2013年から『週刊少年ジャンプ』にて連載が始まったバトルアクション作品で、作者は葦原大介さんです。2019年からは『ジャンプスクエア』にて連載となっています。アニメ第一期(全73話)が2014年10月~2016年4月まで放送されており、2020年に第二期が放送予定となっています。ネイバー(近界民)から地球を守る組織「ボーダー」。そこに所属する主人公の三雲修はゲートの外から来たネイバーの空閑遊真と出会います。学校に襲来したネイバーと戦う三雲でしたが、力及ばず苦戦しているところに空閑が「トリガー」を使い助けに入ります。ボーダーの三雲とネイバーの空閑、本来敵対するはずの2人が力を合わせて戦うことになるのでした。ネイバーには通常兵器では効果がないため、ボーダーはトリガーという武器を使って戦います。今回はそのトリガーについて紹介していきたいと思います。
目次
対ネイバー用の特殊武器トリガー
ネイバーには通常兵器は効かず、トリオンエネルギーを使ったトリガーでの攻撃が有効となっています。トリガーは小さなチップのようなもので、使う人のトリオンをどういう形で表に出すかを決めています。トリガーホルダーには合計8種類のトリガーをセットでき、攻撃用や防御用などを切り替えながら戦います。利き手用のメイントリガーと反対の手用のサブトリガーに分けられ、両手で2種類同時に使うことも出来ます。ボーダー隊員は、戦う距離によってアタッカー(近距離)、ガンナー(中距離)、スナイパー(長距離)の3つのポジションに分類されます。自分のポジションによって使用するトリガーも変わってくるのです。
アタッカー用トリガー
アタッカー用のトリガーには、攻撃重視の「スコーピオン」、バランスタイプの「弧月」、防御重視の「レイガスト」があります。一番人気はバランス型の「弧月」です。攻撃力と耐久力のバランスが取れており、専用のオプショントリガーを使うことでトリオンを消費して瞬間的に攻撃を拡張することも出来ます。しかし、自由に出し入れ出来ないことや、重さもあり形や長さを変えられないことが欠点となっています。「スコーピオン」は重さがほとんどなく、出し入れが自由にできます。手以外からもブレードを出すことができ、木虎が足から出したりもしてましたね。スピード感のある戦いが得意となっていますが、耐久力が低いので守りには向いていません。「レイガスト」は防御重視のトリガーでオサムが使っていましたね。オサムはスラスターというオプションを使うことでレイガストを加速させ風間を追い詰めました。
ガンナー用トリガー
ガンナーは銃型トリガーを使う「アサルトライフル型」、「ハンドガン型」と銃型トリガーを使わずに弾丸を飛ばす「シューター」の3つに分類されます。銃弾トリガーは、通常弾の「アステロイド」、炸裂弾の「メテオラ」変化弾の「バイパー」、追尾弾の「ハウンド」の4種類あり、銃型トリガーには、ハンドガン型、アサルトライフル型、ショットガン型、ガトリング型、グレネード型の5種類あります。銃を使うタイプは銃型トリガーに銃弾トリガーを装填して撃ちます。予め設定した2種類の弾しか撃てませんが、シンプルで扱いやすく、弾丸の射程を20%程度伸ばす補助機能も付いているので安定して戦えます。それに対して、シューダーは銃弾トリガーをそのまま飛ばして戦います。安定性には掛けますが、弾丸の性能を細かくいじれるのが特徴です。メインとサブのトリガーを合成した合成弾を使って戦えるため、センスが問われるが、使いこなせば強力な武器となります。
スナイパー用トリガー
ガンナー用のトリガーは銃と弾に分かれていましたが、スナイパー用のトリガーは銃単体で機能します。射程距離重視の「イーグレット」、威力重視の「アイビス」、弾速重視の「ライトニング」の3種類です。弾用のトリガーはないため全て通常弾となりますが、レッド・バレットなどのオプションを付けることは可能です。千佳は合同訓練で「アイビス」を使って壁に大きな穴を空けてみんなを驚かせました。威力重視と紹介していた「アイビス」ですが、そこまでは想定していなかったようですね(笑)
トリガーには攻撃用以外にも様々な種類が存在する
主に攻撃に使うトリガーですが、「スラスター」や「旋空」のようにメイントリガーの効果を上げる為のオプショントリガーや、レーダーを無効化する「バッグワーム」、透明化する「カメレオン」など補助機能を持つトリガーも多く存在します。トリガーの種類は多いですが、ホルダーにセットできるのは8種類まで。使用者のセンスが問われるところですね。ランク上位を目指している隊員は、日頃の訓練でどの組み合わせが良いのかを常に研究しているのでしょう。
トリガーは元々ネイバーのもの?!
木虎は初めてオサム、遊真に会った際に、「トリガーはボーダーのものだから、使うにはボーダーの許可が必要」と言います。ネイバーの遊真からしたら何言ってんだ?って感じですよね(笑)しかし、A級の木虎ですら知らなかったのですから、ボーダー内にはそういう風に思っている隊員の方が多いのではないでしょうか。烏丸はトリガーのことを「ネイバー文明の根幹を支えるテクノロジー」と言っています。知っている人は知っているということですね。
玉狛のトリガーは本部未承認のオリジナルトリガー
ボーダー本部から供給されるトリガーは、大人数での運用を想定し、継戦能力を重視して規格化されています。それに対して玉狛のトリガーは、使用者の特性に合わせた一点ものとなっています。林藤支部長が個人的にネイバーフッドから持ち帰ったトリガーを解析し、玉狛が独自の技術で作った本部未承認のオリジナルトリガーです。「ネイバーの中にも良いやつはいるから仲良くしよう」主義の玉狛だからこそ出来ることなのでしょう。玉狛第一の小南、レイジ、烏丸は3人ともオリジナルトリガーを使っているため、ランク戦には参加していません。
ボーダーが使うトリガーってどんな武器なの?まとめ
いかがだったでしょうか?
一概にトリガーと言ってもかなりの種類があり、名前を覚えるだけでも一苦労ですね。ボーダーの強さは、単純な戦闘能力もありますが、トリガーの使い方もかなり影響しそうですね。