甘い」と断じられる。
有馬らの高評価
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
その一方で有馬や和修局長には目を掛けられ、実力を高く評価されている。 特に有馬は頻繁に気に掛け、アキラに伝言を頼んだり直接対面できるよう取り計らったりと、「親心」を以て彼に接する。 平子班の伊東倉元一等とは会議後数十秒で打ち解け、内心「くらもっさん」と呼ぶほどの仲。
佐々木排世の趣味
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
読書の際や捜査資料をまとめる時は丸眼鏡を掛ける。 料理の腕は絶品らしく、クインクス班内でも評判。 しかし作った食事を自分で食べることはなく、ただ眺めるだけ。 アキラの真戸パンチを喰らって悶絶。
意外と愉快?な性格
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
自身の本気を「佐々気(sasaki)」と称し、パンツのセンスは少し酷い。 有馬式机上戦闘訓練にはノリノリで応える。 上官であるアキラとは、「ところでおかあさん」「誰がお母さんだ」とコントをしたり、期待していると褒められた時は「ハグしても?」と聞いたりと特に親しい。
佐々木排世の正体
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
佐々木琲世一等捜査官は「半喰種」である。 要するに前作の主人公「金木研」の成れの果てであり、脳を損傷したため記憶を失ったカネキ本人。
他の捜査官や部下と一緒に食事をしないのはこのためで、むしろ人間の食事を摂ることができない。クインケを人体に内蔵する「赫包インプラント法」は、彼を確保したことで地行が着想を得たものであった。
危うい共存
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
チェス盤のような白黒の精神空間と共に現れる存在を背負っており、悪夢の中や赫子使用時に背後から囁き掛けてくる「彼」をハイセは「記憶を失う前の自分」として認識している。 手足を錠に繋がれた「彼」は奇妙な隻眼の面を被り、ハイセに「身体を貸せ」――「返せ」と要求する。
佐々木排世の戦い方
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
戦闘ではクインケと赫子を同時に扱い、卓越した技量はクインクスどころか並みの捜査官を凌駕する。 かつてのカネキと同様に親指で手の他の指を押し鳴らす仕草をすることもあり、暴走を厭わず戦う時には苛烈で凄惨な赫子の使い方も披露する。
応用力の高さ
オロチ戦においては赫子を手のように変化させてクインケを引き寄せ、月山を髣髴とさせる「剣」を生み出し、地中に赫子を這わせるなど、その応用力は格段に高い。
CCG内の佐々木排世の認識
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
「CCG」では彼の扱いに幾つかの決まり事があり、普段は「佐々木琲世」を「ヒト」として扱うこと、有事の際には「喰種」として処理することが挙げられている。 赫子の暴走が認められた場合、彼は「喰種」と見なされ、「CCG」の駆逐対象となる。極力「コクリア」収監者のようにRc抑制剤などで沈静化を図るが、やむを得ない時、捜査官達は彼を殺さなければならない。
思わず暴走してしまう
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
オロチ戦でハイセは仲間に駆逐されかねないリスクを承知の上、クインクスを助けるために赫子を解放したが、相手の素顔を見たことでカネキの記憶が刺激され、暴走してしまった。
周りの目
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
その結果オロチを撃退したもののトルソー・オロチ両名の確保に失敗し、不知・瓜江・六月の三人にはそれぞれ「畏敬」「嫉妬」「恐れ」を刻み付けた。彼自身も自分が嘉納教授の手で「赫包」を移植された「半喰種」であるという事実には深く傷付いており、瓜生に「喰種」呼ばわりされた後、自室で一人涙していた。
あんていくの人達
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
オロチには「どこまでいっても救われない」と言われ、ロマには「死んでカネキに戻って欲しい」とバッサリ言い切られ、喫茶店「:re」にて四方には静かに驚ろかれたり真正面からガン見されたりした。 そして、恐らくカネキの居場所を作ろうと彼を気にかけ続けていたであろう店主のトーカは、ハイセには直接反応を示すことはなかった。
佐々木排世の覚醒
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
月山家の討伐作戦中にカナエとの戦闘で片腕を失うなど絶体絶命のピンチに陥ったハイセ。そこに意識の中から語り掛けるカネキはハイセの身体を乗っ取ろうとするかのように「君の救いは眠りと幸せな夢だけ」と諭す。「いつの間にか、ほしがっていいって勘違いしてた」とハイセは眠り付いた様子。重症だったにも関わらず一瞬でカナエの腕を吹き飛ばし立ち上がるハイセ。髪は黒くなっていてその性格からもカネキに入れ替わった様子。
圧倒的力の黒カネキ
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
黒髪化したカネキはカナエどころか隻眼の梟であるエトの攻撃を全て避けてしまい圧倒的な力で倒してしまいます。この戦闘の印象としてはカネキが主人公だった東京喰種での白髪化したカネキをも遥かに上回る戦闘能力であると感じました隻眼の梟を倒してしまったカネキは、その後エトの赫包を喰い更なる力を得たようです。
記憶を取り戻し・・・
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ストーリーの中でも度々名前が登場していた『アオギリの樹』のボスである隻眼の王。『東京グール:re』での有馬と闇カネキの死闘によってカネキは再び髪の色素が抜け、白髪となります(通称白カネキ)。そして死闘の末、カネキは有馬を討ち取ります。
隻眼の王
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ファンの間では隻眼の王ではないかという説が囁かれていましたが、その後エトの口より有馬が隻眼の王であったことが判明します。しかし有馬は本当の隻眼の王を探すための王であり、有馬を倒したカネキこそが本当の隻眼の王だと告げられたカネキは隻眼の王となることを決意します。
黒山羊を結成
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
半年後、零番隊と隠れ屋に移住。あんていくのメンバーと再会し、月山を通じてアオギリの樹の生き残り・月山家・零番隊・コクリアの脱獄囚達・クロ・人間の協力者と共に黒山羊を結成を表明する。
まとめ
東京喰種:reの主人公であり恐らくは東京喰種の主人公のカネキでもあるハイセ。主人公であるにも関わらず謎は多く、それ故に魅力的に感じてしまいます。ハイセとカネキが同じ考えを持っている訳では無さそうで、現在はカネキに身体を返すような展開となっていますが、今後の展開によってはまたハイセの意志でも行動を起こしていくのか注視したいです。