ワールドトリガーの待望の第2期が2021年1月から放送されます。第1期は2014年から2016年にかけて放送されましたが、その中には完全アニメオリジナルのエピソードがあります。ワートリ第2期が始まる前にアニオリエピソードで登場したキャラクターたちを紹介していきたいと思います!
目次
アニオリエピソード『逃亡者編』について
玉狛第ニの三雲修、空閑遊真、雨取千佳の3人はオペレーターの宇佐美栞と共に三門市とは離れた四塚市での強化合宿を計画します。その合宿中に突如、トリオン兵を操る少年と彼と行動を共にする謎の美少女が現れます。彼らの正体は乱星国家エルガテスから逃亡してきた近界民だったのです。ゼノは千佳を人質にとり、船の修理が終わるまで潜伏しようとするのですが、そんなゼノたちを追ってエルガテスからやってきたギーヴとカロンによって、四塚市全体を巻き込む大きな事件に発展していきます。
エルガテスの天才エンジニア『ゼノ』/CV 阪口大助
乱星国家エルガテスより逃亡してきたエンジニア。トリオン兵を操ることにかけては天才的な技術を持つ少年ですが、その才能からか非常に偉そうで尊大な性格をしており、自分のことを様付けで呼ばせたりとワガママでリリスやトリオン兵以外には心を許していませんが、心を許した相手は身を挺して守ります。いわゆるツンデレですね。作中では最後の最後になるまで修たちのことを信用しておらず、デレるのは最後の最後でした。
逃亡者となった理由
エルガテスはトリオン兵の開発に力を入れている国家であり、ゼノはその中でも飛びきり優秀なエンジニアでした。そんなゼノは、全く新しいトリオン兵が開発されたという噂を確かめずにはいられなくなり、こっそりと研究施設に侵入しリリスと出会います。リリスが戦闘用のトリオン兵でいずれ記憶を消されて戦場に投入されることを良く思わなかったゼノはリリスを連れて脱走し追っ手に追われることになります。
心優しき謎の美少女『リリス』/CV 能登麻美子
ゼノとともに乱星国家エルガテスから逃亡してきた長身の美少女。とても心優しい性格ですが芯の強い性格で、尊大な態度をとるゼノを嗜めたり、修たちがピンチになったときには自ら矢面に立ったりするほど。エルガテス出身であることを含めても世間知らずで、夕日やショッピングモールでの買い物、おしゃれなどを経験したときにはとても喜んでおり、母国でもそのような経験はまったくなかったようです。実はリリスにはとても大きな秘密がありました。
戦闘用人型自律型トリオン兵
リリスの正体はDr.ラミアが開発した自我を持つ人型の自律型トリオン兵でした。しかも、戦闘用のトリオン兵でその戦闘能力は従来のトリオン兵を遥かに凌駕し、戦略兵器と呼んでいいほどの能力を持っています。そのために常日頃、一定以上のトリオンを供給する必要があり、有事の際にはゼノから直接トリオンを吸収することもあります。本来であれば、記憶を消されて戦場に投入される運命でしたが、ゼノによって連れ出されたことで人間らしい経験を多く体験します。
エルガテスからの刺客『ギーヴ』/CV 櫻井孝宏
エルガテスから逃亡したゼノとリリスを追ってきた刺客。冷静沈着な金髪の青年で自立型トリオン兵のカロンとともに行動しています。ゼノと同様に多種多様で大量のトリオン兵を操ることができ、そのトリオン兵はトリオンを供給し続けることによって再生することが出来るため非常に厄介なうえ、切り札として黒トリガーを所持しており、黒トリガーで生成されたトリオン兵は非常に高い戦闘能力を持っています。
哀しき自律型トリオン兵
ゼノに対して強い敵愾心を抱いていますが、それに関してゼノは全く心当たりがありませんでした。ゼノに対する敵愾心について、実はDr.ラミアによって植え付けられた偽りの記憶であり、ギーヴもまたリリスと同様の戦闘用人型自立トリオン兵でした。Dr.ラミアに心酔し恋心に近い感情を抱いていましたが、当の本人からは失敗作の烙印を押されており、使い捨てくらいにしか思われていませんでした。
邪悪なマスコットトリオン兵『カロン』 /CV 玉川砂記子
ギーヴと共にエルガテスからゼノたちを追ってやってきた自律型トリオン兵。冷静沈着なギーヴとは対照的に享楽的かつシニカル、一言で言えば邪悪な性格をしています。戦闘時にはギーヴのサポートに回り、ギーヴと同化することにより黒トリガーを操ることができます。その邪悪さは本編含めてもダントツであり、民間人をトリオン供給源として捕らえバイオベースみたいにしたり、大規模破壊で民間人もまとめて吹き飛ばすことも厭わないのですが、四塚市の人々全員を捕らえてトリオン供給源にするという芸当を一晩でやってくれるほどいろんな意味で超高性能なトリオン兵です。
ギーヴを裏から操っていた存在
実は人型のトリオン兵だったギーヴを煽り操っていた存在。ギーヴが自分のことをトリオン兵だと気付きかけたときには記憶を消去し、再調整を施します。最終的にリリスの回収が困難であると判断するとギーヴを操って暴走させた挙句、自爆シークエンスを起動してリリスや修たち、四塚市の人々をも巻き込もうとします。ギーヴが自爆を拒んだ際にはプロテクトを破り無理矢理自爆させようとしますが、最終的には遊真によって真っ二つにされた後、自我を取り戻したギーヴに取り込まれ、ギーヴと運命を共にします。
リリスとギーヴの開発者『Dr.ラミア』 /CV 玉川砂記子
リリスとラミアを開発したエルガテスにおいて最も優秀な科学者の女性。人間的な魅力に溢れた人物ではあるようで、ギーヴに心酔されリリスともある程度の信頼関係を築いていたようですが、その内面では彼らを実験の道具や兵器としてしか見ていませんでした。サイコパスとかマッドサイエンティストという言葉がしっくりくるような女性です。
【ワールドトリガー2nd】第1期アニオリ登場人物まとめ
第1期のアニメオリジナルエピソードに登場したキャラクターをまとめてみました。アニオリエピソードは正直言って設定的な矛盾がかなり出ているエピソードと言わざるをえないです。これは原作を読んでいる人なら多分自然と感じてしまうほどですが、ストーリー自体は非常に面白いです!