週刊ヤングジャンプにて現在も連載中の『東京喰種(東京グール)』についてのあらすじ、作品概要についてのまとめです。東京グールのストーリーのあらすじについてのネタバレを含むあらすじまとめです。
そもそも東京喰種とは?
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
石田スイによる日本の漫画作品。2011年9月から週刊ヤングジャンプにて連載中。第一部:東京喰種、第二部:東京喰種:reとなっている。2014年7月にはアニメ化もされている。物語の舞台は現代の東京。
映画化もされた人気作品
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近年では、窪田正孝や清水富美加などの豪快俳優陣によって映画化されたことも話題になりました。この映画の公開直前に、清水富美加の"幸福の化学出家騒動"があったため、公開自体が危うくなったことも……。のちに、清水富美加はこの作品の趣旨に賛同しておらず、この映画に出演することに苦痛を感じていたと告白しています。それでは、そんな数々の話題を呼んだ『東京喰種』について詳しく観ていきましょう。
知っておきたい重要語句
喰種
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タイトル東京グールにも含まれている語句。人間の姿をしているが、人間を食べる種族のことを指す。グールは基本的に水とコーヒー以外では、人肉しか食べることが出来ず、通常の食事は吐き出してしまうほどまずく感じられる。人肉を摂取することで、体内にある「赫包」という袋に「Rc細胞」をため込む。
赫子
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グール特有の武器。グールの体内にため込まれた「Rc細胞」が体外に放出されたもの。形や能力には個人差があるが、赫子または赫子を材料にした「クインケ」でしかダメージを与えることはできない。
CCG(喰種捜査官)
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グールの犯した犯罪を専門に捜査する捜査官。赫子から作られた「クインケ」という武器を持ちグールと戦闘も行う。それぞれ「クインケ」にも特徴があり捜査官によって扱う「クインケ」は異なる。
クインケ
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喰種に対抗するためにCCGが開発した武器。 赫包を加工した武器。普段はアタッシュケースに収納されている。形状や機能は素材となった赫包に従ったものになるため、強力な喰種の赫包は強力なクインケの素材となる。 一つの赫包が分割され、複数のクインケの材料にされることもある。
生態認証機能も持たされているため、本来ならば使用者として設定された人物にしか使えないが、喰種側にはこの認証を解除する技術を持った者もいる。
あんていく
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リーダー格の芳村を中心とした互助組織でもあり、回収した自殺者の遺体を加工し、求める喰種たちに配分している。 喫茶店としての「あんていく」は組織の窓口であると同時に、来客した人間から、喰種に必要な「(人間の)飲食物を美味しそうに食べる」仕草を学ぶ機会を提供する場として機能している。
あんていくの役割
喰種が狩りを行う喰場は争いの火種になりやすいが、20区ではあんていくが管理することにより喰場争いは抑制され、捕食自体も隠すことで喰種捜査局による警戒レベルをなるべく上げないようにしている。
第1期のあらすじ紹介
主人公「金木研」が事故に合う
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
平凡な大学生、金木研(カネキ)は平凡な大学生活を送っていた。しかしある夜、グールの捕食現場に遭遇してしまう。グールから逃げるカネキはその途中、鉄骨落下事故に巻き込まれてしまう。
喰種になった事で生活が変わる
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
事故後の手術によってカネキはグールの内臓を移植されてしまう。それ以降カネキは半グールとしての生活を送ることになる。それによって一般的な料理が食べれなくなる。しかし喰種の行動(人間を食べる)も受け入れられれず、苦悩の日々を送る事になる。
喰種のコミュニティ
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
半グールになってしまったカネキは、グールが経営する喫茶店「あんていく」で匿われることになる。「あんていく」はその地区のグールコミュニティの中心となる場所で、カネキはあんていくでの生活の中で様々なグールと出会う。
グールに対する見方
はじめは人間を食らうグールを化け物とみなしていたカネキですが、出会いを通してグールたちの意外な側面を知ることになります。人間とかかわろうとしたり、人間を食べられなかったり、人間同様悩みを抱えているグールの存在を知り、徐々にグールに対する見方が変わってきます。
