2014年からアニメ化した「ワールドトリガー」のアニメの続編が2021年1月から放送されます。「ワールドトリガー」は休載が多い作品でしたが、作者の身体が想像以上にボロボロだったこと、しかもそんな状況でも無理して書き続けていたら全身が動かくなりドクターストップがかかります。そこから長期休載がかかり、アニメも中途半端なところで終っていました。2ndシーズンはガロプラ襲撃編から始まるので、その詳細について紹介していきたいと思います!
アフトクラトルの属国ガロプラの襲撃
「ワールドトリガー2nd」ではガロプラの襲撃編から始まります。ガロプラはかつてこちらの世界を襲撃してきた国家アフトクラトルの属国です。アフロクラトルと比較すると小国ですが、国民には精鋭が揃っています。襲撃のメンバーは遠征隊長のガトリンを初めとする6人で構成されており、専用のトリガーとロドクルーンより提供されたトリオン兵たちを駆使して襲撃を行います。
ガロプラの襲撃目的は一体!?
ガロプラが玄界を襲撃する理由ですが、ガロプラ側には襲撃のメリットよりもデメリットの方が多い任務です。その理由は玄界の矛先がガロプラに向き、戦力が送り込まれる可能性が高くなるから。それでもガロプラが襲撃する理由はアフトクラトルからの足止め要請があったからです。アフトクラトルは次期「神」候補の選定が始まるため、そうなれば国家内の権力闘争が激化します。そのため今襲撃されると非常に困る立場にあるため、ガロプラに矛先を向ける意味も込めての要請です。ガロプラ側もそれが分かっているため、トリガー使いを狙うのではなく軍事施設への襲撃という、あくまで足を止めるための極めて政治的な襲撃です。
ガロプラの襲撃者!メンバー紹介!!
悲しき企業戦士!リーダー「ガトリン」
ガロプラ遠征部隊のリーダーを務める男性35歳。筋骨隆々の身体に似合わず、高い戦闘能力と判断力を持つ頼れる男。使用するトリガーは「処刑者(バシリッサ)」で、アフトクラトルの要請の意図を見抜くほど政治的な視点を持っており、上からの厄介な要請に対して叱られない程度にこなし、部下や国家に迷惑が掛からない程度の妥協点を探る悲しき中間管理職。完全に貧乏くじを引かされた立場ですが、実は妻と8歳になる子供もいるので今が頑張り時。
叩きあげの副リーダー「コスケロ」
ガロプラ遠征部隊の副リーダーの男性。28歳。使用トリガーは「黒壁(ニコキラ)」で、襲撃では基地外部でトリオン兵を指揮する役割を担います。兄貴分な性格で隊長にもきちんと意見できる常識的な人物。天涯孤独の身で軍に拾われて、努力で今の地位にのし上がった叩き上げという設定があります。
分身系女子「ウェン・ソー」
冷静沈着な女性隊員。使用トリガーは「藁の兵(セルヴィトラ)」で、襲撃では基地内部での時間稼ぎ及び敵の足止めを担当します。隊員の中ではエリート街道をひた走ってきた才女とのことらしい。分身や変装、煙幕による視覚的な攻めを得意とし、かく乱と攻撃の併せ技で那須隊と交戦します。
スポーツ刈りの若手ホープ「ラタリコフ」
スポーツ刈りの若手隊員。使用トリガーは「踊り手(デスピニス)」で、襲撃では基地内部でガトリンと共に遠征艇の破壊任務を担当します。ガトリンとの連携によってあと一歩のところまで攻めますが、残念ながら力及ばず。冷静で育ちのいい人物で、今後も登場機会があるとかないとか…。
天才エンジニア「ヨミ」
遠征部隊最年少の天才少年。襲撃では基地内部の襲撃のオペレートに加えてトリオン兵による基地外部の足止めを担当します。トリオン兵の操縦に独自の技術を使用しており、高度な遠隔操作を実現させた遠征部隊の最重要戦力。部隊では最年少ながら、完全同時並列思考のサイドエフェクトを所持しており、その才能はアフトクラトルからも声がかかるほど。
これからに期待の新人隊員「レギンデッツ」
部隊の中でも未熟さが目立つ青年隊員。使用トリガーは「剣竜(テュガテール)」で、襲撃では基地外部でトリオン兵を指揮する役割を担います。しかし、思いのほか成果を挙げられず、市街地を攻撃する振りをして陽動しようと試みますが相手にされず失敗。その後、アフトクラトルのヒュースと遭遇します。過去にアフトクラトルの侵略に遭ったことから敵愾心を抱いており、玄界のヘイトをアフトクラトルに向けさせようとしますが、ヒュースと陽太郎の演技によっていいように情報を与えてしまう結果となります。
ガロプラ編見どころピックアップ!!
ガトリン&ラタリコフVS攻撃手4人衆
ボーダーの基地に侵入したガトリンとラタリコフの目的は遠征艇の破壊でした。それを阻止するべく立ちはだかるのは攻撃手上位4人の太刀川慶、風間蒼也、小南桐絵、村上鋼。迅の予知では太刀川が真っ二つにされると予知されていましたが……。数の上では有利ですが、遠征艇を守るという状況を強いられた戦いでもあります。
ウェンVS那須隊
ガトリンとラタリコフを先行させるため、1人で足止めを行うウェンと対峙するのは那須隊の那須玲と熊谷友子の2人。トリオン兵に煙幕、分身、変装などを駆使するトリッキーな戦術で相手をかく乱しながら戦います。初見殺しのトリガーで2対1でも苦戦必至の戦いとなります。
コスケロ&レギンデッツとの基地外部での戦い
基地内部に侵入した3人に戦力を集中させないためトリオン兵を率いたコスケロとレギンデッツが基地外部での陽動を担当。それらの戦力を抑えるために多くのボーダー隊員が駆り出されます。それにオペレーターのヨミが操るトリオン兵も加えての戦いとなります。
レギンデッツとヒュースの遭遇
アフトクラトルの戦士ヒュースは先の戦いで味方から政治的な理由で見捨てられます。しかし、ヒュースとしてもこのまま手をこまねいているわけにもいかず、ガロプラ経由でアフトクラトルに帰還することを計画します。そこでヒュースはレギンデッツと遭遇し取引を持ち掛けます。
【ワールドトリガー2nd】ガロプラ襲撃編まとめ
「ワールドトリガー2nd」に登場するガロプラの遠征部隊および見どころを紹介しました。ここで登場したキャラクターは後に本編で出てくる可能性が十二分に示唆されているため今後に期待がかかるキャラクターたちです。この作品ではお互いに政治的な一面が戦いやストーリーに影響してくるのが面白いですね!「ワールドトリガー2nd」は2021年1月から放送が開始されます!