数多くの魅力的なキャラクターが登場する「Re:ゼロから始める異世界生活」ですが、その中でもマスコット枠として圧倒的な人気を有するキャラクターがパックですよね!実際にリゼロの世界でもスバルを始めとしてベアトリスなどがパックのその魅力的な見た目に魅せられており、まさに自他共に認める究極のモフモフ型精霊とも言えるでしょう。今回はそんなリゼロのマスコットキャラクターことパックについて解説していきたいと思います。そのキュートな見た目と裏腹に数多くの設定や謎がパックには隠されているのでぜひチェックしてみてくださいね。
パックって何?
リゼロの屈指のマスコットキャラクターであるパック。ここでは魅力的だけれど多くの謎に包まれているキャラクターであるパックについて基本的な情報を紹介していきたいと思います。
エミリアのお供!?
作中の冒頭から一貫して読み取れる設定は「パックはエミリアのお供である」ということぐらいでしょう。エルザとの戦いの際もエミリアの戦闘力として共に戦っていました。このことからパックはエミリアが従えている精霊か何かというように考えた方も多いかと思います。しかし物語が進行にするにつれ、エミリアとパックの関係はお供というより父親と娘のような関係であることがわかってきます。
実は名の知れた大聖霊!!
その可愛らしい見た目とは裏腹にパックの正体は、実は名の知れた大精霊であるということが物語が進むにつれて判明します。力関係としては、エミリアのそれをはるかに凌いでいて、このことからもパックはエミリアのただのお供でないことがわかりますね。
高い戦闘力!!
名の知れた大精霊ということもあり、パックはリゼロの中でもかなり高い戦闘力を有しているキャラクターに分類される様です。実際エミリアを殺された際には、魔女教大罪司教怠惰担当のペテルギウス・ロマネコンティをいともたやすく倒しており、その実力は強敵ぞろいの魔女教大罪司教以上のものである事がうかがえます。
エミリア命!!
リゼロでも屈指の実力を持つパックの性格ですが、基本的にはクセ者ぞろいのリゼロの世界の中で数少ない常識的な思考を持ったキャラクターである様です。スバルに対しても初期から打ち解けており、スバルからしてみれば数少ない頼れる仲間であると言えます。しかし一方で、異常なまでにエミリアに固執している一面もあり、エミリアが殺された際には世界を滅ぼしかねない行動をとる事がわかっています。
大聖霊としてのパック
それではパックのもう1つの顔である、大聖霊としてのパックの姿について紹介していきたいと思います。可愛らしい見た目のパックも非常に人気がありますが、大精霊という威厳ある姿に変身した後のパックももう1つの魅力ですよね、作中では大精霊での姿は極端に登場することが少ないので、ここで事前に予習をしてからパックの活躍を追ってみるのもいいかもしれません。
見た目が豹変する
まず、パックが大聖霊の姿に戻った際に現れる最もわかりやすい変化の1つが見た目でしょう。これまでのこじんまりとしてモフモフとしている可愛らしい子から一転して、数十メートル級の超巨大な猛獣へと変貌します。そのあまりの豹変ぶりに驚いたファンも多いのではないでしょうか?
終焉の獣
一度大精霊の力を取り戻してしまえば、パックは尋常ではないスピードで大気中のマナを取り込んでいき、一瞬にして周辺を氷の世界へと変えてしまいます。その圧倒的な絶望感からか、大精霊の姿は「終焉の獣」と言われています。
スバルも一度殺されている
なかなか終焉の姿に変貌したパックが活躍する事は無いのですか、アニメ化されてる中では一度だけ大精霊の姿に戻っています。そのシーンではベテルギウス・ロマネコンティだけでなく主人公のスバルも殺されており、多くのファンにトラウマを植え付ける結果となりました。
エミリアとの過去は?
異常なまでにエミリアに固執するパックですが、パックが「終焉の獣」と呼ばれる大精霊であるということも含めてなかなか謎の多いキャラクターです。2期ではロズワールとスバルの確執に隠れて活躍することがないパックですが、パックのエミリアとの過去についても早く掘り下げて欲しいですね。
契約の対価
当然パックも精霊なのでエミリアとは互いに対価があるのですが、パックはあまりエミリアに負担をかけることのない「エミリアの服装と髪型の決定権を得る」という条件にしているようです。本来、精霊は対価を目当てとして契約を結ぶことが多いはずですが、あまり自身に有利にならない対価を設定しているあたり、やはりパックとエミリアには何かしらの特別な秘密がある様です。
パックの噂
ここではさらに現在確定していないものの「もしかしたらこうなのではないか!?」とファンたちの間でささやかれている噂や都市伝説についてまとめていきたいと思います。
エミリアの父親!?
パックとエミリアの関係で最も多くささやかれている噂が「パック、エミリアの父親説」です。エミリアに対して「リア」と親しく呼んでいることや、エミリアの身の回りの心配もしている姿が父親と重なる事からも、この「パック、エミリアの父親説」は有力だと思われています。しかし、今のところ明確にエミリアの家族について触れられている描写がないので、なかなか断定できないのが実情です。
スバルという説も!?
初期の頃からささやかれていた「エミリアの父親説」も断定できない中で、新たに有力な説として浮上してきたのが「パック、スバル説」です。この「パック、スバル説」最近出てきた説にもかかわらず、かなり多くの矛盾点や、パックの最新描写にも一致しており、こちらもかなり有力な説となっています。
「話が違うぞ!エキドナ!!」
この「パック、スバル説」の根拠として挙げられるのが、パックの突然の口調の変化です。これまでは第一人称が「僕」であったり、スバルとは似てもにつかない口調のパックでしたが、自身が取り乱すほどの出来事があった際には第一人称が「僕」から「俺」に変化したり「話が違うぞ!エキドナ!」とスバルがエキドナに対して話しているときのような口調になっています。
パラレルのスバルが紛れ込んでしまった説
また聖域の試練で描かれていたように、何らかの形で数多くの未来が存在している「パラレルワールド」の世界が暗示されており、このことからスバルの死に戻りはいくつもの事故を生み出してしまう可能性が示唆されています。もしかしたら何らかの形で死んでしまったものの、エキドナの力によって人工精霊に変えられたスバルの姿がパックなのかもしれません。
ロズワールによって完成された姿!?
もしパックがスバルだとすると、パックの他の人間に対するスタンスがスバルと異なっていることに気づくと思います。スバルはロズワールの前で「すべての仲間を救いきる」と宣言するほど「仲間全員が生還すること」に固執していますが、パックは「エミリアの生還」のみに固執しています、このことからもスバルがパックになったと仮定すれば、何らかの理由で考え方を変えてしまったと考えるのが普通です。もしかしたら、パックは2期でロズワールが言っていた「僕は君を完成させる、何かを作るためには何かを切り捨てなくてはならない、その覚悟が君には足りない」という言葉に従ってしまったスバルの末路なのかもしれません。
2期で活躍しない理由もロズワール!?
このようにパックとロズワールには何らかの関係がある事は確かなようです。2期ではパックではなくロズワールがピックアップされており、パックの出番は全くと言っていいほどありません。ここら辺の出番の棲み分けも何らかの演出上の意図があるのかもしれませんね。
突如として姿を表さなくなる
2期で突然出なくなったという最大の謎も現在理由が判明していないのが現状です。なぜ突如としてパックが消えなくてはならなかったのか?そのことによってエミリアがスバルに依存することとなったことと何か関係があるのか?さらに謎が深まるばかりです。
人工聖霊
現在パックについてわかっている明確な設定といえば終焉の獣と呼ばれるほどの高位な大聖霊であることと、どうやら人工精霊であるという事だけです。人工精霊については聖域でも似たような存在が確認されており、エキドナとの関係が匂いますね。
なぜあそこまで強力なのか
しかし、いくら人工精霊と言えどパックの実力には目を見張るものがあります。普段は余裕綽綽のラインハルトですらパックの膨大なマナを前に、かなり険しい表情していました。このことからもパックがただの人工精霊でないことは確かでしょう。
エキドナとパック
これらの要素から推測してみるに、やはりパックはエキドナと何らかの関係があると考えるべきです。エキドナ側の人間であることが確定しているロズワールとの関係とエミリアと共にいる理由も含めて、これからも追ってみる必要があると思います。
あらゆる矛盾
パックに関してはまだまだ矛盾や謎が多く、ありとあらゆる説が飛び交っていることが特徴です。しばらくは解明することもないので、まだまだパックに対する説は増えそうですね。
とにかく、謎多きキャラ!!
とにかくパックは謎多きキャラクターです。何もかもがわからない!そんなキャラクターだからこそ惹きつけられてしまうのかもしれないですね!
これからに期待!!
いずれにせよパックに関してはまだまだ矛盾が多く、これからその謎が解けていくことと思います。まさにこれから追いかけてみるに最も面白いキャラクターであると良いでしょう!
まとめ
いかがでしたか?今回はキュートで可愛らしいけど謎多きキャラクターであるパックについて解説していきました。バックはその愛らしい見た目から非常に人気のあるキャラクターでもあるので、今後も追っていきたいですよね。別の情報についてもアニメミルの記事で調べてみるのもいいかもしれません。