残酷な現実
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そんな中、仲間のグールが捜査官に殺されてしまったことを知るカネキ。グールでありながら人間を殺さないよう生きてきた仲間が、捜査官によって容赦なく突然残酷に殺されてしまったのです。捜査官と戦うために立ち上がるあんていくの仲間とともに、カネキも動き出します。
半グールのカネキだからこそ
喰種捜査官との戦いのなかで、グールと人間それぞれの立場からの考え方の違いに気づくカネキ。仲間を殺された人間の怒りや悲しみは、グールにとっても同様のものなのです。自分だけが両者をつなぐことのできる存在であることに気づいたカネキは、世界を変えるために捜査官と戦うことを決意します。
美食家「月山」
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
20区の厄介者、美食家と呼ばれるグール月山がカネキに近づいてきます。月山は人間をいかにおいしく食べるかということにこだわりを持った少し変わったグールです。そんな月山は、半グールであるカネキはどんな味がするのかと興味を持ち接近してきたのです。
月山に誘拐されてしまうカネキ
カネキを食べようとあの手この手で誘い出す月山。とうとうカネキは月山に連れ去られ食べられてしまいそうに!そこにあんていくの仲間が助けにきますが、月山は強敵。助けにきたトーカやニシキはやられてしまいます。
カネキ&トーカVS月山
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苦戦するあんていくメンバーを前にカネキが考えた策は、仲間のトーカに自分の肉を食べさせること。カネキの肉を食べて力を回復したトーカは見事、月山に勝利します。
動き出す物語
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
組織化された喰種集団「アオギリの樹」の存在が明らかになります。「アオギリの樹」はCCGをつぶそうとしたり、かなり好戦的な集団です。そんな「アオギリの樹」が探しているグールが臓器移植元のグールリゼ。
連れ去れらるカネキ
「アオギリの樹」の指令は「リゼ本人または、リゼの匂いがする奴」の捕獲。つまりリゼの臓器を持つカネキが狙われてしまうのです。そして「アオギリの樹」のアジトに連れ去られてしまうカネキ。
守るための力
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「アオギリの樹」に捕獲され拷問を受けるカネキ。死んだほうがましだと思える状況の中で、自分の無力さを思い知ります。どうしても守りたいものを守るためには、絶対的な力や何かを切り捨てる覚悟も必要だと気づきます。
覚醒するカネキ
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ヤモリの執拗な拷問により、多大なストレスでメラニン色素がなくなり白髪(色彩が薄れた髪)になった金木研(カネキ)のことである。
度重なる死と同等の痛みと仲間の無残な殺され方を目の前で見せられ、自問自答の末、自己の中にあった『神代利世』を喰らい、喰種として自覚――覚醒に至った。覚醒後の特徴として、髪は白く、鋭い表情を見せるようになる。また、爪は赤黒く変色している。
覚醒後の赫子
半赫者に覚醒後は「ムカデ」の形状をした鱗赫の赫子を出せるようになる。羽赫の弾丸すらも容易に避けられる程の機動性を得たが、唯でさえ危うい精神状態が更に悪化し、敵味方の区別なく襲い掛かる危険性も持ち合わせる。
ヤモリとの激闘
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
覚醒直後、アオギリの樹の幹部であり、カネキを覚醒まで追い詰めたヤモリと戦闘。初めは赫者の再生力に押されるが、1~3本から4本に増えた赫子による手数の力押しと、格闘技の本を読んで会得した体術を黒髪時代よりも更にエグく生かし始め、逆にヤモリを圧倒。
強くなる方法
そしてヤモリの赫子の源である赫包を文字通りに喰らい、ヤモリから聞かされた「同族食いをした喰種は強くなる」という話が本当であると確信した末、「あなたの命の責任なんてとりたくない」と言い捨て、瀕死のヤモリを放置してその場を後にした。 ヤモリ、アヤトとの戦闘、ノロとの対峙の末に無事アオギリのアジトから脱出する。
仲間との別れ・・・
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
しかしカネキは「あんていくには戻らない」「やりたいことがある」とあんていくの面々に別れを告げ、20区を出る事を決断した。
まとめ
ざっくりとしたあらすじでしたがいかがだったでしょうか?怒涛の展開と激しいバトル、主人公カネキの葛藤など見どころ満載の作品、東京グールの魅力が伝わったことと思います。このあらすじはカネキに焦点をあてて、話のメインとなる部分をまとめたものです。あらすじには収まりきらないサイドストーリーも多くそこにもたくさんの面白さが詰まっています。