岐阜県多治見市に移住してきた主人公の女子高生が、陶芸に魅了されて仲間と共にのめり込んでいくストーリー「やくならマグカップも」。今年の10月には2期が放送されることで注目されています。今回は、この作品のメインである陶芸部に関連する、主要な登場人物たちを紹介していきたいと思います!
豊川 姫乃(とよかわ ひめの)
この作品の主人公です。姫乃は元々多治見市の住人ではありませんでした。リストラされた父親の刻四郎が亡くなった妻の実家を頼りにカフェを開業するため、妻の実家がある多治見市に移住することになったのです。それに伴い姫乃も移住して来ました。父親のリストラに加えて母親が他界している等、日常系のアニメにしては珍しくとても波乱万丈な人生を送っている主人公です。他界した母親は豊川姫菜(旧姓は土岐川)という名前で、実は有名な陶芸家でした。姫乃自身はそのことを最初は知りませんでしたが、陶芸部に入るにあたってその事実を知ります。その事をきっかけ陶芸の世界にのめり込んでいくことになるのです。
久々梨 三華(くくり みか)
姫乃のクラスメイトです。明るくてとても元気なムードメーカのような存在です。初日のクラス発表の時から姫乃に積極的に話かけ、その後姫乃に陶芸部に入らないかと誘います。三華の作る作品は、皿やカップといった陶芸で作られる一般的な陶器のような形にとらわれない独創的な物となっており、動物の形をした小物などを制作しています。自己紹介の時に中学生の時は美術部だったと語っていたので、独創性はその時の経験からきているのかも知れません。同じ部活の青木十子とは幼馴染です。部室ではしゃいだり騒いだりして十子に怒られてしまうこともありますが、それでもお互いのことをとても大切に思っています。
青木 十子(あおき とおこ)
姫乃や三華が所属する陶芸部の部長です。学年は姫乃たちよりも一つ上の高校二年生です。祖父は陶芸家で、その影響もあり腕前は陶芸部の中でも断トツです。後輩の久々梨三華は幼馴染でもあります。三華のことを「三華ちゃん」と下の名前で呼ぶ数少ない人物でもあります。性格は三華とは対照的に冷静で、ろくろを回して真剣に同芸に打ち込む描写も多いです。三華が部室で騒いだりはしゃいだりするのを見かねて思わず怒ってしまうこともありますが、三華のことをとても大切に思っています。また、入部したての姫乃に優しく丁寧にろくろの使い方を教えています。祖父のような陶芸家を目指して日々試行錯誤しています。
成瀬 直子(なるせ なおこ)
姫乃や三華と同じ高校の一年生で、姫乃たちとは別のクラスです。漫画やゲームが好きで、姫乃の家の向かいに住んでおり、直子の両親は家で理容室を経営しています。姫乃の父親が営んでいる喫茶店のコーヒーが好きで、常連客としてよく訪れています。陶芸部の部室にはよく入り浸っていますが、陶芸自体はあまり興味が無いようで、部員ではありません。個性的な発想をすることが度々あり、周りを驚かせています。
小泉 真美(こいずみ まみ)
姫乃たちが所属する陶芸部の顧問の先生です。姫乃、三華のクラスの担任でもあります。陶芸部の顧問ということもあって、ある程度は教えられる腕はあるようですが、そのような描写は今のところありません。これから放送される第二期で、陶芸の腕前を披露するシーンが見られるかも知れません。
登場人物のまとめ
いかかでしたでしょうか。「やくならマグカップも」の主要な登場人物たちをまとめてみました。ほのぼのとした日常系のイメージが強いアニメですが、姫乃たちが作品作りに試行錯誤する姿にはある種のスポ根のような、とてもアツい要素も感じます。姫乃たちが陶芸部の部員としてこれからどのような作品を作っていくのか、どのように成長していくのか、これから放送される第二期が今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました!