今でも大人気のアニメ、「甲鉄城のカバネリ」。アニメオリジナルストーリーで、「甲鉄城のカバネリ」でしか使用しない用語は沢山あります。ここでは、そんな特殊用語をご紹介していきますので、是非活用してくださいね。いまさら聞けないあの言葉、見逃していたあの言葉もあるので参考にしてください!
甲鉄城のカバネリ用語 カバネ編
カバネ
全世界で1つの噂が巷間に広がっていました。その噂とは、死者が蘇り凶暴化し人々を食らうという迷信的なものです。しかし、東欧の小国が一夜にして不死者に襲われ壊滅したことから、人々は事実であったと知ることとなりました。瞬く間に増殖し、大災害として欧州に広がっていきました。そして、今回の舞台である日ノ本に上陸し、全国へ広がっていくのです。鋼鉄で覆われた心臓を破壊しない限り滅びず、人間の生き血をすすり、噛まれた者は3日以内に感染し屍と化します。戦う敵はこの、カバネです。
ワザトリ
アニメでは第4話から登場した、カバネの中でも数多くの戦闘をこなし、戦闘に長けた特殊なカバネです。1体で普通のカバネの10人分はありそうな戦闘能力を持っています。5話に登場したデカいワザトリは、あの無名(むめい)を戦闘不能にまでしました。このワザトリが数体登場するとかなり厄介なんです。
黒煙
こちらはワザトリのさらに上をいく戦闘能力のカバネ、融合群体(ゆうごうぐんたい)またの名を、黒煙(くろけむり)と言います。無数のカバネの集合体で、1つの巨大なカバネとなって襲ってきます。砲撃などの攻撃を加えると、その部分にいたカバネがバラまかれさらに個々でも襲ってくるのです。中央部分に青白く光る心臓部のカバネを退治すると戦闘不能になります。「おぉぉぉ~」と唸りながら来るので精神的にもやられます(笑)
鵺
鵺(ぬえ)とは、カバネリが心臓となり人工的に作られた融合群体です。狩方衆が研究して開発した、青白い光る液体を体内に注射することで覚醒し、カバネを集め鵺となります。ストーリーに登場した鵺は、狩方衆として戦ってきた少女たちで、美馬に利用されて鵺となっています。少し意識があるようで、美馬の命令を聞くこともあります。それぞれ形が異なり、無名の場合は翼の生えた馬になっていました。
黒血漿と白血漿
狩方衆の総長である天鳥美馬と、科学者が開発した青白い液体のことをいいます。黒血漿(くろけっしょう)は、カバネリに注射すると鵺となりそれが解けたとして、本人に意識はなくカバネのように襲ってきます。カバネ化の促進剤と言えるでしょう。そして、白血漿(しろけっしょう)は、融合群体の心臓被膜を溶かすことが出来ます。黒血漿の逆と考えるといいでしょう。この白血漿のお陰で、生駒は助かりました。どちらにしても、非人道的で兵器よりも怖いものです。
甲鉄城のカバネリ用語 武器編
自決袋
武器とは少し異なりますが、民衆全員に幕府から配られている、自決袋という手のひらサイズの袋です。中には火薬が入っており、もしカバネに噛まれ感染している可能性がある時に、自決用に配布されたものです。カバネに噛まれた者は、混乱して逃げたり、殺されたりします。しかし、ある者は周りに迷惑をかけたくないよう自決しようとしますが、それも上手くいかず結局カバネになってしまうこともあるのです。そうならない為に配られていますが、本当は噛まれたら早く自決しろということなのかもしれませんね。苦渋の選択ですし、やはり使用するのは避けたいですね。
ツラヌキ筒
こちらは、生駒と親友の逞生(たくみ)が開発した、ツラヌキ筒(つらぬきづつ)です。カバネの心臓に至近距離で(心臓に当てながら)撃つと、カバネを倒すことができます。開発期間は長く、生駒の妹が亡くなってからなので、約5年がかりで製造しました。完成したのが、なんと生駒が住んでいる顕金駅(あらがねえき)に、カバネが大量に襲ってきた日なんです。ギリギリセーフなんです、本当に。かなりの威力で、撃った瞬間はカバネが吹っ飛ぶくらいなんですよ。それまで後述する蒸気銃で対抗していましたが、正直心臓被膜は破れません。この開発成功は人類にとって、カバネへの大きな反撃の一手なのです。
蒸気銃①
こちらは蒸気銃(じょうきじゅう)と言い、一般的にカバネ対策として使用している武器です。実は威力はそこまでなく、足止め程度と考えた方がいいでしょう。カバネの心臓が破れると青白い光を放ち倒れます。その光景があまり見られなかったので、逃げる際に使用する時間稼ぎ程度と考えられます。
蒸気銃②
こちらは無名専用の蒸気銃です。見た目もかなり異なりますが、威力は実はそれほどないのです。無名の戦闘能力があってこその使用感で、両方を同時に発砲して破壊したり、破壊できずにただ倒れる場合もあります。しかし、生駒たちに出会い、強化されたことで1発で仕留めることに成功しています。生駒と逞生の技術は凄いですね!因みに金属皮膜に覆われた小刀も内蔵されています。
カバネソード
ネーミングはどうあれ(笑)、金属皮膜で覆われた新しいタイプの刀です。これの登場により、刀でも心臓を貫くことができました。しかし、全員が心臓を貫くことは困難で、かなりの実力と技術が必要です。来栖(くるす)レベルまでの刀裁きで、やっと戦闘に出れます。このカバネソードの登場で、来栖は蒸気銃を辞めカバネソードで戦うスタイルに変更しました。やはり刀での戦闘はかっこいいです!
蒸気弓
こちらも動力は蒸気を使用しており、威力も蒸気銃と一緒と考えていいでしょう。顕金駅の惣領である四方川菖蒲(よもかわ あやめ)が使用していました。弓もかっこいいですよね!美しさがさらに映えます。威力は蒸気銃と一緒なので、カバネの足止めくらいにしかなりません。1回1回狙いを定めて発射するので、そこまで数を打つことはできませんが、菖蒲の実力となるとかなり戦力にはなりますよ。
砲台
こちらは対カバネの先鋭部隊である狩方衆(かりかたしゅう)の、駿城にある砲台です。甲鉄城は物資運搬が主な仕事の為当初は搭載されていませんでした。こちらの砲台も遠距離からカバネを攻撃できますが、カバネに当たったのは数弾で、威力はさほどありません。しかし、かなり足止めができるので逃げる際には打ってつけです。撃たれるのは焼夷弾なので、カバネに当たっても心臓被膜を貫くのは困難でしょう。
甲鉄城のカバネリ用語 駿城編
駿城
日ノ本を治める幕府は、各地に「駅」と呼ばれる砦を築きました。その駅周辺に城壁と集落を築き人類は閉じこもるしか術はありませんでした。そして、蒸気機関の技術を積極的に取り入れていた日ノ本が開発したのが装甲機関車、通称駿城(はやじろ)です。駿城は幕府によって運営されており、その土地の生産物の融通や、物資の運搬などでも利用されています。カバネがいる世界で唯一外の世界を行き来できるものなんです。また、親鍵(マスターキー)が必要で、それが無ければ起動は勿論、連結器の制御もできません。
甲鉄城
今回の舞台ともなる甲鉄城も、駿城のひとつです。甲鉄城は外観的にはかなり強そうなんですが、実は戦闘用ではなく物資運搬ようなんです。なので、当初は砲弾などは装備されておらず、カバネを倒す車両ではなくカバネから逃げる車両でした。八代駅にて、四八式鎮守砲が追加搭載されることになります。親鍵は四方川菖蒲(よもかわ あやめ)が持っています。
扶桑城
こちらは第1話でカバネの襲撃を受け、乗組員全員がカバネ化し暴走した扶桑城(ふそうじょう)です。そのまま主人公が住む顕金駅に突っ込み、カバネが大量に流入し廃駅となりました。詳しい原因などは明らかにされていませんが、血まみれで押し寄せてきた時は、いくら砦を築いてもカバネには対抗できないんだと思い絶望するくらい悲惨だったのです。甲鉄城の次に最終目的にである、金剛郭に着く予定でした。一体何があったのでしょう。
克城
こちらが対カバネの先鋭部隊である、狩方衆が拠点とする克城(こくじょう)です。こちらは甲鉄城とは違い、戦闘用の蒸気機関車です。いくつもの砲弾が搭載され、焼夷弾を発射することができます。また、技術に特化にたバイクも搭載されており、民衆のヒーローのような存在です。部隊の中には、滅火(ほろび)や無名が在籍しています。親鍵は天鳥美馬(あまとり びば)が所有しています。
甲鉄城のカバネリ用語辞典とし活用!
いかがでしたでしょうか。【甲鉄城のカバネリ】これで全て分かる!特殊用語集!をご紹介しました。オリジナルアニメだと、どうしても特殊用語が多用化します。それを諦めるのではなく、調べてみるともっと深くまでアニメを楽しむことができますよ!もう一度甲鉄城のカバネリの見る際は、是非この【甲鉄城のカバネリ】これで全て分かる!特殊用語集!を活用してくださいね。