DMMより好評配信中のゲーム「文豪とアルケミスト」。文豪転生シュミレーションゲームであり、女性を中心に多くのユーザーに支持されています。素敵なキャラクターデザインに綺麗なグラフィック、そして美しい音楽、さらにところどころに散りばめられた文学要素ということで、魅力満載のコンテンツです。先日アニメ化も発表されたばかりで勢いのある「文アル」！こちらの記事では具体的な魅力を紹介します。
目次
「文アル」魅力その1☆世界観に引き込まれる
「文アル」の舞台は、「別の歴史を歩んだ日本」。突如、ありとあらゆる文学書が、何者かによって黒く染められてしまいます。犯人は「侵食者」という存在。このままでは、文学が人々の記憶から消えてしまう。そこでプレイヤーの分身である「司書」は錬金術を使い、かつて「文豪」と呼ばれ、文壇で活躍した人物たちを「転生」させ、侵食者と戦うことになります。
大正浪漫×スチームパンク！
「文アル」の世界観は「大正浪漫」と「スチームパンク」が組み合わされています。司書は錬金術を使うことができる「アルケミスト」という存在。古き良き図書館の中で、さまざまな文豪たちを転生させ、共に戦います。彼らが手に持つ本が武器に変わるのですが、それぞれ生前に執筆していた文学ジャンルにより、持つ武器も変わってきます。（純文学は刃、童話や詩は銃など）
「文アル」魅力その2☆キャラクターデザインが素敵
「文アル」のキャラクターデザインはとてもクオリティが高く、衣装や装飾品などもかなりこだわっています。かっこいいキャラクター、かわいいキャラクターなど、登場する「文豪」は全部で60人ほど！全員、個性が強すぎると言っていいほど強いため、きっとあなたの「推し文豪」が見つかること間違いありません。
装飾品に注目！
例えばこちらは「中島敦」のキャラデザ。中島敦といえば、虎が登場する「山月記」が有名です。そのため「文アル」の中島敦は、虎の毛皮（マフラー？）を首元に巻いています。ちなみに普段は穏やかな彼ですが、戦闘に行くと人格が変わり、口調も荒々しくなるのです。
「文アル」魅力その3☆文学要素が楽しい
「文アル」にはところどころに文学要素が散りばめられています。ステージの名前が「走れメロス」「注文の多い料理店」など、全て文学作品の名前です。そのほか司書室の内装やイベントステージなどなど、かなりマニアックなところにも文学要素が！探してみるのも楽しいです。
イベントステージの名前が文学作品
侵食された文学書を「浄化」するのが目的。通常のステージはもちろんのこと、期間限定のイベントステージでは、１つの作品を集中的に浄化します。その作品や文豪にまつわるエピソードを知ることができます。
「文アル」魅力その4☆文豪たちの関係性を知る事がができる
「文アル」は女性向けゲームですが、恋愛要素は全くありません。司書と文豪が関わる要素もあるのですが、メインは文豪たちの関係性を見守ることにあります。図書館に集う文豪たちは、さまざまな人物と再会を果たします。昔からの旧友や尊敬する師に再び出会うこともあれば、犬猿の仲の相手や揉めてそれっきりの相手と鉢合わせてしまうことも珍しくないのです。
友達との再会
同じ「無頼派」で活躍した昭和初期の文豪である、太宰治と織田作之助の会話。こちらは2人で会派を組み、特定の条件を満たすと発生する、「回想」というイベントです。
まさかの冷戦
芥川龍之介と島崎藤村は、ゲーム内ではとことん不仲に描かれています。史実において芥川は、藤村の書いた自伝小説「新生」を読み「偽善者」と評しました。文豪同士では、ときどきこういった冷戦も起こります。
「文アル」魅力その5☆内装で遊ぶことができる
「文アル」では、司書室の模様替えを行うことができるのも楽しいポイント。ゲーム内の「内装」から、ゲーム内の通貨にて家具や壁紙を購入し、好きなようにカスタマイズすることができます。畳やふすまでとことん和風をつらぬくも良し、ロココ調の部屋でエレガントにまとめるも良し。季節ごとの限定内装も多数用意されているので、要チェックです！
方向性が謎のものも
「文アル」の内装は、方向性がおかしい（？）と言われているものも多数あります。「机」というカテゴリーの中に、ハンモックが入っていたり、ひのき風呂やプールが入っていたりと、自由な感じです。自由な司書室をつらぬこうと、壁紙や家具など、ひとつのシリーズを揃えると、司書室が宇宙船になったり、温泉になったり、クリスマスマーケットになったり、ツッコミどころが満載です。
「文アル」魅力その6☆声優さんが豪華
「文アル」に登場する声優さんは総勢６０人ほど。しかも全員、女性に人気な声優さんです。「文アル」は声優さん選びにもかなりこだわっていることで知られていて、声優さん同士の関係性まで考慮して担当するキャラクターを選んでいます。例えば声優界でもかなり仲の良いことで知られている杉田智和さんと中村悠一さんは、同じ「無頼派」の坂口安吾役と太宰治役をつとめています。太宰と安吾といえば生前から親しかったことで知られており、安吾は太宰の自殺後、太宰の死に言及した「不良少年とキリスト」という文章を発表しました。
朗読CDも好評発売中
「文アル」からは朗読CDも発売されています。文豪達が自分の作品を朗読するという内容なのですが、かなり力が入っていることでも知られています。斉藤壮馬さん演じる江戸川乱歩が朗読する「人間椅子」や、代永翼さん演じる宮沢賢治が朗読する「春と修羅」などなど、ここでしか聞けない豪華なCDとなっています。声優さんがステージで朗読を行う朗読会も何度か開催されていて、ゲーム好きな方、声優さんが好きな方、そして文学作品が好きな方に支持されています。
「文アル」魅力その７☆音楽がきれい
「文アル」に使用されている音楽はとてもきれいなことでも知られています。音楽担当は坂本英城さんで、オープニング楽曲からさまざまなサウンドまで、とてもきれいに作られています。サントラCDはもちろんのこと、クラシックコンサートなども人気です。音楽にも注目しておきたいところです。
「文アル」魅力その８☆食事の描写に力を入れている
「文アル」には「食堂」というシステムがあります。文豪たちが戦うためには、「補修室」にて体力の回復と、「食堂」にて空腹を満たさなくてはいけません。食堂にはカツ丼や天ぷらそば、カレーライスなどのご飯系はもちろんのこと、カステラなどのデザート系もあり、曜日と時間帯ですべてメニュー違います。この食事の描写にかなり力が入っていて、かなりおいしそうに描かれているため、「飯テロゲーム」とも言われているほどです。そして食堂のメニューは文豪の好物が多く採用されていて、特定のメンバーで食事を行うと、特別な回想を見ることもできます。北原白秋の好物だったカステラ、宮沢賢治の好きだった天ぷらそば（とサイダー）、坂口安吾の好物だった「あんこう鍋（安吾鍋）」は冬限定メニューです。
ごはん帖も人気！
「文アル」はごはんにかなり気合を入れているのですが、なんとご飯がテーマの本まで発売されているほどです。食堂のメニューの詳しい解説や、再現レシピに文豪のエピソード、さらに文豪のグルメ聖地めぐりなど、充実の内容です。
「文アル」魅力まとめ！
以上が「文豪とアルケミスト」の魅力まとめでした！徹底的に作り込まれた世界観と魅力的な文豪（キャラクター）、そして豪華な声優さん、さらにゲームに入ってくる文学要素も楽しく、勉強になりますよね。アニメが始まったらますます人気が出てくること間違いありません。アニメではいったいどのように描写されるのか、気になるところです。「文アル」のゲームが気になる！という人はぜひダウンロードしておきましょう。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
